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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

3月第1週 相場展望と予定

2020-03-01 23:56:53 | 相場展望

    歓迎カエル 
2月最終週の日経平均は、3週連続で下落した。新型コロナウイルスの感染
拡大が、中国から世界各国へと広がりを見せ、5大陸すべてで感染者がでて
しまった。中国から韓国、イタリア、イラン等、都市封鎖の動きがでており
国によって、パンデミック商状。そんな中、米国がリーマンショックを凌ぐ
下落で、東京市場を追従した格好だった。

国内は、週明けにイベント、スポーツ、コンサートなど開催の延期、中止の
要請がある中、2/27に安倍首相の政治判断で、3月から春休みまで、小
中高校の休校要請が出され、唐突感ある表明があり、週末の日経平均は一時
1000円余り下落する場面もあった。米国では、大幅な利下げ観測もあり、
為替の円高で108円台にシフトし、売りが売りを呼ぶ商状となった。

新型肺炎の感染が、韓国、イタリアなど感染者増が他国へ波及すれば、世界
実体経済への悪影響が現実味を帯び、各国が非常事になる事が懸念されます。

結局、日経平均は、週間で2243円下落(↓9.59%)21142円
なった。

さて、3月第1週(3/2~3/7)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、続落。3月相場入りとなるが、日米中の経済指標、個別
企業の月次売上高の開示で、新型コロナウイルスによる影響がどの程度出て
くるかポイントです。

国内は、コロナウイルス感染者推移とそれに伴う政府、日銀の特例の財政金融
政策の表明等があるのか、注目。

また、海外は、米での3/2のISM非製造業景況指数、3/4の2月ADP
雇用者者数、ISM非製造業景況指数や3/6の米雇用統計に注目です。
また、中国での3/2の2月財新製造業PMI、3/42月財新サービス業
PMI、3/5の2月財新サービス業PMI等にも注目です。

今週は、悪い経済指標が予想される中、米での感染拡大がみられるか、中国で
増加がゆるやかになるか、新型コロナウイルスの感染状況が、経済活動に影響
与えるので、この数値に注目しています。

新型ウイルス関連のニュースとNY市場が、日経平均の動向に強く影響を与え
波乱含みの相場展開が続きそうである。

ただ、日経平均は、PBRが1倍に近づいており、企業解散価値を下回る所で
押し目が入る事を想定したい。

新型コロナウイルスの感染拡大は、市中感染へと拡大の勢いが、減ってくる様
だと、売られ過ぎの買戻しも入りかもしれません。

休み明け、為替が108円程度の円高で収まる様なら、21000円台でおさ
まる相場展開を想定したい。

業績のしっかりした、インバウンドやサプライチェーンの影響が少ない銘柄で、
連れ安した押し目を物色する戦術が続きよさそうです。

日経平均、3月第1週(3/2~3/6)レンジ、20800 ~21900円 
程度を想定しています。

1.3月第1週(3/2~3/7)主なイベントと予定
 3/2
 日本 伊藤園、ロックフィールド、HIS 各決算
 日本 カーブスHD IPO 
  米  2月ISM製造業景況指数
 中国 2月財新製造業PMI
 イス イスラエル総選挙
 3/3
 日本 ダイサン、巴工業、タカショー 各決算
 日本 2月国内ユニクロ売上速報
  米 2月自動車販売
  米 ターゲット、コールズ 各決算
  米 シカゴ連銀総裁、質疑応答
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米  大統領選スーパーチューズデー 
  豪 中銀政策金利
  韓 第4四半期韓国GDP
 マレ マレーシア中銀政策金利
 3/4
 日本 DyDo、タカショー、ウチダエスコ、内田洋行、アインD、泉州電
    各決算
 日本 Kids Smile HD IPO
  米 2月ADP雇用統計
  米 2月ISM非製造業総合景況指数
  米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米 セントルイス連銀総裁、挨拶
 中国 2月財新サービス業PMI
  豪 第4四半期GDP
 ブラ 第4四半期ブラジルGDP
 3/5
 日本 積水ハ、ラクーンHD、アルチザ、トップカル 各決算
  米 1月製造業受注
  米 第4四半期労働生産性
  米 クローガー 決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 NY連銀総裁、講演
 中国 2月財新サービス業PMI
  英 カーニー英中銀総裁、講演
  世 OECD 
  世 OPEC臨時総会
 3/6
 日本 日駐、ファーマフーズ、鳥貴族、ソフトウエア―サ、クミアイ化学、
    ハイレックス、カナモト 各決算
 日本 きずなHD、ウイルテックHD 各IPO 
  米 2月雇用統計
  米  1月貿易収支
  米  1月消費者信用残高
  米 コストコホールセール 決算
  米 シカゴ連銀総裁、イベント参加
  米 クリーブランド連銀総裁、イベント参加
  米 セントルイス連銀総裁、イベント参加
  米 カンザスシティー連銀総裁、イベント参加
  米 NY連銀総裁、ボストン連銀総裁、イベント参加
  世 OPECプラス会合
 3/7
 中国 2月貿易収支
 中国 2月外貨準備高

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/28)
 ドル円は一時107円台半ば近くと、ドル売り円買いの動きが加速した。
 ロンドン市場で下値を支えた108円台半ばでいったんは下落を抑えたが、
 その後割り込むと売りが加速。108円ちょうど近辺にも買いが入って
 いたが、戻りが鈍く大台を割り込むと、ストップを巻き込んでの売りが
 強まり、107円台半ば近くを付けた。

 米債利回りの低下が優勢でドル売りが強まる場面も、米2年債、10年債
 の大きな下げが重石となった形に。
 米2年債は一時0.85%割れと、0.2%近く下げている。
 米10年債も史上最低水準をはっきりと更新する流れ。新型コロナウイルス
 感染拡大懸念が世界的に広がる中で安全資産の米債の買いが強まる展開と
 なっている。

 パウエルFRB議長が新型コロナウイルスの感染拡大懸念での利下げの
 可能性を示したことも大きなドル売り材料となった。
 市場では3月のFOMCでの利下げを見込む動きが一気に広がっており短期
 金利市場ではほぼ織り込みが済むような格好となっている。

 米株式市場も不安定な動きとなった。昨日1000ドル超の下げとなった
 ダウ平均株価指数は、今日も寄り付きから大幅安となり、一時1100ドル
 近い下げに。
 
 節目の25000ドルを大きく割り込む動きを見せたが、下げ一服後に一転
 して安値から800ドル以上も戻すという動きに。しかし、そこから再び
 700ドルの下げと、大きな振幅が続いた後、引けにかけて買いが強まり、
 25400ドル台と、安値からは700ドル以上下げ幅を縮めての引けに。
 ナスダックはプラス圏まで戻して引けている。こうした不安定な株の動きも
 円高につながる格好となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/135196

 米国長期金利
  2年債   0.927(-0.135)
  10年債 1.160(-0.101)
  30年債 1.681(-0.077)
 
 NY長期債利回りが大きく低下する展開となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大懸念が世界的に広がる中で、安全資産と
 しての米債を買う動きが一気に加速した。ここに来て今月の米FOMC
 (連邦公開市場委員会)での利下げを見込む動きも広がっており、こちら
 も利回り低下に寄与した。

 米2年債利回りは心理的にも抵抗が大きいと見られた1.0%をあっさりと
 割り込み、さらに大きく下落。0.90%、0.85%と下げが進み、一時0.8459%
 まで低下する展開となった。引けにかけて調整が入ったものの、0.9289
 %で引けている。
 
 2年債はリスク回避に加え、10年債などに比べて利下げ影響を強く受ける
 ことから利回りの低下(債券価格の上昇)が強まった。2月20日ごろまでは
 1.40%、今週初め時点でも1.3%を付けていた所から大きく利回り水準が
 低下する格好となった。

 米10年債利回りも低下が続き、一時1.1143%迄。史上最低水準を大きく
 更新する展開が続いている。10年債は今月一時1.7%近くを付けた。
 今週初めでも1.4%台を付けており、そこからの低下。低下幅としては
 相当に大きいが、2年債の動きがより大きく、金利のカーブとしては
 ステーブル化している。
 https://fx.minkabu.jp/news/135193 

3.NY株式市場 結果(2/28)
 NY株式28日
  ダウ平均       25409.36(-357.28 -1.39%)
  S&P500      2954.10(  -24.66 -0.83%)
  ナスダック      8567.37(   +0.89 +0.01%)
  CME日経平均        21065     (大証比:-15 -0.07%)

 28日の米株式市場は、新型コロナウイルス感染拡大懸念が強まる中で
 7営業日連続の続落となった。木曜日に1000ドルを超える下げとなった
 後を受けての金曜日のNY株式市場であったが、時間外取引で売りが
 出ていたこともあり、寄り付きから大幅な続落。その後一時下げ幅は
 1100ドル近い所まで広がり、節目の25000ドルを割り込んで24681.01
 ドルを付ける動きとなった。

 しかし、下げ止まりを見せるとその後は300ドル前後の比較的大きな
 振幅を経ていったんは大きく買い戻しに。25500ドル近いところまで
 と、安値から800ドル以上も戻す場面が見られた。

 しかしその後再びの25000割れと不安定な動きが続く。24800ドル割れ
 を二度試すなど、株安の動きが継続したが、引けにかけて買戻しが入り、
 前日比357.28ドル安の25409.36ドルと金曜日の動きの中ではかなりの
 高値圏で引ける形となった。

 ダウ平均の構成銘柄を見ると一時はほぼ全面安となったが、引けにかけ
 ての買い戻しもあり、7銘柄がプラス圏。23銘柄がマイナス圏という動き。
 市場の混乱を受けた金融株の売りと、新型コロナウイルス懸念での個人
 消費関連の売りが目立つ展開で、マイナスの寄与度上位はホームセンター
 大手ホームデポ、外食大手マクドナルド、銀行大手JPモルガン、ゴールド
 マンサックスが並んだ。マイクロソフトなどがしっかり。

 GAFA銘柄は不安定な動きの後、エヌビディアが大幅高。アルファベット、
 フェイスブックなどもプラス圏。朝は買いが入ったネットフリックスが
 マイナス圏。
 https://fx.minkabu.jp/news/135192

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(2/28)
 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=44.76(-2.33 -4.95%)

 NY原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日
 比2.35~2.33ドル安。その他の限月は2.34~1.28ドル安。 

