「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4月第4週 相場展望と予定

2012-04-22 21:45:09 | 相場展望

            
4/16~週の東京市場は、欧米の動向に、いつもながら左右され、膠着感
ある1週間となりました。

米国では、景気の改善傾向があるものの、雇用情勢の改善ペースが鈍化して
近い将来、QE3の可能性を示唆することになりました。これは、為替の円安
方向を若干打ち消すものとなっています。  また、欧州では、スペインなど
財政問題が再燃され、スペイン債の入札が順調に進むか、注目されました。

週末にかけ、スペイン債の無事 通過やG20でIMFへ拠出が4千億ドル超に
なるとの思惑から、週末の欧米市場は、下げ止まった格好です。

結局、日経平均は、1週間で76円下落(↓0.8%)の9561円の大引けと
なりました。
 
4月第4週(4/23~4/27)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

国内では、週末の日銀金融緩和決定会合で、追加緩和する可能性があり、また
米国でもFOMCが開催され、金融政策の舵取りに注目です。方向性として、
資金流動性が高まる中、日米とも企業決算が本格化して、これに業績相場が
反映されるかポイントになりそうです。

国内についての慎重な見通しについては織り込み済みで、自動車やハイテクは
ポジティブな決算見通しに期待したいところ。連休前とは言え、金融政策期待も
あり、下値は限定的と見ておきたい。

日経平均、4月第4週(4/23~4/27)レンジは、9500円~9800円程度を
想定しています。

1.4月第4週(4/23~4/27)主なイベントと予定
 4/23
 日本 2月景気動向指数改定値
 日本 3月全国スーパーマーケット売上高
  米   コノコ・フィリップス、ゼロックス、D.R.ホートン 各決算
   豪   第1四半期生産者物価指数
 EU  4月製造業/サービス業PMI
  EU  2011年財政赤字の対GDP比
 4/24
 日本 4月中小企業景況判断
 日本 社宅サービス、フリービット等 株式分割権利付最終日
 日本 花王、ヤフー、日本電産など、決算発表
 日本 参院財政金融委、AIJ浅川社長、証人喚問
  米   米国FOMC(~4/25)
  米   2月S&Pケースシラー住宅価格指数
   米   4月消費者信頼感指数
  米   3月新築住宅販売件数
  米   米国債入札 2年債(350億ドル)
  米   テキサス・インスツルメンツ、アップル、AT&T、3M
       アムジェン 各決算 
  豪  第1四半期消費者物価指数
 4/25
 日本 こころネット新規上場
 日本 キヤノン、ファナック、KDDI、イビデン、日立建機 各決算
 日本 気象庁、3カ月予報(5~7月)
   米   3月耐久財受注
  米   FOMC政策金利・最新の経済見通し発表
  米   バーナンキFRB議長の記者会見
  米   米国債入札 5年債(350億ドル)
  米   キャタピラー、ボーイング 各決算
  NZ   NZ政策金利発表
  オ   オセアニア市場は休場(アンザックデー)
  英   第1四半期GDP速報値
 4/26
 日本 ユニバーサル園芸 新規上場
 日本  TOPIXリバランス実施
 日本 任天堂、ソフトバンク、JR東、JT、コマツ、アドテスト決算発表
 日本 小沢一郎、民主党元代表 東京地裁判決
 日本  「渋谷ヒカリエ」開業
 韓国 1~3月GDP
  米   米新規失業保険申請件数(~4/21までの週)
  米   3月シカゴ連銀全米活動指数
  米   3月中古住宅販売成約指数
  米   エクソンモービル、ペプシコ、アマゾン、フォード
      スターバックス、ダウ・ケミカル 各決算
  4/27 
 日本 3月完全失業率
 日本 3月有効求人倍率
  日本 3月全国消費者物価指数
 日本 日銀政策金利発表
 日本 白川日銀総裁の記者会見
  日本 日銀、4月展望リポート
 日本 チャームケア 新規上場
 日本 新日鉄、NEC、シャープ、野村、ドコモ、郵船
  米   第1四半期GDP速報値
  米   米国債7年債(290億ドル)
  米   シェブロン、メルク 各決算
  独   5月GFK消費者信頼感調査

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/20)

 20日のNY市場、ドル円、クロス円はNY時間に入って伸び悩んだものの
 底堅さは維持した。火曜日以降、円安の動きが続いていたことから調整の
 動きも出たようだが、下押す動きまでは見られなかった。

