今日、三菱重工業と日立製作所が、火力発電分野を中心とする発電関連
事業の統合で基本合意したのは、需要が見込まれる新興国で海外メーカー
との競争に打ち勝つことが目的の様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000089-mai-bus_all
両社の強みを生かした統合で、電力システム事業者として競争力をつける
狙いが大きい。国内では大きな成長が望めない中、「日本企業で消耗戦を
するより、大きくなって海外の強豪と戦っていく」(三菱重工の大宮社長)との
判断につながりました。
「製品や販売で大変な補完効果がある」--。大宮社長は今日のの記者会見で
こう強調しました。
三菱重工は、火力発電では天然ガスなどを燃料にした大型のガスタービン発電
装置に定評があり、東南アジアや中東に強い販売基盤を持つ。一方、日立は
中小型のガスタービンが主力で欧州やアフリカの販売に強みを持っている。
これらが補完関係にあるわけです。
因みに、重工や日立の株価、この話を好意的に受け止めて↑してます。
10年先を見据えた統合で、東芝始め、他社が同動くか、注目されます。
さて、日経平均は、反発し92円高の9400円の大引けとなりました。
(出来高 概算18.1億株の商いでした。)
NY市場、「断崖の壁」をめぐる不安が緩和され、戻りを試す動きの中、
日経平均も底堅い動きの中、為替の円高一服で、終値9400円台回復。
注目のNY市場、小幅高のスタートで、このまま終了するかポイント。
明日の日経平均、9400円台維持となるか、チャレンジです。