 世界最大の石油の需要国である米国で新型コロナウイルスが流行する兆し
 があり、外出手控えによる石油需要の減少が見通されている。米経済成長
 を支える消費が腰折れする事による景気減速懸念も重し。サウジアラビア
 とロシアを中心とした石油輸出国機構(OPEC)プラスは日量100万
 バレルの追加減産を協議していると報道されており、需要見通しの悪化で
 従来の日量60万バレルの追加減産から規模が拡大される方向にあるものの、
 相場下支えには不十分であるとみなされている。

 時間外取引から4月限は軟調に推移。通常取引開始後は43.85ドルまで
 一段安となり、2018年12月以来の安値に迫った。ただ、安値からは
 切り返して引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/135185

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1566.7(-75.8 -4.61%)

 金4月限は大幅続落。中国発の新型コロナウイルスが世界中に蔓延する
 兆候があるなかで景気減速を懸念した資金が金に流入していたが、今週
 に入って金融市場はパニックに陥っており、現金を確保しようとする
 投資家の利益確定の売りを金も浴びた。
 https://fx.minkabu.jp/news/135181

   
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2月最終週 相場展望と予定

2020-02-24 11:46:24 | 相場展望

    歓迎カエル
2月第4週の日経平均は、2週連続で下落した。2/14のNYダウが続落
した事にえて、週初取引前に発表された10~12月期GDP速報値が前期比
年率6.3%減となったこと嫌気し下落。翌18ッ日は、新型コロナ肺炎感染
拡大の影響で、アップルが売上げ見込みを下方修正した事で、日経平均一段安。

ただ、NY市場が、アップル報告を受けても下げが限定的のマチマチであった
事から、19日は自律反発の買戻しも入り、23400円台を回復した。東京
市場の週末は、3連休前で新型肺炎禍の拡大もあり、下落した週末となった。

新型肺炎の感染が、韓国、イタリアなど拡大顕著で、世界実体経済への悪影響が
懸念され、G20でも大きな議題となった。

結局、日経平均は、週間で300円下落(↓1.27%)23386円となった。

さて、2月最終週(2/24~2/29)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、弱い米企業景況感指標。ウイルス感染の米企業への影響に
改めて警戒感を強めた模様。IT・ハイテクを中心に産業、銀行など幅広い銘柄
売られた。週明け今晩から明朝にかけて、NY市場が底値い動きを示すか注目。

新型コロナウイルスの感染拡大は、市中感染へと拡大の広がりを見せ、ペースを
抑えることに注目が集まっている状況。投資の重石が継続しそうである。

国内は、3連休明けの下落が限定的となるか、為替円安(111円台)進行が
下支えするのか、注目です。

業績のしっかりした、インバウンドやサプライチェーンの影響が少ない銘柄で、
連れ安した銘柄を物色する狙いが良よさそうです。

日経平均、2月最終週(2/25~2/28)レンジ、22850 ~23500円 
程度を想定しています。

1.2月最終週(2/24~2/29)主なイベントと予定
 2/22、23
  世 G20、新型ウイルスの影響やデジタル課税について議論
 2/24
 日本 休場(天皇誕生日振替休日)
  米 1月シカゴ連銀全米活動指数
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 バークシャー・ハサウェイ、HP 各決算
  米 トランプ米大統領、訪印
 中国 全人代常務委員会、全人代の延期を検討
 NZ 第4四半期小売売上高
  独 2月ドイツIFO企業景況感指数
 EU ラガルドECB総裁、講演
 2/25
 日本 1月企業向けサービス価格指数
 日本 12月景気動向指数 確報値
 日本 プラネット 決算
 日本 AHCグループ IPO
  米 2月消費者信頼感指数
  米 12月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 ホーム・デポ、セールスフォース・ドットコム、メーシーズ 各決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル) 
  米 クラリダFRB副議長、講演
  米 大統領選、民主党指名獲得争う候補者による討論会(サウスカロライナ州)
 香港 1月貿易収支
 2/26
 日本 1月スーパーマーケット売上高
  米 1月新築住宅販売件数
  米 ロウズ、マリオット・インターナショナル、Lブランズ、モンスター
    ビバレッジ、ベストバイ、マイラン、ビヨンド・ミート 各決算
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
 香港 第4四半期GDP
 2/27
 日本 雨宮日銀副総裁、講演
 日本 片岡日銀審議委員、講演
 日本 パーク24 決算
  米 第4四半期GDP改定値
  米 1月耐久財受注
  米 1月中古住宅販売制約指数
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  米 シカゴ連銀総裁、イベント参加
 韓国 中銀政策金利
   NZ 1月貿易収支
 EU 2月ユーロ圏業況判断指数
 2/28
 日本 1月有効求人倍率
 日本 1月完全失業率
 日本 1月鉱工業生産速報
 日本 1月小売売上高 
 日本 1月住宅着工戸数
 日本 1月建設工事受注
 日本 12月自動車生産台数
 日本 2月都区部消費者物価
 日本 1月百貨店売上高
 日本 アイ・ケイ・ケイ、ギグワークス、東和フード、はてな、共和工業 各決算 
  米 1月個人所得/個人支出
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  印 第4四半期インドGDP
  ト 第4四半期トルコGDP
  独 2月ドイツ消費者物価指数
  独 ミュンヘン再保険 決算
 EU 2月ユーロ圏消費者物価指数
 2/29
  米  大統領選、サウスカロライナ州予備選(民)
  米 国債償還 2年債(348億ドル)
         5年債(349億ドル)
         7年債(290億ドル) 
  中国 2月製造業PMI
  中国 2月非製造業PMI
 
スロ スロバキア議会選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/21)
 今日のNY為替市場はドル安が強まり、ドル円は戻り売りを強めた。この日
 発表のマークイットの米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を
 下回り、2013年以来の低水準に低下した事が嫌気されている。この発表を
 受け、米30年債利回りが過去最低水準に低下。弱い米企業景況感指標で、
 市場はウイルス感染の米企業への影響に改めて警戒感を強めた模様。

 これを受けて米利下げ期待が市場に広がり、CMEがFF金利先物の取引から
 算出しているFEDウォッチでは、年内の0.5%の利下げを織り込む動きも
 見られていた。直近の米地区連銀総裁は年内の据え置きに言及している総裁が
 多いが、一方で状況が変化すれば、利下げの選択肢にも言及している。

 ただ、クロス円は上昇。米株は売りが強まっていたが、円安は続いている。先日
 発表の10-12月の日本のGDPは消費税増税の影響で大幅なマイナス成長と
 なり、コロナウイルス感染の影響も拡大している。今後の影響が危惧される中、
 オリンピックをが開催できるのかといった声も出始めている状況。

 度重なる悪材料に、日本経済への不安感が素直に円売りを誘っているとの指摘も
 出ている。ドル円の下げはあくまでドル安であり円高ではなさそうだ。 

 ユーロドルは買い戻しを加速させ、一時1.0865ドル付近迄上昇。ロンドン
 時間にドイツやユーロ圏のPMI速報値が発表になっていたが、予想ほど弱くは
 なかったことでユーロ買いの反応も見られていた。ただ、上値抵抗も根強く、
 強いレジスタンスとなっていた1.0820ドル水準に上値を拒まれていた。

 しかし、NY時間に入ってその水準を突破し、ショートカバーを活発化させた様。

 ユーロドルは今年に入って下げが続き、2月に入るとその動きは加速している。
 ウイルス感染による中国経済の低迷が、ユーロ圏にも影響するとの見方が強く、
 また、今年も米経済が1人勝ちとの見方によるドル買いのカウンターとして、
 ユーロは対ドルで売りが強まっていた。その過程でさすがに下げ過ぎ感も強まっ
 ていたこともあり、きょうは買い戻しを強めている。
 きょうの反転が、リバウンド相場の足掛かりとなるか、来週以降の動きが注目
 される。

 ポンドドルも買い戻しが強まった。ロンドン時間には1.28ドル台に下落して
 いたが、NY時間に入って1.298ドル近辺まで買い戻される場面も見られた。
 反応は限定的だったが、この日発表の英PMIは製造業が景気判断の分岐点とな
 っている50を回復するなど好調な内容となった。1-3月のGDPが前期比
 0.3%増を期待させる内容となっている。

 3月に発表される予算案への期待感もあり、12月の総選挙以来の回復が続いて
 いる印象だが、一部からは、回復の動きは一時的で英中銀は年内に計0.75%
 の利下げを実施し、ゼロ金利に持って行くとの見方も出ている。

 中国のコロナウイルス感染の影響が、英景気回復の不確実性を高めると見てる様。
 https://fx.minkabu.jp/news/134352


 米国債利回り
  2年債       1.350(-0.039)
   10年債       1.470(-0.046)
     30年債        1.915(-0.046)
     期待インフレ率    1.618(-0.017)
                                             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で米10年債利回りは低下。この日発表になったマーク
 イット米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を下回り、13年
 以来の低水準に低下したことが嫌気されている。米30年債利回りは一時過去
 最低を更新した。

 10年債は一時1.43%、政策金利に敏感な2年債は一時1.32%迄低下。
 2-10年債の利回り格差は+12(前営業日+13)までフラット化。
 https://fx.minkabu.jp/news/134351 

3.NY株式市場 結果(2/21)
 NY株式21日
  ダウ平均      28992.41(-227.57 -0.78%)
  S&P500       3337.75(  -35.48 -1.05%)
  ナスダック     9576.59     (-174.38 -1.79%)
  CME日経平均    23205     (大証比:-85 -0.37%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。この日発表になったマークイットの
 米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を下回り、2013年以来
 低水準に低下した事が嫌気されている。この発表を受けダウ平均は調整色を
 強め、一時327ドル安まで下げ幅を拡大した。

 ウイルス感染拡大への警戒は依然として根強く、中国の国家衛生健康委員会に
 よると、ウイルスの感染者数は7万5465人、死亡者は2236人に上ってる。
 新規感染者数の増加ペースは緩んでいるものの、まだ収束の気配は見せず、中国
 経済への影響が危惧される。
 
 実際、この日発表の中国自動車販売は2月最初の2週間で92%も減少。感染
 拡大が緩んだとしても、第1四半期の世界経済への影響は回避できず、短期的に
 企業収益への打撃はやむを得ない。

 この日の弱い米企業景況感指標で市場は、ウイルス感染の米企業への影響に改め
 て警戒感を強めた模様。IT・ハイテクを中心に産業、銀行など幅広い銘柄が売
 られた。

 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトやアップル、ナイキが下落したほか、JPモル
 ガン、シスコシステムズ、ダウ・インク、シェブロンも軟調。一方、ユナイテッド
 テクノロジーズのはか、ジョンソン&ジョンソン、ウォルマート、コカコーラなど
 ディフェンシブ銘柄が上昇。

