今日 経済会の重鎮、経団連 米倉会長は、会見で、菅政権について「実行力、
判断力すべてもの足らない」と改めて強い不満を示した。と伝えています。
震災復興基本法案について「復興方針を決めただけで、特区や復興庁設置
には新たな法律が必要になる。」と指摘。「スピードが求められているときに、
何を悠長なことをしているのか」と批判しました。
第２次補正予算はじめ、いくつも重要な法案がある中、震災復興法案しか
成立しないとは、政治・政策が停滞している証拠でしょう。
税と社会保障の一体改革案については、消費税率の引き上げ反対で進展が
見られません。震災ショック継続の最中、消費増税をぶち上げたら、間違いなく
景気失速になります。
この際、戦後最大危機の中、赤字国債の発行も止むを得ないと思いますが、
いかがでしょうか。
それにしても、菅首相の首を代えても、民主党の政策実行に期待を持てない
状況となっている点が、気になります。
さて、日経平均は、小反発し約３円上昇の９３５４円の大引けでした。
（出来高 概算１６．２億株の薄商いでした。
週末のＮＹ市場の続伸を受け、前場に９４００円台を回復した株式市場も
後場に、ユーロ安になると、ギリシャ債務問題の蒸し返しで、先物主導で
売りが入った格好です。
日経平均は、小反発したものの、ローソク足は連日の陰線となり、５日移動
平均線（約９４４８円）が遠ざかった格好です。
またまた正念場の到来です。
注目のＮＹ市場、序盤は売買が交錯して、下落スタート後、水準を戻しており
プラス圏となっています。
明日の日経平均、正念場ですが、小幅続伸を想定しています。
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