 スペインへの懸念は根強い中、スペイン債利回りは上昇が続いていたが、
 ユーロも堅調に推移。ロンドン時間に発表になったドイツの経済指標が
 強かったことから、ECBの利下げ観測が後退している模様。
 
 ワシントンで開かれていたG20が閉幕し声明が伝わっていたが、最注目の
 IMF財源増強については、4300億ドル超を確約する内容となっている。
 4000億ドル程度と見られていたことから、まずまずの金額ではある。
 ただ、IMFが当初求めていた5000億ドルには近づいておらず、ある程度の
 想定範囲内であることから、市場の反応は限定的となっている。
 
 ドル円は伸び悩む動きとなったものの、底堅い動きは継続しており、来週の
 日銀による追加緩和期待がサポート。ただ、21日線が控える81.80水準には
 依然慎重で、81.80から82.00の間には売りオーダーも並んでいた模様。
  ただ、下げも81.50のサポート水準で止まっている。
 
 ユーロ円は108.00水準で上値を止められたものの、107円台後半でしっかり
 とした動きが続いた。3/21-4/16の下降波のフィボナッチ38.2%戻しの水準
 であり、かつ、先週上値を抑えられたポイントである107円台前半の水準は、
 きょうの上昇で突破してきている。

 きょうの21日線は107.90/00水準にあり、トライし始めたといったところだが、
 チャート的にはダブルボトムも形成され反転の期待感は高まる。しっかりと
 108円台を回復できるようであれば、直近高値の111円台が視野に入る。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=145397

 米国債利回り
   2年債            0.266(+0.000)
   10年債          1.958(-0.009)
   30年債         3.118(-0.003)
    期待インフレ率    2.241(+0.025)
                    *期待インフレ率は10年債で算出
 
 20日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になったドイツの経済
 指標が底堅い内容となったことで、リスク回避の雰囲気は一服し、序盤は
 上昇して始まった。しかし、来週にFOMCを控えていることや、株価も伸び
  悩んだことから、終盤に失速している。
 
 10年債利回りは1.99%台まで上昇後、1.95%に低下している。
  2-10年債の利回り格差は+169(前日+170)
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=145393
3.NY株式市場 結果(4/20)

 NY株式20日
   ダウ平均      13029.26(+65.16 +0.50%)
   S&P500       1378.53(  +1.61 +0.12%)
   ナスダック        3000.45(  -7.11   -0.24%)
    CME日経平均   9605    (大証比:+45 +0.47%)
 
  20日のNY市場、ダウ平均は反発。この日発表になったドイツの経済指標が
 底堅い内容となったことや、マイクロソフト、GEの決算が好調だったこともあり、
  リスク選好の動きが優勢となった。ダウ平均は一時118ドル高まで上昇する
  場面も見られたものの、終盤にかけて、ハイテク株中心に売りが広がり伸び
  悩んでいる。
 
 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトが4%上昇した他、GE、トラベラーズが上昇。
 反面、バンカメ、JPモルガンといった金融株は軟調な動きが続いている。
 
 個別に寝具メーカーのテンピュールペディックが20%急落。予想を大きく下回る
 業績見通しが嫌気された。
 
 ナスダックは続落。マイクロソフトが上昇した他は、利益確定売りが優勢と
 なっている。
 アップルの下げが指数を圧迫。また、冴えない決算を発表したサンディズクは
 11%大幅安となっている。
 
 ソフトウェア開発のインチュイトが商いを伴って下落。1-3月期の業績が事前
 予想に届かないと可能性を示唆したことが嫌気されている。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=145392

4.NY市場、原油先物5月限、金先物6月限 各結果(4/22)

 NY原油先物5月限(WTI)(終値)*最終売買日
   1バレル=103.05(+0.78 +0.76%)
 NY原油先物6月限(WTI)(終値)
   1バレル=103.88(+1.16 +1.12%)
 
 20日のNY原油先物相場は反発。この日発表になったドイツの経済指標が
 底堅い内容となったことや、マイクロソフトの決算が好調だったことで、
 リスク選好の動きが優勢となった。
 
 為替市場でユーロドルの買いが優勢となる中、この日が最終売買日となった
 5月限は買いが強まり、一時104ドル台まで上昇している。最終売買日という
 こともあり、終了間際に調整の売りが強まったものの反発して取引を終終了。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=145386

 NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=1642.80(+1.40 +0.09%)
 
 20日のNY金先物相場は小幅続伸。この日はリスク選好の雰囲気が優勢と
 なったものの、金は安全資産買いの需要後退もあり、前日付近での揉み合いと
 なった。              http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=145387


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