 ナスダックは大幅安。IT・ハイテク株に利益確定売りが強まった。アップル、
 マイクロソフト、エヌビディアなど主力株は揃って下落。一方、ギリアド、アム
 ジェンなどバイオ株の一角が上昇。

 クラウドでの共有アプリを手掛けるドロップボックスが大幅高。10-12月期
 決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。

 スプリントが上昇。TモバイルUSとの事業統合計画の修正で合意したと発表。

 太陽光パネルのファーストソーラが大幅安。10-12月期決算を発表しており、
 売上高が予想を下回った他、通期について予想を下回る売上高見通しを示してる。

 農業機械のディアが上昇。11-1月期決算を発表しており、売上高が予想を上回
 ったほか、生産コスト削減が奏功し、利益が予想を大きく上回った。

 サイバー・セキュリティのゼットスケーラーが下落。決算はまずまずだったが、完璧
 ではなかったという評価のようだ。

 オンライン切手販売のスタンプス・ドット・コムがきょうも大幅高。昨日は決算
 が好調だったが、宅配のUPSとの新たな提携や、米郵便公社(USPS)との
 長期契約の最新情報を提供している。

 午後になりイーベイに買いが強まりプラス圏に浮上。ウォールストリート・ジャー
 ナル(WSJ)が同社のクラシファイド・アド事業の売却の可能性を伝えた。
 https://fx.minkabu.jp/news/134349    

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/21)
 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=53.38(-0.50 -0.93%)

 NY原油は反落。米株が急落して、再びリスクオフの動きが優勢となった事で、
 先日の高値からの反落相場をこの日も継続。ただ、サウジアラビア、クウェート、
 アラブ首長国連邦(UAE)の3カ国が、先日の追加減産勧告に難色を示してる
 ロシア抜きで、最大日量30万バレルの追加減産を協議している事を米ウォール・
 ストリート・ジャーナルが報じたことで、安値からはかなり上げ幅を削って引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/134346

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1648.80(+28.30 +1.75%)

 金4月限は続伸。時間外取引では、韓国での新型コロナウイルスの集団感染など
 感染拡大に対する懸念を受けて堅調となった。日中取引では、米購買担当者景気
 指数(PMI)速報値の低下による株安などを受けて堅調となり、一代高値1652.1ドル
 を付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/134344


   
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2月第4週 相場展望と予定

2020-02-16 23:57:26 | 相場展望

             歓迎カエル
2月第3週の日経平均は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済先行き
不安から下落の展開となりました。

週明け後、次第に感染者数の増加がペースダウンしてきた事が好感されたものの
中国当局が、調査方法の変更を理由に感染者数が大幅増と発表すると、市場は、
株安・債券高・円高などの反応を広げた格好で、NY株式市場が小安く底堅い中
楽観ムードを払拭する展開となった。

新型肺炎感染拡大が広がり、世界の実体経済への悪影響が懸念される中、新たな
ステージへ突入するのでは、との思いから週を通し軟調な動きが出た格好だった。

結局、日経平均は、週間で140円下落(↓0.59%)23687円となった。

さて、2月第4週(2/17~2/21)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、高安マチマチで底堅い終了であったが、中国が新型肺炎の
認定基準を変更した事で、感染者数が大幅に増加し、国内でも三次感染以上が
疑われる感染者が確認され始めており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響、
投資マインドの重石となりそうである。

また、国内は訪日中国人観光客のへ激減や製造業他、サプライチェーンなどへ
グローバル経済活動に懸念がでている状況です。

国内は、週明けGDP速報値が発表されるが、マイナス予想で、さらに下振れ
着地だと、先物による売り仕掛けも想定されます。
新型肺炎の影響が次期業績にどの程度、影響するのか予断を許さない状況です。

決算出揃いから、業績のしっかりした銘柄で、連れ安銘柄の押し目を物色する
戦術がよさそうです。

日経平均、2月第4週(2/17~2/21)レンジ、23250 ~23900円 
程度を想定しています。

1.2月第4週(2/17~2/21)主なイベントと予定
 2/17
 日本 第4四半期GDP速報値
 日本 1月首都圏新規マンション発売
    日本 東洋インキ、ブリヂストン 各決算 
  米 米株債券市場 休場(ワシントン、プレジデンツデー祝日)
 中国 1月新築住宅販売
 タイ 第4四半期GDP
 シン シンガポール第4四半期GDP
  独 ドイツ証券取引所 決算
 2/18
 日本 トレンドマイク、さくら総 各決算
  米 12月対米証券投資 
  米 2月NY連銀製造業景気指数
  米 2月NAHB住宅市場指数
  米 ウォルマート 決算
  独 2月ドイツZEW景況感指数
 EU 2月ユーロ圏ZEW景況感指数
 2/19
 日本 1月貿易収支
 日本 1月訪日外国人客数
 日本 12月機械受注
 日本 AOITYO、日本リート 各決算 
  米 1月住宅着工件数
  米 1月建設許可件数、
  米 1月生産者物価指数
  米 FOMC議事録(1/28、29日開催分)
  米 バイアコム 決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  トル トルコ中銀政策金利
  英 1月消費者物価指数
 2/20
 日本 INV、JHR 各決算
 日本 ジャパン・インフラファンド投資法人 IPO 
  米 1月景気先行指数
  米 2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  米 モザイク 決算
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
 中国 最優遇貸出金利(ローンプライムレート、1年・5年)
  豪 1月雇用統計
  独 3月ドイツGFK消費者信頼感
  仏 アクサ 決算
 EU 2月ユーロ圏消費者信頼感 速報値
 EU EU臨時首脳会議(英離脱後の中期予算巡り)
 2/21
 日本 1月消費者物価指数
 日本 12月全産業活動指数 
 日本 東京インフラ 決算
  米 1月中古住宅販売件数
  米 ディア 決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 クラリダFRB副議長、パネル討論参加
  米 ブレイナードFRB理事、アトランタ連銀総裁 パネル討論参加
  独 2月ドイツ製造業PMI速報値
  独 アリアンツ 決算
 EU 2月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU 1月ユーロ圏消費者物価指数
  イ イラン総選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/14)
 今日のNY為替市場でドル円は109円台後半での小幅な値動きが続いた。
 本日のレンジは21銭程度。ウイルス感染の動向に市場の関心が集中する中、
 中国当局が発表した13日時点の新たな感染者の増加は4823人となった。
 確認基準を変更し大幅増となった前日からは鈍化しているものの、依然として
 収束気配は見せていない。

 警戒感は依然として根強く、ドル円の上値を圧迫している。一方、底堅い米経済
 指標や決算を受け、米株式市場は堅調に推移していることが支援し、ドル円は
 下値をサポートされている状況。110円台には慎重なものの、下押しする気配
 までは見せていない。

 朝方に1月の米小売売上高が発表になっていたが、全体は予想通りだったものの、
 GDPの算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンド
 を除いたベースのコア売上高は予想を下回り、前月比変わらずとなった。
 発表後にドル円はやや売りの反応を見せたものの一時的な動きに留まった。

 NY市場は週末に3連休を控えていることもあり、本日の市場は様子見姿勢を
 強めており、次の動向待ちといった雰囲気が強まっているようだ。
 上値レジスタンスは110円、下値サポートは21日線が109円台半ばに来て
 おり意識される。

 ユーロドルは下げが一服したものの、買い戻しが強まる気配はなく、依然として
 上値が重い。本日は1.0825ドル近辺まで下落していたが、2017年以来
 の安値水準に下落。さすがに過熱感は否めず、RSIは23まで低下しており、
 2018年5月以来低水準となっている。いつ買い戻されてもおかしくはない
 状況だが、その気配は今日のところは見られなかった。

 本日は警戒されていた10-12月期のドイツGDPの速報値がロンドン時間に
 発表になっていた。前期比変わらずとなり、予想こそ下回ったものの、一部で
 警戒されていたマイナス成長は回避されている。ただ、速報段階でもあり、
 改定値でマイナス成長に陥るリスクは残る。ユーロドルも買い戻しの動きまでは
 見られなかった。

 ポンドドルは一時1.30ドルちょうど付近まで下落したものの、NY時間に
 入って下げを取り戻す展開。前日のジャビド財務相の突然の辞任で、ジョンソン
 英首相は大胆な財政拡大策を目指しているとの思惑が逆に強まっている。

 ただ、市場からは、大胆な財政拡大策は難しいとの見方もあり、更に今後本格化
 するEUとの貿易協定締結の協議が始まれば、合意なき離脱というキーワード
 からポンドは圧迫され、今回のポンド高は一時的な動きに留まるとの見方も少なく
 ない。
 https://fx.minkabu.jp/news/133566

  米国債利回り(NY時間16:35)
  2年債        1.428(-0.016)
  10年債      1.587(-0.031)
  30年債      2.038(-0.033)
  期待インフレ率  1.669(-0.006)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。中国のコロナウイルス感染は
 なお拡大が続いており、収束の気配を見せない中、米国債市場は逃避買いが優勢
 となっており、利回りは低下している。この日発表の1月米小売売上高で、全体
 予想通りだったものの、GDPの算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、
 建材店、ガソリンスタンドを除いたベースのコア売上高は予想を下回り、前月比
 変わらずとなった。発表後に利回りは下げ幅を拡大。

 10年債は一時1.57%まで低下、政策金利に敏感な2年債も1.41%まで
 一時下げていた。

 2-10年債の利回り格差は+16(前営業日+18)。
 https://fx.minkabu.jp/news/133569

3.NY株式市場 結果(2/14)
 
 NY株式14日
  ダウ平均       29398.08(  -25.23 -0.09%)
  S&P500      3380.16(  +6.22 +0.18%)
  ナスダック      9731.18(+19.21 +0.20%)
  CME日経平均   23545     (大証終比:-85 -0.36%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅続落。中国のコロナウイルス感染に
 市場の注目が集まる中、中国当局が発表した13日時点の新たな感染者の
 増加は4823人となり、確認基準を変更し大幅増となった前日からは
 鈍化したものの、依然として収束の気配は見せていない。

 ウイルス感染の世界経済への影響は依然として気掛かりではあるものの、
 足元の好調な米企業決算が株式市場をサポートしている。本日は、エヌビ
 ディアの決算が心強かったようだ。

 今週のダウ平均は最高値を更新したこともあり、3連休前の週末という事で、
 利益確定売りが出ていた。ただ、下押す動きもなく、終盤には前日付近まで
 戻している。

 なお、1月の米小売売上高が発表になっていたが、全体は予想通りだった
 ものの、飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いた
 ベースのコア売上高は前月比変わらずとなった。時間外ではネガティブな
 反応を示していたものの、大きな反応には至らなかった。

