今年も7月は暑かった。そんな中、全国的に売れているのが「涼しさ」を
感じられる商品だ。扇風機やエアコンに加え、寝具など涼感グッズも好調。
飲料各社は相次いで缶チューハイなどを増産している。財布のヒモはまだ
固く消費全体では元気がないが、猛暑が少しだけ追い風になっている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000051-asahi-bus_all
総合スーパーのイオンリテールでは、扇風機の売り上げが7月1~20日で
前年の同じ時期より6割伸びた。これまでは2階の生活雑貨フロアに置いて
いたが、今年はより目立つ様に1階の食品フロア近くに移して売り場を拡大。
家電量販のビックカメラでも、扇風機やエアコンの販売が昨年の2割増しで
推移している。「かき氷器やアイスクリームメーカーなどの調理家電も、よく
売れる」と広報担当者。
布団の上に敷くと冷たい肌触りが感じられる寝具の販売も好調だ。イオンの
「トップバリュ アイスコールド敷パッド」は前年の2.4倍の売れ行きだ。
イトーヨーカ堂「セブンプレミアム クール敷パッド」の販売も2割増えた。
アパレル大手の三陽商会では、汗をかいても洗える「ポール・スチュアート」
の女性用ジャケットが好調だ。ウール製だが家庭で洗えるのが売り。7月は、
昨年売っていた同機能の商品より売り上げが8割増え、さらに販売の拡大を
見込む。
意外な商品も売り上げを伸ばしている。下痢止め薬の「正露丸」。製造販売
する大幸薬品の広報担当者は「水分を取りすぎたり、クーラーをつけたまま
寝たりすることで、胃腸に負担がかかっているのでは」。気温が23度から
1度上がるごとに売り上げが5%伸びるという。
下痢止め薬の「正露丸」が、気温が23℃から1℃上がるごとに、クーラー
かけすぎて下痢で、売り上げが伸びるとは。アイスやビールと同様、「風が
吹けば、桶屋が儲かる」式で、おもしろい。
この7月の猛暑効果で、ビールや缶チューハイ等飲料水、扇風機やエアコン
に加え、寝具など涼感グッズの販売が好調な事は、国内消費を押し上げる
ので7~9月期GDPをプラスに作用しそうで、OKです。
さて、日経平均は反発し、60円高の19985円の大引けでした。
(出来高 概算19.4億株の商いでした。)
今朝方NY市場、ダウが堅調/ナスが軟調で、売り先行展開も、好調決算の
企業株が、円高の中、評価/買われて日経平均はプラス圏を回復。後場に
節目の2万円を回復する場面もあったが、15円不足の終了でした。
日経平均の反発で、ボリンジャーバンド-2σ~ー1σレンジで、13週線を
上回っており、踏ん張り所です。明日も円高耐性を発揮するか、ポイント。
注目のNY市場、企業の業績期待からダウ高値更新、ナスも反発スタート。
どこまで値を上げるか注目です。
明日の日経平均、円高耐性を発揮して続伸し、2万円回復に期待したい。
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