「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

0.05%の下げ惜しみ!

2008-10-31 18:24:45 | マ-ケット

今日は、日銀金融政策決定会合の結果に注目してましたが、0.2%引き下げて
0.3%に決定
しましたね。
昨日の段階で、市場は0.25%引き下げを織り込んでいましたから、超短期で
失望感とそれを見越した先物主導で、大引け前に急落したようです。

昨日、書き込みした杞憂。金利据え置きは、なかったので、暴落は免れました。
今日の下げも、通常なら暴落なんでしょうが、今月のジェットコースター相場で、
慣れた自分も怖いものがあります。

プレスリリースによれば、金利引き下げ、賛成4人/反対4人と出てましたので
際どい決定と斟酌したら、白川日銀総裁の会見リリースを読むと、違うようです。

8人の政策委員のうち、利下げに賛同したのは7人で、現状維持を主張したのが
1人であったと言う。0.3%への引き下げ反対した4人の3人は、引き下げ幅
0.25%を主張し、最終的に白川日銀総裁が0.2%引き下げを決定
した様です。

株や為替等の金融市場が大きく悪化してるんだから、市場が織り込んだ0.25%の
引き下げ、0.05%の下げ惜しみをする必要は、無かった様に思うがどうでしょう。

金融政策について、金融機関の体力が低下する中、流動性供給で支援するのは勿論
英断がほしかった。

と言うことで、日経平均は、大引けにかけ急落し452円安の8576円の大引け。
(出来高 概算27.8億株の商いでした。)

引き下げ幅0.05%の下げ惜しみで、為替市場は、結果として円買いに、また、
3連休前であったため、売り圧力へ走ったという所でしょう。

とりあえず、利下げ無しの最悪のシナリオを回避し、日米欧の協調利下げになった
から、来週、金融市場の安定となれば、日経平均9000円台の戻りを試す展開も。
月足ベースで、長い下ヒゲをつけてるので、03/4末の安値と中長期的なダブル
ボトムと見ることもできるかもしれませんね。

米、大統領選後のリバウンドに期待しましょうか。

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-----参考<10/31 ロイター>--------------------  
7年7カ月ぶり、景気を下支え
日銀は31日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、政策金利である短期金利
(無担保コール翌日物)の誘導目標を現行の年0.5%から0.2%引き下げ、年
0.3%とすることを決めた。米国発の金融危機による景気悪化懸念を受け、景気
下支えのために金融緩和が必要と判断し、利下げに踏み切った。

利下げは、01年3月に政策金利を年0.15%からゼロ金利に誘導する量的緩和
政策を導入して以来、約7年半ぶり。日銀の白川方明総裁が同日午後に会見し、
利下げの理由を説明する。

世界的な金融危機に対応するため、米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、政策
金利の0.5%引き下げを決め、欧州中央銀行(ECB)も来月6日に利下げに 踏み
切る公算が大きい。日銀が利下げを決めたことで、国際的な金融緩和の協調体制が
整うことになる。

このほか、会合では、日銀が金融機関から無利子で受け入れている準備預金に利子を
付けることも検討した。利子が付くと、金融機関はそれより低い金利で運用する必要
がなくなり、この利子が短期金融市場での事実上の下限金利となる。準備預金は日銀の
資金供給の原資となっており、政策金利の誘導目標を維持しながら大量の資金供給
が可能になる。

会合は年2回の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を策定し経済成長率と物価
上昇率の見通しを公表する。国内総生産(GDP)の実質成長率予測を08年度は、
0%台前半(従来予想1.2%)、09年度は0%台後半(同1.5%)に大幅下方修正し
景気停滞が長引くとの判断を示す公算が強い。

日銀は10月8日の米欧協調利下げに同調しなかったが、その後に円相場は1ドル=
90円台と13年ぶりの円高水準に急騰し、日経平均も26年ぶりに一時7000円を
割り込んだ。景気が一段と後退色を強める懸念が広がり、利下げに転じた。
政府も国際協調の観点などから利下げに期待感を表明していた。     【斉藤望】
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/mainichi-2008103100e083/1.htm


 



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