 ダウ採用銘柄では、キャタピラーやIBMが下落したほか、シスコシステムズ
 続落。ファイザー、ウォルグリーン、ユナイテッド・ヘルスも軟調に推移した。
 一方、ビザやアメックス、ダウ・インク、ホームデポが上昇。

 ナスダックは上昇。決算を発表したエヌビディアが上昇したほか、AMD、
 マイクロソフト、フェイスブックが買われた。一方、テスラが下落している他
 ロクが序盤の上げから下げに転じた。アマゾンも下げに転じている。

 エヌビディアは11-1月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想
 を上回った。2-4月期についても、予想を上回る売上高見通しを示している。

 データセンター向けの需要増加が寄与。今回の決算を受け、アナリストからの
 目標株価引き上げも相次いだ。

 ロクに利益確定売りが強まった。決算は良好だったが、きのうまで4日続伸し、
 株価のバリュエーションの高さも指摘される中、材料出尽くし感が出ていたの
 かもしれない。

 テスラはきのう、約20億ドルの増資を計画していることを明らかにしていたが、
 公募増資の発行価格が決まり、1株767ドルとなった。前日終値より4.6%
 低い水準。

 オンライン旅行のエクスペディア大幅高。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益が予想を上回った。

 食品のクラフト・ハインツが下落。フィッチ・レーティングスが、同社の格付け
 をジャンク(投資不適格)級にあたる「BB+」に引き下げた。

 ソフトウエア開発のアルテリックスが上昇。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/133567
 
4.NY市場 原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/14)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=52.05(+0.63 +1.23%)

 NY原油の期近は続伸。中国に加え、日本でも新型コロナウイルスの感染者が
 増え、世界的に景気減速、原油、石油製品の需要減少が懸念されるが、引き続き
 サウジアラビアとロシアを中心とした石油輸出国機構(OPEC)プラスの追加減産
 期待を背景にした買い、投機家からの買い戻しが優勢となり、堅調に推移した。
 上げ幅を幾分、縮小したが、52ドル台を維持して引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/133565

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1586.40(+7.60 +0.48%)

 金4月限は続伸。時間外取引では、中国に加え日本でも新型コロナウイルスの
 感染者増加が確認されたことが支援材料ながら、1,580ドル台前半では戻り売りが
 待ち受け、上げ幅を削り、小安くなった。日中取引開始後は複数の米経済指標が
 発表され、概ね事前予想通りながら、1月の米鉱工業生産指数が事前予想を下回り
 小売売上高が伸び悩みを示すなど、金市況にとって追い風となった。

 ドルはしっかり、米株も売り先行ながら下げ幅は限定的だったが、米債券市場で
 買いが先行し、10年債利回りが低下、新型コロナウィルスの感染拡大による世界
 経済へ悪影響により金をリスクヘッジとして買う動きは強く、上伸した。
 https://fx.minkabu.jp/news/133564

   
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2月第3週 相場展望と予定

2020-02-09 23:58:18 | 相場展望

              歓迎カエル
2月第2週の日経平均は、円安/ドル高も後押しし株高の展開となりました。

週明け後、中国の新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の動きが続く中、
中国の思い切った財政出動や、米経済指標や企業決算の好調さを背景にNY
株式市場が大きく上昇した。この流れ受けた日経平均は、円安も背中を押し
上昇した。

新型肺炎の感染拡大が広がり、世界の実体経済への悪影響が懸念されるもの
の先週の大幅下落を取り戻して、リスクオンの動きが出た格好だった。

結局、日経平均は、週間で622円上昇(↑2.68%)23827円となった。

さて、2月第3週(2/10~2/14)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、週を通して経済指標や企業決算の好調さから上昇していた
が、ウイルス感染への警戒感を棚上げしていた様で、雇用統計の好調さを確認
したものの、週末であり利益確定売りで下落した。

来週は、国内企業決算週のピークを迎えます。中国で1週間遅れの春節明けも、
中国で企業の経済活動も制約があり、生産に支障をきたすことが想定されます。
また、国内は、訪日中国人観光客の激減や自動車ほか、サプライチェーンなど
グローバル経済活動に懸念が出ている状況です。

週明けは、下落スタートになりそうだが、週を通して下値は限定的と思いたい。

国内の企業業績は、まだら模様ながらも明るい部分が出ていることも確かで、
新型肺炎の影響が、次期の業績にどの程度、影響するのかポイントです。

決算をチェックしながら、押し目を物色する戦術がよさそうです。

日経平均、2月第3週(2/10~2/14)レンジ、23600 ~23950円
程度を想定しています。

1.2月第3週(2/10~2/14)主なイベントと予定
 2/10
 日本 1月景気ウォッチャー調査
 日本 12月貿易収支
 日本 博報堂DY、東レ、石油資源、ホシザキ、ショーボンド、熊谷組、大気社
    森永菓、ユーグレナ、みらかHD、ISID、Dガレージ、ニチアス
    日本製鋼、栗田工業、ホトニクス、三菱地所、サンドラック、JR九州
    東急不、飯田G 各決算
  米 トランプ大統領、予算教書公表予定
  米 アラガン 決算
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
 中国 1月消費者物価指数
 中国 1月生産者物価指数
 2/11
 日本 東京市場 休場(建国記念日祝日)
  米 予算教書公表予定
  米 パウエルFRB議長が米下院金融サービス委員会で議会証言
  米 アンダーアーマー、ヒルトン 各決算
  米 国債入札 3年債(380億ドル) 
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
  英 第4四半期GDP速報値
 2/12
 日本 大林、鹿島、ヨコオ、安藤ハザマ、近鉄、国際帝石、GMOPG
    ケネディクス、ロート、エンJPN、ミルボン、JFE、三菱マテ
    DOWA、リンナイ、SMC、荏原、ダイキン、ルネサス、シマノ
    シチズン、タカラトミー、凸版印、大日本印、東急、GMO、ソフトバンク
    カネカ、パイロット、サンリオ、ユー・エス・エス 各決算
 日本 1月工作機械受注、
  米 1月財政収支
  米 パウエルFRB議長、上院銀行委員会で金融政策に関して議会証言
  米 シスコシステムズ、CVSヘルス、アプライド・マテリアルズ、MGM
            リゾーツ 各決算
  米 国債入札 10年債(270億ドル)
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演 
 NZ 中銀政策金利
 2/13
 日本 1月国内企業物価指数
 日本 日清紡、クラレ、大王紙、JXTG、ピジョン、大和ハウス、東亜合成、
            NIPPO、日揮、アサヒ、コカコーラ、サントリー、マクドナルド、マツキヨ
    ネクソン、ガンホー、昭和電工、電通、ペプチド、楽天、ライオン、タカラ
            バイオ、住友ゴム、THK、アルバック、ネットワン、ユニ・チャーム、ソニ―
    FG、住友不、京急、富士ソフト、SUMCO、日本ペ、ジャストシステム、
    サッポロ、日産、コスモエネ、マブチ 各決算、   
  米 1月消費者物価指数
  米 ペプシコ、AIG、クラフト・ハインツ、エクスペディア、エヌビディア 
    各決算
  米 国債入札 10年債(190億ドル)
  米 上院でシェルトン・ウォラー両氏のFRB理事指名承認の公聴会
  独 コメルツ銀行 決算
 2/14
 日本 12月第三次産業活動指数
 日本 オプションSQ
 日本 TOYOTIRE、DIC、DMG森、光通信、大塚HD、東芝、東映、
            パーソルHD、グリコ、山崎パン、キリンHD、オープンハウス、オプティム
    沢井薬、大正薬、ポーラ、出光興産、リクルート、日本郵政、クボタ、堀場製
    かんぽ、ゆうちょ、東京精、アシックス、イオンFS、アシックス、T&D
    上組、アサヒインテ、第一生命、東京海上、SOMPO、MS&AD 各決算
  米 1月小売売上高
  米 1月輸入物価指数
  米 ニューウェル・ブランズ 決算
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
 米中 関税引き下げへ
  独 第4四半期GDPP速報値
  仏 クレディ・アグリコル 決算

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/7)
 今日のNY為替市場でドル円は上げを一服させた。米株式市場でダウ平均が
 5日ぶりに反落しており、ドル円も追随する動きとなっている。ストップを
 巻き込んで一時109.55円近辺まで下落する場面も見られた。

 この日は米雇用統計が発表になっていたが、予想を上回る強い内容となった。
 ただ、市場は反応を見せず、ドル円も発表直後こそ110円台に上昇したもの
 の、すぐに戻り売りに押される動き。

 ただ、米雇用統計は、力強い労働市場とのパウエルFRB議長の見方に変化を
 与える内容ではないであろう。失業率は悪化していたものの、労働参加率の
 上昇によるところが大きいように思われる。平均賃金も前年比では予想以上に
 伸びていた。1月の暖冬で建設業の季節的なレイオフが先延ばしになったとの
 見方や、製造業は相変わらず弱いといった指摘も出ており、文句のつけ所ある
 ものの、概ね力強い内容だったように思われる。

 本日のドル円の21日線が109.55円付近に来ており、その水準に一旦顔
 合わせしたが、21日線付近の押し目買いも強く、その水準は維持されている。

 来週はパウエルFRB議長の半期に1度の議会証言が予定されてるが、FRB
 が議会に金融政策報告を提出しており、その内容が伝わっている。FRBは、
 下振れリスクは昨年終盤に後退したものの、ウイルス感染が新たな脅威となっ
 ていると言及。世界経済に混乱をもたらす可能性があるとも指摘した。ただ、
 特に市場の反応は限定的。

 ユーロドルはNY時間に入って下げ渋る動きが見られたものの、依然として
 上値は重く、再び下値模索となった。今週の為替相場はドル買いが優勢となる
 中、ユーロドルは下値を切り下げる展開が続いている。

 強いサポートとなっていた1.10ドルを割り込み、ポイントの1.0980
 ドル水準もブレイクしている。
 早期に戻せなければ、昨年10月安値の1.0880ドルを目指す可能性も一部
 では警戒されているようだ。ただ、今週の下げで過熱感も高まっており、過熱
 感を示すテクニカル指標であるRSIは、再び下げ過ぎ感を示す30を伺う動き
 が見られている。

 この日発表のドイツ鉱工業生産は予想以上の減少を見せ、ドイツ経済の低迷が
 続いていることが示された。中国経済がウイルス感染の影響で回復が先送りに
 なることが確実視される中、ドイツ経済も、しばらく明るさを取り戻せないの
 ではとの不安感も根強い。きょうはムーディーズがドイツの成長見通しを更新
 していたが、今年は0.6%、来年も1.3%と低成長を見込んでいた。

