日本株は、まれにみる乱高下を続けている。過去1週間、日経平均の1日平均
変動幅は591円と「リーマン・ショック」直後を上回りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150828-00000078-reut-bus_all
過剰流動性を背景とした金融相場の反動とは言え、まさにジェットコースターの
ような急落・急騰でした。
現在は自律反発局面にあるものの、市場心理が不安定化しており、再急落の
可能性があるとの見方も少なくありません。
今回の日本株の乱高下ぶりは、08年9月の「リーマン・ショック」と13年5月
「バーナンキ・ショック」の直後を上回ります。
過去1週間、日経平均の前日比は24日895円安、25日733円安、26日
570円高、27日197円高、28日561円高。
1日平均の変動幅は591円、平均変化率は3.17%となった。
「リーマン」直後の08年9月15~22日が平均321円(変化率2.7%)
「バーナンキ」直後の13年5月23─29日が385円(2.5%)であり、それを
大きく上回るボラタイルな相場となりました。
米ダウも過去1週間の1日平均は462ドル。変化率は2.83%と、3.39%
リーマン時より低かったが、変動幅は当時の374ドルを上回った(「バーナンキ」
時は62ドル、0.39%)。
過去と少し違うのは、過剰流動性の中で、グローバル金融相場の反動とも受け
取れ、新興国の不透明感が燻る中、短期ヘッジファンドの売りが半端じゃなかっ
たと言うことでしょうか。
さて、日経平均は、大幅に続伸し561円高の19136円の大引けでした。
(出来高 概算29.5億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、GDP改定値が予想を上振れ、上海市場の落ち着きもあって
大きく続伸した流れから、日経平均も上昇して始まりました。ザラ場の上海市場
堅調な流れもあり、日経平均は、上値追いをし500円以上の上昇となりました。
日経平均、19000円台回復で、来週に繋がった格好です。
日経平均の連日ギャップアップで、8/24空けたマド(19155~19435)
の下限となっており、来週にも、このマド埋めにチャレンジが期待されます。
注目のNY市場、利益確定売りからのスタートですが、底堅い展開となるのか、
注目されます。来週の日経平均、どこまで戻せるか期待も出てきます。
ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!
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