「いつも、こうなんだからぁ」と、自虐的に語るのは某小規模証券ディーラーの
Ｔ氏。「プレステ４が好調だの、自動運転車向けのカメラセンサーが有望だとか、
無人飛行機を開発中などと、散々いい話を聞かされて、その挙句に無配転落
とは。
ハシゴ外しもいいところ。これで何度、裏切られてきたことか……」。
ヤリ玉に挙げられているのはソニー。１７日の取引終了後、２０１５年３月期
業績見通しの減額修正と無配転落を発表した。モバイル・コミュニケーション
事業の営業権の減損処理のため1800億円の追加損失を計上。それに伴い、
従来の1400億円の営業黒字予想から一転して400億円の赤字へ転落し、
最終損益段階で損失幅が従来計画の500億円から2300億円へ拡大する
見込みだ。配当については、これまで「未定」としていた。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140917-00010003-shikiho-bus_all
無配転落は、さすがにインパクトがあり、明日は、寄り付かないかもしれません。
ただ、２００３年４月末の再来には、ならないことを祈りたい。
さて、日経平均は小幅に続落し２２円安の１５８８８円の大引けでした。
（出来高 概算１８．９億株の商いでした。）
今朝方のＮＹ市場、上昇しており、寄り付きに高く始まった日経平均ですが、
本家の米よりＦＯＭＣを見極めたいのか、膠着感のある中、上げ幅を縮め、後場
小幅安のまま、終了しました。
日経平均の続落により１５９００円割れとなっていますが、高値圏での持ち合い
継続です。冒頭のソニーショックがマーケット全体に及ぼす影響は軽微と見たい。
注目のＮＹ市場、小幅高の推移で、ＦＯＭＣ声明を受け、終了時どうなるか。
明日の日経平均、ソニーショックを吹き飛ばす、イベント通過であってほしい。
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