 ポンドドルも下値模索の動きが強まり、1.29ドルを割り込んでいる。
 1.29ドル付近に100日線が来ており、下回る動きとなっている。完全に
 ブレイクするようであれば、本日1.27ドル付近に来ている200日線を視野
 に入れる展開も警戒されそうだ。

 市場は、EUとの貿易協定締結の交渉が難航すると見ている。ジョンソン首相
 も強硬姿勢を崩していない中、展開によっては、年末の合意なき離脱のリスク
 も再浮上する可能性も警戒されているようだ。

 一方、ジョンソン首相は3月に発表になる予算案で、財政刺激策を打ち出して
 くると見られている。英経済にはポジティブな動きではあるものの、その半面、
 財政赤字問題が意識される可能性があり、その場合は、ポンドにとってはネガ
 ティブな材料になる可能性もある。
 https://fx.minkabu.jp/news/132831

 米国債利回り
  2年債        1.401(-0.044)
  10年債      1.582(-0.061)
  30年債      2.044(-0.065)
  期待インフレ率  1.656(-0.009)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で米10年債利回りは低下。朝方発表になった米雇用統計は
 強い内容だったものの、反応は限定的だった。今日はリスク選好の雰囲気が一服
 しており、米株も利益確定売りに押される中、利回りは低下している。

 10年債は1.6%を下回り、政策金利に敏感な2年債は1.4%を一時下回った。
 2-10年債の利回り格差は+18(前営業日+20)。
 https://fx.minkabu.jp/news/132830

3.NY株式市場 結果(2/7)
 NY株式7日
  ダウ平均     29102.51(-277.26 -0.94%)
  S&P500      3327.70(  -18.08 -0.54%)
  ナスダック      9520.51(  -51.64 -0.54%)
  CME日経平均     23685      (大証比:-145 -0.61%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反落。ダウ平均は今週、4%上昇し
 最高値更新している。中国コロナウイルス感染の経済への影響に警戒感は根強い
 ものの、足元の米経済指標や決算が好調で、市場はウイルス感染への警戒感を
 棚上げしていたようだ。

 しかし、ウイルス感染拡大は日々続いており、中国当局の発表によると、感染者
 数は3万1131人、死亡者数は636人に達した。日本でも横浜のクルーズ船
 で、新たに41人の感染者が確認されており、パンデミックへの懸念は強い。

 そのような中、きょうは週末ということもあり、利益確定売りが優勢となった
 様だ。WHOも感染拡大がピークに達したと言うには時期尚早と述べていた。

 取引開始前に1月の米雇用統計が発表された。非農業部門雇用者数(NFP)は
 20.6万人増と予想を上回る強い内容となった。ただ、米株はポジティブな
 反応は見せず、ダウ平均の下げ幅は一時322ドル安まで拡大。

 米労働市場は力強いとのパウエルFRB議長の認識に変化を与える内容ではない。
 失業率は悪化していたものの、労働参加率の上昇によるところが大きいように
 思われる。平均賃金も前年比では予想以上に伸びていた。1月の暖冬で建設業の
 季節的なレイオフが先延ばしになったとの見方や、製造業は相変わらず弱いと
 いった指摘も出ており、文句のつけどころはあるものの、概ね力強い内容だった
 ように思われる。

 ダウ採用銘柄ではダウ・インクが下落したほか、キャタピラー、ボーイング、
 ゴールドマンが軟調。ディズニー、3M、シスコシステムズも売られた。一方、
 ベライゾン、マイクロソフト、ユナイテッドテクノロジーズが上昇。

 ナスダックも下落。途中に下げ幅を縮める動も見られたものの、きょうは戻り
 売りが優勢に。アマゾンやAMD、フェイスブックが買われた他、ビヨンド・
 ミートも続伸。一方、マイクロン、エヌビディア、インテルが軟調。

 配車サービスのウーバー・テクノロジーズが大幅高。10-12月期決算を発表
 しており、市場が注目する配車や食事の宅配など、事業の総収入を示すグロス
 ブッキングが予想を上回った。

 SNSのピンタレストが大幅高。同社は、プライベート写真やレシピなどをオン
 ラインで公開するプラットフォームを提供。10-12月期決算を発表しており、
 月間アクティブユーザー数(MAU)が3.35億人と予想をやや上回った事が
 好感されている。

 アッヴィが上昇。10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも
 予想を上回った。同社の主力薬である抗炎症薬「ヒューミラ」は、海外の廉価薬
 との競争が激げしくなっている中で、予想を上回る収益をあげた。

 ICチップのマーベル・テクノロジーが下落。アナリストが投資判断を「売り」
 に2段階引き下げ、目標株価も従来の27ドルから18ドルに引き下げた。
 https://fx.minkabu.jp/news/132828

4.NY市場 原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/7)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=50.32(-0.63 -1.24%)

 NY原油の期近は反落。クルーズ船で新型コロナウイルス集団感染や新型肺炎で
 自動車業界のサプライチェーンに対する懸念が出た事などを受けて軟調となった。

 通常取引で押し目を買われる場面も見られたが、感染拡大に対する懸念から株安
 となったことを受けて戻りを売られた。
 https://fx.minkabu.jp/news/132824

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1573.40(+3.40 +0.22%)

 金4月限は続伸。時間外取引で、クルーズ船での新型コロナウイルスの集団感染
 等を受けて上昇したが、買い一巡後は上げ一服となった。日中取引で、感染拡大
 に対する懸念から株安となったことを受けて堅調となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/132822

   
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2月第2週 相場展望と予定

2020-02-02 23:58:17 | 相場展望

      歓迎カエル
1月最終週の日経平均は、続落の展開となりました。

週明け週から中国由来の新型肺炎の感染拡大が広がり、世界の実体経済へ
悪影響が強く警戒されることになり、リスクオフの動きが継続。新型肺炎
拡大による経済的な影響が未知数であり、投資マインドは悪化しました。

NY株式市場も軟調。地理的に近い日本は、新型肺炎の拡大懸念から買い手
控えが継続しています。加えて、為替も1ドル=108円台の円高に傾いて
株価の押し下げ要因となった格好です。

結局、日経平均は、週間622円下落(↓2.61%)23205円となった。

さて、2月第2週(2/3~2/7)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、中国発の新型肺炎の拡大を嫌気した格好から600ドル超
下落となった。また、週明け上海/香港市場が再開するが、リスクオフの動き
どの程度になるかの不安心理も働き、東京市場は、マドを空けての下落が想定
できます。

ただ、これを良い押し目と捉えれば、下ヒゲ陽線引きもありそうです。

来週は、国内企業決算の本格化、中国株取引再開、米雇用統計など、重要指標
目白押しで、新型肺炎の拡大が止まるのかポイントです。

国内は、企業決算の来期に移り、企業決算も本格化します。決算をチェック、
コロナ新型肺炎の拡大一服を想定し、押し目を物色する戦術がよさそうです。

日経平均、2月第2週(2/3~2/7)レンジ、22750 ~23650円
程度を想定しています。

1.2月第2週(2/3~2/7)主なイベントと予定
 2/3
 日本 1月自動車販売台数
 日本 東ソー、塩野義、三菱電、ニフコ、マルハ・ニチロ、寿スピリッツ、
    MontaRO、大塚商会、コニカ・ミノルタ、三浦工業、パナソニック、
    日光電、村田製、NOK、オリックス、京王、レザーテク、タカラスタ
    各決算 
  米 1月自動車販売
  米 1月ISM製造業景気指数
     米 アルファベット 決算 
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 大統領選、アイオワ州党員集会
 中国 上海市場、取引再開
 中国 12月工業利益
 中国 1月財新製造業PMI
 香港 第4四半期GDP
 2/4
 日本 キッコーマン、大正薬、CTC、HOYA、三井物産、東武、不二製油
    エディオン、ニチレイ、花王、武田、参天薬、ブラザー、シャープ、ソニー
    ローム、ワークマン、日ユニシス、阪急阪神、NTTデータ、カゴメ
    システナ、田辺三菱、三菱UFJ、カカクコム 各決算
  米 12月製造業受注
  米 ディズニー、ギリアド・サイエンシズ、コノコフィリップス、シーゲイト
            ・テクノ、ラルフローレン、アフラック、フォード、チポトレ・メキシ、
    メットライフ、ヒューマナ、フォックス 各決算
  米 大統領、一般教書演説
  豪  中銀政策金利
 2/5
 日本 丸紅、レンゴー、三井化学、ダイセル、SUBARU、伊藤忠、三菱化学
    三菱商事、スズケン、カルビー、DeNA、太陽日酸、協和キリン、日新薬
    AGC、住友電、ミネベアミツミ、シスメックス、全国保証、マツダ、
    パンパシ、イビデン、ヒロセ電、空港ビル、ZHD、スクエニ 各決算 
  米 12月貿易収支
  米 1月ADP雇用者数
  米 1月ISM非製造業景気指数
  米 メルク、クアルコム、ゼネラル・モーターズ(GM) 各決算
 中国 1月財新サービス業PMI
  仏 BNPパリバ 決算
 2/6
 日本 川重、三菱ケミ、トヨタ、三菱重工、明治HD、日本製粉、JT、TIS
    クレハ、メルコリ、テルモ、富士フィルム、資生堂、神戸鋼、東芝テック
    GSユアサ、IHI、島津製、オリンパス、バンナム、ヤマハ、丸井
    西武、NTT、西武、洋缶、グローリー 各決算 
  米 第4四半期 労働生産性
  米 ノートンライフロック、ブリストル・マイヤーズ、フィリップ・モリス
   TモバイルUS、ウーバー、アラガン、ヤム・ブランズ、タイソン・フーズ
    ケロッグ、ウィン・リゾーツ、タペストリー 各決算
  米 ダラス連銀総裁 講演
  印 インド中銀政策金利
  仏 ソシエテ・ジェネラル、ナティクシス 各決算
  伊 ウニクレディト 決算
  蘭 INGグループ 決算
 EU ラガルドECB総裁、講演
 2/7
 日本 12月毎月勤労統計調査
 日本 12月家計調査
 日本 12月景気動向指数
 日本 雪印、デンカ、前田建設、旭化成、王子HD、小田急、住友商、持田薬
    クレセゾン、コムシス、長谷工、ミクシィ、日清オイ、アルフレッサHD
    アリアケ、日東紡、日本紙、日産化、ツムラ、関西ペ、太平洋セメ、日鉄
    住友鉱、アマダ、ダイフク、OKI、太陽誘電、いすゞ、ホンダ、スズキ
    コロワイド、リコー、Gウイン、三井不、ソフトバンク、ベネッセHD
    奥村組、ナブテスコ、シップHD、Jマテリアル 各決算 
 日本 ジモティー、コーユーレンティア 各IPO
  米 1月雇用統計
  米 アッヴィ 決算 
  米 大統領選挙、民主党指名争う候補者による討論会
 中国 1月貿易収支
 2/8
 アイ アイルランド総選挙
 北朝 北朝鮮人民軍 創建日 

