「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

デフレ脱却への閣僚会議で、日銀法改正したら!?

2012-04-09 23:58:16 | 政治に物申す

        
今日、野田首相は国家戦略会議で、デフレ脱却や経済活性化に向けた関係
閣僚会議を戦略会議の下に新設することを明らかにしました。

月内に初会合を開き、古川経財相が中心となって、物価動向など経済状況を
点検します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000079-reut-bus_all

日銀の白川総裁もオブザーバーとして出席します。(このオブザーバ意識は、
現行の日銀法にありそうです。後述します。

野田首相は 「デフレは、10年以上にわたる大きな課題。デフレ脱却と経済
活性化に向け、体系的に経済政策を構築すると共に、物価等経済状況の点検
を行う」 と、新会議設置の狙いを説明しました。

戦略会議終了後に会見した古川経財相は、長引くデフレについて「生産から
所得、民需へと結びつく好循環が実現せず、さらにデフレ圧力が続く根強い
構造がある」と指摘。「(新たな)会議での検討を通じ、デフレを生みやすい
日本の経済構造にしっかり対処したい」と話しました。

新会議に古川経財相と藤村官房長官、安住財務相、枝野経産相、自見金融相が
出席します。協議結果の取りまとめや開催頻度は「会議の中で決める」と言って
ます。(古川経財相)

この際、与野党で、日銀法の改正をして、日銀に仕事をしてもらった方が
いいように思います。

欧米主要国である中央銀行の金融政策は「手段」の独立性を持ち、「目標」の
独立性を持っていないのに、日銀は、金融政策のすべての独立性を持っている
と解釈しており、これを解消した方がいいでしょう。政府が日銀に目標を与えて
日銀に達成義務を課せば、日銀も評論家のような仕事は、しなくなるでしょう。

この際、世界金融のデファクトスタンダードに、法改正すべきと思います。

さて、日経平均は、5日続落し142円安の9546円の大引けでした。
(出来高 概算16億株の薄商いとなりました。)

先週末のNY株式市場は休場でしたが、米雇用統計の悪化を受け、為替が大きく
円高にシフトし、さらに週明けのNY市場の下落を先取りし、売り優勢の展開に
なりました。

日経平均は、ボリンジャーバンドー2σのボトム形成を意識したトレンドとなり、
そろそろリバウンドを試すタイミングに入っったかもしれません。

注目のNY市場、やはり、雇用統計を受け軟調なスタートですが、下落幅は終了時
限定的となるか、ポイントです。バーナンキFRB議長の講演でのコメントに注目
です。

明日の日経平均、今晩のNY株式市場の下落を織り込み、反発タイミングと読んで
いますが、日銀の追加金融政策に一歩踏み込んだ施策が求められます。できれば、
昼過ぎに追加金融緩和を実施するコメントを出せば、少し仕事をしたことに・・。

「現状維持」だとしたら、総裁職を降りてもらった方が、日本のためでしょう。


    ☆各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

   

    にほんブログ村   

    株式投資ランキング