南アフリカWC杯、対オランダ戦まで、もう少しでキックオフ。勝機があるとすれば、
奇跡的なディフェンスで 相手を0点に抑える1 vs 0のスコアでしょうか。
ミラクルを信じ応援するということで、土曜の晩は、サムライJapanを鼓舞し、
応援する歌、EXILEの「GOING ON」をBGMに表題をアップします。
EXILE 「GOING ON」 13/06/2010
市場参加者の厚みの乏しさを示すものか・・・。このところ、日経平均の日中
値幅の小幅化が指摘されている。
例えば、前週末11日、日経平均162円高の急伸日であるにも関わらず、
日中の高値と安値の差は「91円」に留まり、また、週明け14日に至っては
174円高しながら立会い中の値幅は、わずか「62円」。
要するに、朝方の寄り付き段階で、大きくマドを開けて株価形成し、その後は
動意薄のまま小動きに終始する、と言ったパターン。
これも企業業績は 「輸出」 頼み、株式需給は 「外国人」 頼み、相場形成も
「米国市場」追随型 - という、少々情けない構図を反映したもの、という事に
なろうか。
とはいうものの、最後の「米国市場追随」に関して言えば、6月に入って若干の
”異変”も生じている。もちろん、グローバルマネーにとってのメーンマーケットは
ニューヨーク。米国株が上がれば、その分、リスク許容度高まって他市場に
資金を振り向ける余裕も生じるはずです。
ところが、前週8-10日の日経平均が3日連続で「前夜のニューヨークダウの
暴落」と逆の結果となった。4日も含めれば、5日間に4回も逆の目が出たわけだ。
日経平均(円) NYダウ平均(ドル)
6/1 ▼ 56.87 ▼112.61
6/2 ▼108.59 △225.52
6/3 △310.95 △ 5.74
6/4 ▼ 13.00 ▼323.31
6/7 ▼380.39 ▼115.48
6/8 △ 17.14 △123.49
6/9 ▼ 98.81 ▼ 40.73
6/10 △103.52 △273.28
6/11 △162.60 △ 38.54
6/14 △174.60 ▼ 20.18
6/15 △ 8.04 △213.88
6/16 △179.26 △ 4.69
6/17 ▼ 67.75 △ 24.71
6/18 ▼ 4.38 △ 16.47
上記 表は、6月に入ってからの日経平均とニューヨークダウの各前日比騰落を
示したもの(5/31は米国市場休場)。
「日→米」と「米→日」の連動性を見ていくと「米→日」の騰落一致が13日間
で6回に留まったのに対し、「日→米」は、14日間で10回の一致を見ている。
もちろん、これをもって「東京市場の動向がニューヨーク市場に影響を与えた」
と言ったバブル期のような発想で語るには無理がある。せいぜい「ニューヨーク
市場の先行指標になった」といった評価だろうが、ともあれ「単純な写真相場」
ではないところを見せた、と言えるだろう。
今回、前評判の低かったサッカー日本代表がW杯初戦で、見事カメルーンを破っ
たように、日本株もニューヨーク離れした独自の上昇相場展開に期待したい所 。
今月下旬にかけては、「株主総会シーズンを控えた上げ賛成ムード」といった、
日本独自の需給好転要因も想定されている。それが、いいことなのかどうかは
また別の話だが・・・。 (参考:日本証券新聞10/06/16)
さて、来週以降、Wボトムから上放れて、買い優勢になるか、注目です。
NY市場が方向感を欠いてはいるものの、市場予想を下回る経済指標を乗り越え
堅調展開を見せているところを見ると、東京市場においても買いスタンスが有利
になるかもしれません。
下値に関しては、25日移動平均線割れまで、強気筋の押し目買いが支える様な
気がします。
投資戦略としては、好業績銘柄や新値追いの「好調銘柄」へ資金シフトが期待
できるかもしれません。
それでは、また。
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