2.NY市場 為替/債券 各結果(1/31)
 今日のNY為替市場でドル円は戻り売りが加速しており、一時108.30円
 近辺まで下落した。きょうの市場はリスク回避の雰囲気が強まっており、株式
 市場も米国債利回りも大きく下落する中、ドル円も戻り売りが加速。只、円高
 というよりもドル売りがドル円を押し下げている面も強い。月末ということも
 あり、年初から積み上げたドルロングを巻き戻しているのかもしれない。

 市場は来週の中国金融市場の再開を前に、コロナウイルス感染の影響を再認識
 している面も強いようだ。前日は、世界保健機構(WHO)が緊急事態を宣言
 したものの、貿易や渡航制限までは推奨しないとし、テドロス事務局長も「脅威
 ではない」と述べていた事で、ひとまず安心感に繋がっていた。ドル円も終盤に
 急速に買い戻され109円台を回復。

 しかし、中国での死亡者数が213人迄増え、肺炎患者数は9692人に達して
 いる。2003年「SARS」の患者数8096人を超えている。また、来週
 再開の中国市場の警戒感もあるのかもしれない。また、ウイルス感染は1-3月
 米GDPを0.4ポイント押し下げるとのレポートも流れていた。
 
 ドル円はロンドン・フィキシングにかけて一気に売りが強まり、108.30円
 近辺まで下げ幅を拡大。200日線が108.45円付近に来ているが、その
 水準を下回っている。

 ドル売りが強まる中、ユーロドルは買い戻しが強まり、1.10ドル台後半に
 上昇。
 月末という事もあり、年初から積み上がったショートポジションの調整の面が
 強いのかもしれない。しかし、中国コロナウイルス感染が更に深刻度を増せば、
 やはり、ユーロドルは下落とのシナリオは根強い。来週以降、1.09ドルに
 向けて下落するとの指摘も出ている。

 ポンドドルも上昇が続き、1.32ドル付近まで上昇している。前日は、英
 中銀政策委員会(MPC)で英中銀が金利を据え置き、委員の投票行動も7対2
 の据え置きと前回と変わらなかった事から、ポンドにとってポジティブ・サプ
 ライズとなった。

 ただ、このポンド高は続かないとの見方も少なくない。年相の利下げ期待は後退
 しているものの、すでに市場は十分織り込んでいる他、3月以降、EUとの貿易
 協定締結の協議が開始されるが、難航すると見られており、ポンドにとっては、
 圧迫要因になると指摘している。それに絡んだニュースのヘッドラインに一喜
 一憂することになるという。
 https://fx.minkabu.jp/news/131970  

 米国債利回り
  2年債        1.317(-0.096)
  10年債      1.503(-0.082)
  30年債      1.997(-0.054)
  期待インフレ率  1.640(-0.018)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは低下。きょうの市場はリスク回避が強まり、債券
 市場での逃避買いが強まった。市場は来週の中国金融市場の再開を前に、コロナ
 ウイルス感染の影響を再認識している面も強いようだ。この日発表シカゴPMI
 が予想外に弱かったことも利回りを押し下げた。

 中国での死亡者数が213人まで増え、肺炎患者数は9692人に達している。
 2003年の「SARS」の患者数8096人を超えている。また、来週再開の
 中国市場への警戒感もあるのかもしれない。

 また、ウイルス感染は1-3月米GDP0.4ポイント押し下げるとのレポート
   も流れていた。
  
 10年債は一時1.50%まで低下し、政策金利に敏感な2年債も1.31%台
 まで一時低下。

 2-10年債の利回り格差は+18(前営業日+18)。
 https://fx.minkabu.jp/news?category=commodity_bond

3.NY株式市場 結果(1/31)
 NY株式31日
  ダウ平均      28256.03(-603.41 -2.09%)
  S&P500       3225.50(  -58.16 -1.77%)
  ナスダック          9150.94(-148.00 -1.59%)
  CME日経平均         22730      (大証比:-400 -1.77%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は大幅反落。幅広い銘柄が売られ、ダウ平均の
 下げ幅は600ドルを超えた。月末を向かえ市場は、中国のコロナウイルス
 感染の影響を再認識しているようだ。前日は世界保健機構(WHO)が緊急
 事態を宣言したものの、貿易や渡航制限は推奨しないと、テドロスWHO事務
 局長も「脅威ではないと述べていたことで、ひとまず安心感に繋がっていた。

 しかし、中国の死亡者数が213人迄増え、感染者数は9692人に達し、
 03年「SARS」の患者数8096人を超えている。また、来週再開される
 中国市場への警戒感も強い中、月末という事で、年初から積み上がったロング
 ポジションの調整も出た様だ。ウイルス感染は1-3月の米GDPを0.4P
 押し下げるとのレポートも流れる中、前日迄の決算を受けた楽観的なムードは
 後退している。
 
 一方、決算はポジティブな内容も多く、今日はアマゾンが大幅高となっており、
 時価総額は1兆ドルを一時突破。報道ではS&P500採用銘柄全体の利益
 予想で、0.7%の増益に上方修正されている。前日は0.6%増益だった。
 尚、決算開始当初は、0.6%減益が見込まれていた。

 ダウ採用銘柄では決算を発表したエクソンモービルやシェブロンが下落した他、
 ダウ、ビザ、インテルも下落。ユナイテッド・ヘルス、アップルも売られてる。
 一方、IBMが5%の逆行高。

 ビザは10-12月期決算を発表し、予想範囲内だったものの、同社が銀行や
 小売業者などカード発行会社に支払うインセンティブの伸び増加を嫌気してる
 模様。

 IBMはきのう、クラウド部門責任者のクリシュナ氏を次期CEOに起用する
 と発表した。

 ナスダックも大幅反落。アマゾン上昇したものの、アップルやフェイスブック、
 ロクが下落。エヌビディアやAMD、インテルも軟調。
 
 アマゾンは時価総額が1兆ドルを突破。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を上回った。売上高が予想の上限を超えたのは18年
 第1四半期以来。営業利益2/3を占めるクラウド部門アマゾンウェブ サービス
(AWS)の売上高は34%増100億ドルとなり、営業利益も19%増の
 26億ドルとなった。また、有料のプライム会員数は全世界で1.5億人を
 超え、海外市場での利用拡大を示唆した。

 ロクは、今週末のスーパーボウルの放送に先立ち、FOXチャンネルにアクセス
 できないことを顧客に通知し始めたことが嫌気されている。

 ワールド・レスリング・エンター(WWE)が大幅安。共同創業者のバリオス氏
 とウィルソン氏の取締役会からの退任が発表された。

 トラック製造のナビスター・インターナショナルが50%超の急伸。ドイツの
 フォルクス・ワーゲン(VW)がきのう、小会社を通じて、未保有株を現金1株
 35ドルで買収すると提案したことが明らかとなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/131967

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(1/31)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=51.56(-0.58 -1.11%)

 NY原油の期近は続落。引き続き中国発の新型コロナウイルスの感染拡大懸念
 に圧迫されて、米株が大幅安となるなか、リスクオフの動きが下落を主導した。

 また、下落場面では今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報での原油在庫の
 増加も売り材料となった。さらに直近安値を更新する展開となり、チャート面
 からも売られやすくなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/131965

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1587.90(-1.30 -0.08%)

 金4月限は小反落。時間外取引では、中国の新型コロナウイルスの感染拡大に
 よる株安、ドルの弱含みにも月末最終取引で利食い売りの動きから小幅安で
 推移。日中取引では、米株が大幅安となった事、ドル安から前半、プラスサイド
 に浮上する場面があった。しかし後半から終盤に再度、売り優勢となり、小安く
 引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/131964

  
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1月最終週 相場展望と予定

2020-01-26 23:59:08 | 相場展望

                     
1月第4週の日経平均は、下落の展開となりました。

1/20明け週、米中貿易協議や中東情勢悪化の懸念一服も、中国発新型
 肺炎の感染拡大が投資マインドに影を落とし、リスクオフの動きとなった。

NY株式市場が週末まで底堅い動きをする中、地理的に近い日本は、新型
肺炎の懸念から買い手控えが起こった格好。また、為替も1ドル=109円台
円高に傾き、株価の押し下げ要因となった。

結局、日経平均は、週間で214円下落(↓0.89%)23827円となった。

さて、1月最終週(1/27~1/31)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY市場は、米でも中国由来の新型肺炎の発症があり、フローバル経済に
影響が出るとの思惑から下落。

東京市場は、上海、香港市場など春節休場する中、リスクオフを引き受ける形で
下落スタートになりそうです。

今週は、米で、第4四半期GDP、中国1月製造業PMI、EUで第4四半期
GDPの発表に目向けながらも、新型肺炎の拡大懸念が収まるかがポイント。

中国では、新型肺炎拡大阻止で、武漢を含む都市閉鎖や、集団移動禁止を発令し
2/B迄延長すると打ち出した。ヒト―ヒト感染も確認、2000人超感染者が
出ており、収束方向への目途が立つか注目されています。

