今日、外国為替市場は、円を売ってドルを買う動きが強まり、6カ月半
ぶりの円安水準を付けました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121115-00000074-mai-bus_all
昨晩に書き込み予想した展開が、功を奏した格好です。
来月予定される衆院選後、強力な金融緩和を主張する安倍晋三総裁の
自民党を中心とする新政権が誕生するとの見方が広がったことが要因に
なったようです。
安倍氏は、この日の講演で無制限の金融緩和や年2~3%の物価目標の
設定などに言及。市場は大きく反応すると同時に、中央銀行の独立性を
危ぶむ声も上がりました。
日銀の独立性も大事ですが、プライオリテイから言えば、日本沈没を
防ぐデフレ脱却や経済下支えが重要なことは、中学生でもわかります。
「来年は日銀総裁が代わる時期だが、それを待っている暇はない」。
安倍氏は、15日の東京都内の講演でこう述べた。白川総裁の任期は
来年4月8日。
現行法では、政府が総裁を解任することは不可能だが、市場では「来年1
~2月に白川総裁が交代するという観測が海外勢を中心に浮上。円売りの
材料になった」(為替ストラテジスト)ようです。
民主党政権で、できないコメントを安倍氏が早くもやってくれました。
経済界/企業人/投資家は、歓迎すべきことです。
さて、日経平均は、大幅に続伸し、約165上昇の8829円の大引け。
(出来高 概算22.2億株の上昇しての大商いで、歓迎です。)
冒頭のコメントを反映し、NY市場が軟調の中、為替の円安がシフトし、
東京市場は好感された格好です。
日経平均は、急騰により、節目8700円超えから、今月SQ値8745円、
8800円台を回復しました。
チャート上も、5日移動平均線(8717円)上に浮上し、テクニカル的に
良化しています。
注目のNY市場、さすがに自律反発してよい水準ですが、どう反応するか
注目です。
明日の日経平均、週末ですが3連騰へチャレンジです。