昨晩のブログで、民主党が今国会の会期を延長せず(16日閉幕)、参院選は、
6/24公示、7/11投開票の日程で進めるかも、と書きましたが、そのシナリオ
通りの展開となりました。
亀井金融・郵政担当大臣は、郵政改革法案の審議が白紙になったとして、辞任
する事になりました。亀ちゃん「男の美学」を貫くと言ってますが、参議院選挙を
睨み、連立維持し 郵政関係の票獲得も視野に入れての出処進退です。
尚、後任大臣は、自見国民新党幹事長で、地味な感じと言うより、ひょうきんな
顔立ちの印象です。参院選挙次第で、ワンポイントの登板になるでしょう。
今日から南アWCが1ヶ月に渡り開催されますが、日本代表の3連敗との前評判
もあり、開き直って 1勝あげたらサプライズでしょう。
ところで、富士通と東芝は、携帯電話事業を統合する方向で交渉中とプレス各紙が
伝えています。
両社で、共同出資会社を設立して、それぞれの携帯事業を統合する案が有力で、
富士通、東芝折半で、出資する様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100611-00000823-reu-bus_all
両社の携帯事業の統合が実現すると、国内出荷シェアでシャープに次ぐ、2位の
携帯メーカーになる見込みで、携帯ハード会社も、生き残りに懸命で戦国時代です。
最近の高機能化する携帯端末を、シナジー効果の開発力で強化し、海外市場への
進出を図るねらいがあるようです。
因みに調査会社MM総研によると、09年度の国内出荷台数は、首位シャープが
903万台、2位パナソニックが520万台、3位は富士通で518万台でした。
東芝は8位の126万台で、両社を合算すると644万台となり、シャープに次ぐ
規模になります。
さて、日経平均は、続伸し162円高の9705円の大引けでした。
(出来高 概算28.2億株の商いでした。6月限日経平均先物/オプション最終
決済に関わる日経平均SQ値は、9747.59円でした。)
今朝方のNY市場が大幅上昇の堅調さ。また、欧州市場も財政懸念が一服し、
ユーロの買戻しと円安に動き、日経平均の上昇につながりました。
ただ、SQ値が9747円と高く、これに上値を抑えられた格好ですが、来週に
つながる展開になっています。
亀井郵政・金融担当相の辞任も、郵政改革法案の見送りで、マーケットに好感
される流れが続きそうです。
週末のNY市場、さすがに上昇一服でしょうが、底堅い展開なら、週明けの日本
市場にも追い風になりそうです。
そのNY市場、5月小売売上高は、-1.2%(予想、0.2%)と期待外れ結果で、
週末要因と重なり、売り優勢からのスタートです。
この後、6月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表もあり、予想通りの着地なら
大崩れにはならない展開を予想しています。
週末のNY市場が調整しても、週明け日本市場は、6/14発売の「四季報」が
手掛かりとなり、為替の円高一服が継続するようなら、案外底堅い展開になる
かもしれません。
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