国内は、企業決算の来期に移っており、企業決算も本格化します。決算をチェック、
コロナ新型肺炎の一服を想定し、押し目を物色する戦術が良さそうです。

日経平均、1月最終週(1/27~1/31)レンジ、23150円 ~23850円程度を想定しています。

1.1月最終週(1/27~1/31)主なイベントと予定
 1/27
 日本 松井証券、JSR、弁護士コム、コーエーテクモ、日東電工 各決算
  米 12月新築住宅販売件数
  米 DRホートン 決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
         5年債(410億ドル)
 中国 休場(~1/30 春節)
  独  1月IFO企業景況感指数
 1/28
 日本 企業向けサービス価格指数
 日本 OBC、エムスリー、信越化学、日立化成、オービック、キヤノンMJ、
    航空電、富士通ゼネ 各決算
  米 FOMC(~1/28) 
  米  1月消費者信頼感指数
  米 11月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 12月耐久財受注
  米 議会予算局、経済見通し公表
  米 アップル、ファイザー、ユナイテッド・テクノロジーズ、スターバックス
    3M、AMD、イーベイ、ザイリンクス 各決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
 1/29
 日本 日銀金融政策決定会合における主な意見(1/20、21日分)
 日本 消費者態度指数
    日本 サカイ引越、帝国ホテル、サイバーエージェ、ノエビア、日立建機
            オムロン、NEC、アドバンテ、ファナック、日野自、キヤノン、東北電
    スクリーン、ミスミG、LINE 各決算 
  米 FOMC声明
  米 パウエルFRB議長 記者会見
  米 12月中古住宅販売制約指数
  米 マイクロソフト、フェイスブック、マスターカード、AT&T、ボーイング
    マクドナルド、テスラ、ゼネラル・エレクトリック 各決算
  豪 第4四半期消費者物価指数
  独 2月GFK消費者信頼感
  西 サンタンデール銀行 決算
 1/30
 日本 東邦ガス、ゼオン、JPX、積水化、東海理化、M&A、野村不、NRI
    大日住薬、マンダム、ファンケル、日立金、日本精工、富士電、マキタ
    富士通、スタンレー、カシオ、京セラ、東エレ、アコム、野村HD、JR東
    ヤマトHD、ANA、ドコモ、大ガス、コナミ、日清粉、OLC、小糸製
    任天堂、三井住友、JR東海、東京ガス、中外薬 各決算   
  米 第4四半期GDP速報値
  米 アマゾン、ビザ、ベライゾン、コカ・コーラ、アムジェン、イーライリリー
    バイオジェン、デュポン、バレロ・エナ、E・アーツ、エクソン 各決算 
  独 1月失業率
  独 ドイツ銀行 決算
  英 中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁 記者会見
 EU 12月ユーロ圏景況感指数
 EU 12月ユーロ圏失業率
 1/31
 日本 12月有効求人倍率
 日本 12月完全失業率
 日本 12月鉱工業生産速報
 日本 12月小売売上高 
 日本 1月都区部消費者物価
 日本 豊田織機、デンソー、東洋水産、アステラス、エーザイ、小野薬、郵船
    商船三井、清水建、関電工、日ハム、第一三共、LIXIL、ジェイテクト
    日通、三菱倉、ヤクルト、ALSOK、豊田合、山九、SMS、味の素
    ココカラファイン、三越伊勢丹、住友化学、東映アニメ、コーセー、小林薬
    TOTO、ガイシ、オークマ。東芝機械、コマツ、日立、TDK、ウシオ
    メディパル、トプコン、エフピコ、JR西、JAL、KDDI、SCSK
    キーエンス、豊田通、りそな、みずほ、ZOZO、三菱自、SBI 各決算
  米 12月個人所得/支出
  米 1月ミシガン大学消費者マインド指数
  米 シェブロン、キャタピラー 各決算
  米  国債償還 2年債(298億ドル)
          5年債(350億ドル)
          7年債(290億ドル)
 中国 1月製造業PMI
  英 EU離脱期限
 EU 第4四半期ユーロ圏GDP速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/24)
 
 今日のNY為替市場でドル円は109円17銭まで一時値を落とす展開となった。
 序盤は米株が力強く始まったことなどを受けて、109円60銭台を付けるなど
 比較的しっかりの展開が見られたが、その後リスク警戒感からの円買いが優勢と
 なった。
 
 新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染予防センター(CDC)が米
 国内で二人目の感染者が見つかったことを発表したことなども、市場の警戒感を
 強める格好となった。

 120ドル超の上昇を見せていたダウ平均が、300ドル超の下げを一時記録する
 など、リスク警戒感の動きが広がる中で、ドル円は109円17銭まで下落。

 安値から少し戻したものの109円30銭前後のドル安円高圏で週の取引を終える
 展開となっている。
 
 安全資産とされる米長期債に資金が流れ込む状況も見られ、米10年債利回りは
 ロンドン市場の1.76%から1.66%台まで9BP超の低下(債券価格上昇)と
 なり、ドル売り円買いに寄与する格好となった。

 クロス円も売りが優勢。ユーロ円はロンドン市場で英PMIの好結果を受けた
 ポンドの買いに121円27銭を付けてたが、NY市場午後には120円42銭
 と、80銭以上ユーロ安円高が進行してる。ユーロは対ドルでも1.106台から
 1.102前後まで下げる動きに。

 ポンドは対ドル、対円で大きく振幅下。ロンドン市場午前の英製造業・非製造業
 PMIともに予想を超える好結果となり、いったんはポンド買いが進行。
 ポンドドルは1.3173、ポンド円は144円42銭を付ける動きとなった。
 
 しかし、来週の英中銀金融政策会合(MPC)で利下げに踏み切る可能性が指摘
 される中で、ポンド買いは続かず、売りが優勢に。ポンドドルは1.3057、
 ポンド円は142円72銭まで大きく値を落とす展開となっている。
 https://fx.minkabu.jp/news/131119

 米国債利回り 
  2年債        1.495(-0.019) 
  10年債      1.684(-0.049) 
  30年債      2.132(-0.046) 
  期待インフレ率  1.683(-0.038) 
            ※期待インフレ率は10年債で算出 

 米長期債市場は、リスク回避で投資資金が流れ込む展開となった。米10年債利
 回りはロンドン市場で付けた1.76%から1.66%台まで9BP(0.09%)超の下げ(債券
 価格上昇)となる場面も見られた。そこから少し戻したが1.70%を回復しきれず、
 1.68%台前半で引けており、利回り低下傾向が強まる展開となっている。
 
 米30年債なども利回り低下が目立っており、リスク警戒感から安全資産とされる
 米長期債を買う流れがかなり強まる週末となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/131122

3.NY株式市場 結果(1/24)
 
 NY株式24日
  ダウ平均      28989.73(-170.36 -0.58%)
  S&P500       3295.47(  -30.07 -0.90%)
  ナスダック       9314.91(  -87.57 -0.93%)
  CME日経平均先物  23635     (大証比   -160 -67%)
                     
 今日のNY株式市場で、ダウ平均は朝方一時120ドル超の上昇を見せた後、
 高値から400ドル以上下げて前日比でも300ドルを超える下げとなるなど、
 激しい振幅を見せる展開となった。

 ナスダックやS&P500もプラス圏で始まり、最初は買いが優勢となって、
 ナスダックが史上最高値を更新する動きなどを見せながら、その後は値を落と
 す展開に。

 中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染
 予防センター(CDC)は、シカゴで米国内では二例目となる感染者が見つか
 ったことを公表。警戒感を誘った。

 ロンドン市場で109円60銭台を付けていたドル円が109円17銭まで値を
 落とすなど、市場はリスク警戒感が強まる展開に。
 
 ダウ平均は6銘柄が上昇、24銘柄が下落と、全般に売りが優勢。第4四半期
 決算が強めに出たアメックスやインテルが大きく上昇したものの、JPモルガン
 ゴールドマンサックスといった銀行株、新型コロナウイルスがらみでは薬局大手
 ウォルグリーン、医薬品のファイザーなどが売られている。

 ナスダックもインテルの上昇の影響が大きい。新興IT関連ではネットフリックス
 しっかりも、ツイッター、アルファベット、テスラ、アマゾンなどが軟調。

 その他銘柄、ウイルス関連で連日動き大きいノババックスは振幅を経てプラス圏。
 第4四半期決算が弱めに出たハースコなどが大幅安。
 https://fx.minkabu.jp/news/131117

4.NY市場、原油先物3月限/金先物2月限 各結果(1/24)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=54.19(-1.40 -2.52%)

 NY原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.41
 ~1.40ドル安。その他の限月は1.43~0.51ドル安。
 
 中国の武漢を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、石油需要の
 下振れが引き続き懸念されている。中国国家衛生健康委員会によると、23日
 時点の新型コロナウイルスによる死者は25人、感染者数は830人まで拡大
 している。

 米疫病予防管理センター(CDC)は、米国内で二人目となる感染者を確認した。
 春節の大移動によって、世界各地で感染者が増加することが警戒されている。

 時間外取引で3月限は買い戻しが優勢となる場面はあったが、高値は55.95
 ドルまでだった。通常取引開始後は売りが強まり、昨年10月31日以来の安値
 である53.85ドルまで下落した。
 https://fx.minkabu.jp/news/131111

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1571.9(+6.5 +0.42%)
 
 金2月限は続伸。中国を中心に新型コロナウイルスが感染拡大を続けているほか、
 春節の大移動によって世界各地で感染者が増えることが懸念されている。

 米疫病予防管理センター(CDC)は、米国内で二人目となる感染者を確認した。
 https://fx.minkabu.jp/news/131112


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1月第4週 相場展望と予定

2020-01-19 23:58:18 | 相場展望

          
1月第3週の日経平均は、2週連続で続伸の展開となりました。

1/14連休明け、中東情勢悪化の懸念が一服。米中貿易協議の第1段階の調印
済み、NY株式市場が高値を更新する中、為替も1ドル=110円台を回復して、
出遅れ感ある日経平均は、節目24000円台を回復して終了した。

結局、日経平均は、週間で190円上昇(↑0.80%)24041円となった。

さて、1月第4週(1/20~1/24)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、ダウ5日続伸と上げは限定的ながら、高値更新して終了。
本格化を迎える決算も、底堅い経済指標を背景に良好で、東京市場の追い風に
なりそうで、週明けの日経平均は、続伸のスタートになりそうである。

主な経済指標、国内は、 1/20鉱工業生産、1/21の日銀金政策と黒田
日銀総裁会見、1/22の全国百貨店売上高、1/23の貿易収支、1/24の
貿易収支など注目です。

海外は、1/21~24のダボス会議、米で1/22の12月中古住宅販売件数、
1/23の12月景気先行指数、1/24の1月製造業PMI値など注目です。

また中国では、1/24~30に春節で休場、中国人大移動でコロナウイルスの
影響が気になります。

マーケットの関心は3月期決算企業の来期に移っており、企業決算も本格化。
日本電産の決算後の株価の動きはハイテク株、ディスコは半導体製造装置関連の
株価動向がどうなるか、注目しています。

