「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日米連動に ”異変 ”!?

2010-06-19 20:01:42 | 相場展望

       
南アフリカWC杯、対オランダ戦まで、もう少しでキックオフ。勝機があるとすれば、
奇跡的なディフェンスで 相手を0点に抑える1 vs 0のスコアでしょうか。

ミラクルを信じ応援するということで、土曜の晩は、サムライJapanを鼓舞し、
応援する歌、EXILEの「GOING  ON」をBGMに表題をアップします。
EXILE 「GOING ON」    13/06/2010


市場参加者の厚みの乏しさを示すものか・・・。このところ、日経平均の日中
値幅の小幅化が指摘されている。

例えば、前週末11日、日経平均162円高の急伸日であるにも関わらず、
日中の高値と安値の差は「91円」に留まり、また、週明け14日に至っては
174円高しながら立会い中の値幅は、わずか「62円」。

要するに、朝方の寄り付き段階で、大きくマドを開けて株価形成し、その後は
動意薄のまま小動きに終始する、と言ったパターン。

これも企業業績は 「輸出」 頼み、株式需給は 「外国人」 頼み、相場形成も
「米国市場」追随型 - という、少々情けない構図を反映したもの、という事に
なろうか。

とはいうものの、最後の「米国市場追随」に関して言えば、6月に入って若干の
”異変”も生じている。もちろん、グローバルマネーにとってのメーンマーケットは
ニューヨーク。米国株が上がれば、その分、リスク許容度高まって他市場に
資金を振り向ける余裕も生じるはずです。

ところが、前週8-10日の日経平均が3日連続で「前夜のニューヨークダウの
暴落」と逆の結果となった。4日も含めれば、5日間に4回も逆の目が出たわけだ。

        日経平均(円)    NYダウ平均(ドル)
  6/1   ▼ 56.87     ▼112.61
  6/2   ▼108.59     △225.52
  6/3   △310.95     △  5.74
  6/4   ▼ 13.00     ▼323.31
  6/7   ▼380.39     ▼115.48
  6/8   △ 17.14     △123.49
  6/9   ▼ 98.81     ▼ 40.73
  6/10  △103.52     △273.28
  6/11  △162.60     △ 38.54
  6/14  △174.60     ▼ 20.18
  6/15  △  8.04     △213.88
  6/16  △179.26     △  4.69
  6/17  ▼ 67.75     △ 24.71
  6/18  ▼  4.38     △ 16.47

上記 表は、6月に入ってからの日経平均とニューヨークダウの各前日比騰落を
示したもの(5/31は米国市場休場)。

「日→米」と「米→日」の連動性を見ていくと「米→日」の騰落一致が13日間
で6回に留まったのに対し、「日→米」は、14日間で10回の一致を見ている。

もちろん、これをもって「東京市場の動向がニューヨーク市場に影響を与えた」
と言ったバブル期のような発想で語るには無理がある。せいぜい「ニューヨーク
市場の先行指標になった」といった評価だろうが、ともあれ「単純な写真相場」
ではないところを見せた、と言えるだろう。

今回、前評判の低かったサッカー日本代表がW杯初戦で、見事カメルーンを破っ
たように、日本株もニューヨーク離れした独自の上昇相場展開に期待したい所 。

今月下旬にかけては、「株主総会シーズンを控えた上げ賛成ムード」といった、
日本独自の需給好転要因も想定されている。それが、いいことなのかどうかは
また別の話だが・・・。                   (参考:日本証券新聞10/06/16)


さて、来週以降、Wボトムから上放れて、買い優勢になるか、注目です。

NY市場が方向感を欠いてはいるものの、市場予想を下回る経済指標を乗り越え
堅調展開を見せているところを見ると、東京市場においても買いスタンスが有利
になるかもしれません。

下値に関しては、25日移動平均線割れまで、強気筋の押し目買いが支える様な
気がします。

投資戦略としては、好業績銘柄や新値追いの「好調銘柄」へ資金シフトが期待
できるかもしれません。

それでは、また。

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