その他、通常国会召集や日銀総裁会見など、想定内と思われるが、NY株式市場、

主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株のキャッチアップできるか、注目。

円高一服で、日経平均24000円台を底固めに上値追いとなる展開に期待したい。

日経平均、1月第4週(1/20~1/24)レンジ、23800円 ~24250円
程度を想定しています。

1.1月第4週(1/20~1/24)主なイベントと予定
 1/20
 日本 日銀金融政策会合(~1/21)
 日本 12月鉱工業生産
 日本 安倍首相、演説
  日本 アサヒ陶 決算
  米 NY市場休場(キング牧師生誕記念日祝日)
  米 トランプ米大統領、就任から3年
  世 IMF世界経済見通し
 1/21
 日本 日銀金融政策政策会合
 日本 黒田日銀総裁 記者会見
   日本 東京製鉄、大江戸温泉 各決算 
  米 IBM、ハリバートン、ネットフリックス 各決算
    世 世界経済フォーラム、ダボス会議(~1/24)
 1/22
 日本 12月全国百貨店売上高
 日本 ゲンキードラ 決算 
  米 12月中古住宅販売件数
  米 J&J、アボットラボラトリーズ、テキサス・インスツルメンツ 各決算
  加 カナダ政策金利
 1/23
 日本 12月貿易収支
 日本 11月工作機械受注
 日本 日本電産、、ディスコ 各決算
  米 12月景気先行指数
  米 P&G、インテル、コムキャスト、トラベラーズ、スカイワークス・ 各決算
  豪 12月雇用統計 
 EU ECB会合、
 EU ラガルドECB総裁 記者会見
 1/24
 日本 12月消費者物価指数
 日本 ジャフコ、カワチ薬品、日置電、エンプラス、未来工業、ピー・シー・エー
    DNAチップ、KIMOTO、ブルボン 各決算
  米 1月製造業PMI速報値
  米 アメリカン・エクスプレス 決算
 中国 中国市場休場(春節祝日~1/30)
  独 1月製造業PMI速報値
 EU 1月ユーロ圏製造業PMI速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/17)
 
 今日のNY為替市場でドル円は110円台を回復。この日発表の米経済指標が
 予想を上回る堅調な内容となったことや、米株が再び最高値を更新しており、
 ダウ平均の上げ幅が260ドルを超える中、ドル円は110円台に戻している。
 
 前日の米中合意の署名以降、109円台後半での狭い範囲での振幅が続いていた
 が、下値も堅かったことから買いが膨らんだ模様。
 しかし、さすがに買い疲れもあるのか、きょうの相場の雰囲気の割には上値追い
 の勢いは鈍いようにも感じられる。直近高値の110.20円を勢いよく試す
 雰囲気までは見られなかった。
 
 米中合意については、中国が米製品の購入を向こう2年間で2000億ドル
 増やすことや、それと引き換えに、中国製品への関税の一部引き下げで合意した。
 事前に伝わっていた内容とほぼ同様で目新しさはなく、市場の反応は限定的。
 
 第1段階の合意が成で、ひとまず安心感に繋がっているようだが、厄介な課題は
 なお山積みで、警戒は続くとの声も少なくない。
 
 この様な中、ロング勢も上値に慎重になってるのかもしれない。一方、ショート
 勢は戻り売りを試すタイミングを狙ってる雰囲気もあり、米株の調整待ちといっ
 たところかもしれない。
 いずれにしろ、ドル円は110円台を回復してるものの、次のアクション待ちの
 雰囲気が強いものと思われる。
 
 ユーロドルはNY時間に入って戻り売りが優勢となった。ロンドン時間には1.
 1170ドル付近まで上昇。200日線が1.1135ドル付近に来ているが、
 その付近に伸び悩んでいる。
 
 きょうはECBが議事要旨を公表していた。ラガルド総裁が就任後初の理事会
 だったが、メンバーの一部は「現在の金融政策措置の副作用の可能性に注意が
 必要だ」と強調していたことが明らかとなった。
 
 また、現在の金融政策がユーロ圏経済に効果を及ぼす時間を与える必要がある
 との認識も示していた。当面、ECBは政策を据え置く姿勢を示唆する内容でも
 ある。
 
 市場もECBの手詰まり感を既に認識して、これ以上の追加緩和はハードルが
 高いと見ている向きが多い。そのような中、今月末の理事会での戦略見直しに
 焦点を集めているようだ。特に2%弱としているインフレ目標をどうするのか
 注目されている。
 
 ポンドは買い戻しが強まり、ポンドドルは1.3080ドル近辺まで急速に買い
 戻された。本日の21日線は1.3070ドル付近に来ているが、その水準を
 回復する動き。市場は英中銀の利下げ期待を高めており、ポンドドルは売りが
 強まっていた。その状況に変化はなく、特にポンドを買い戻す特段の材料は見
 当たらなかったが、1.30ドル割れでの押し目買いが強かったことから、
 ショートカバーが出たのかもしれない。
 
 市場では利下げを実施しても、英経済への効果は限定的との見方も出ている。
 
 英中銀はきょう、第4四半期の信用状況調査を発表していたが、信用の伸びは
 鈍化傾向が続いていることが示された。経済が低迷する中、企業の資金需要は
 鈍く、個人のクレジットカードの使用も手控えられている。この傾向は国民投票
 以降2年間続いているが、止まる気配を見せてない。市場の期待通りに英中銀が
 利下げを実施したとしも、資金需要自体が低迷してる中で、その効果は期待程は
 ないとも見られている。
 https://fx.minkabu.jp/news/130223

 米国債利回り
  2年債        1.563(-0.002)
  10年債      1.823(+0.016)
  30年債      2.284(+0.026) 
  期待インフレ率   1.753(+0.004)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で利回りは上昇。この日発表の米住宅着工が13年ぶりの高
 水準となるなど、このところの経済指標が米経済の底堅さを示していることで、
 利回りは上昇の反応を見せている。
 
 10年債は1.84%台迄一時上昇した他、政策金利に敏感な2年債は1.57%
 まで一時上昇した。
 2-10年債の利回り格差は+26(前営業日+24)にスティープ化。
 https://fx.minkabu.jp/news/130374

3.NY株式市場 結果(1/17)
 
 NY株式17日
  ダウ平均      29348.10(+50.46 +0.17%)
  S&P500      3329.61(+12.80 +0.39%)
  ナスダック        9388.95(+31.81 +0.34%)
  CME日経平均   24050        (大証比:+20 +0.08%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は5日続伸。ただ、小幅高に留まっている。米中
 合意の署名を通過して市場には楽観的ムードが広がっている。直近発表の米経済
 指標も好調で、今週の金融機関の決算も、まずまずの内容で来週以降に期待感を
 残している。
 
 きょうはGDPなど一連の中国の経済指標が発表になっていたが、2019年を
 底堅く終了していたことも安心感に繋がっていたようだ。取引開始前に発表になっ
 た12月の米住宅着工指数は13年ぶりの高水準を記録した。住宅ローン低下の
 中で住宅市場の回復が軌道に乗っていることを示唆。ただ、それ自体への反応は
 限定的だった。
 
 しかし、さすがに過熱感も出ており、3連休も控えていることから上値では利益
 確定売りも出て、上げは小幅に留まっている。
 
 ダウ採用銘柄ではビザ、トラベラーズが上昇したほか、ホームデポ、ダウ・インク、
 マクドナルドが堅調。一方、ボーイング、シェブロン、エクソンモービルが下落。
 ナスダックも続伸。IT・ハイテク株も上げが一服しており、ナスダックは下げに
 転じる場面も見られたが、来週から始まるIT・ハイテク株の決算への期待もあり
 下値は底堅い。
 
 ギャップが軟調。同社の主力ブランドである「オールドネイビー」部門の分離を
 今後追求しない方針を明らかにした。
 
 鉄道のCSXが下落。10-12月期決算を発表しており、コスト削減と効率化
 で1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。
 
 紳士服のテーラード・ブランズが上昇。主力ブランド「ジョセフ・アブード」の
 商標をアパレルへの投資を手掛けるWHPグローバルに1.15億ドルで売却した
 と発表した。
 
 レストランと娯楽施設運営のデイブ&バスターズ・エンターテインメントが上昇。
 投資会社KKRが発行済み株式の6.3%を保有したことが明らかとなった。
 
 SNSのピンタレストが小幅に4日続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き
 上げ、目標株価を30ドルに上方修正した。 
 https://fx.minkabu.jp/news/130372

4.NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/17)
 
 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=58.54(+0.02 +0.03%)
 
 NY原油は反発。今週の米中合意や米上院の新たな米国・メキシコ・カナダ協定
 (USMCA)の法案を可決などを好感して、この日もダウ平均株価やナスダック
 指数などの米株式が過去最高値を更新していることなどで、リスクオンの動きと
 なり、前日の高値を小幅に更新したが、すぐに上値が重くなり、その後は週末を
 控えた利食い売りで上げ幅が抑えられた。米国の稼働中の掘削装置(リグ)数が
 増加していたことも米国の時間帯後半の圧迫要因となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/130368
 
 NY金先物2 月限(COMEX)
  1オンス=1560.30(+9.80 +0.63%)
 金2月限は反発。時間外取引では、株高が圧迫要因となる場面も見られたが、世界
 経済の先行き懸念から押し目は買われて堅調となった。日中取引では、ドル高を
 受けて戻りを売られる場面も見られたが、押し目は買われた。
 https://fx.minkabu.jp/news/130365

 

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1月第3週 相場展望と予定

2020-01-13 23:49:39 | 相場展望

          
1月第2週 大発会からの日経平均は、乱高下があったものの反発となった。

週明け1/6に米軍がイランのソレイマニ司令官を空爆で殺害したことが明らか
となり
中東情勢の緊迫化の懸念から売りが先行。リスクオフから450円超下落
して、
日経平均23200円台となった。

1/6NY市場が、トランプ大統領の戦闘を
希望していない旨が伝わると、ダウ
引けにかけて上昇に転じ、円相場も円安と
なった事から、1/7の日経平均は、
4日ぶり反発し、前日の下落分の8割強戻す
反発となった。

1/8日経平均は、朝方にイランが米イラク駐留基地を攻撃したことが伝わり、
急反落した。一時23000円台を割り込む場面もあったが、只、イランも戦争
望んでないとの発言で、後場の日経平均は、下げ幅を縮め23200円台で終了。

1/9は、トランプ大統領が会見で、イランとの更なる戦闘は望まない意向示唆
したことで、日経平均は、大幅反発となった。
週末は、1/15の中貿易交渉の第1段が合意する事も加わり、週末の日経平均
小幅続伸と、中東情勢の鎮静化期待から堅調な中で終了した。
大発会から乱高下する展開であったが、平常に戻ろうとする展開に期待したい。

結局、日経平均は、週間で193円上昇(↑0.82%)23850円となった。

さて、1月第3週(1/13~1/18)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、12月の米雇用統計が、予想を下回る内容となった事で利益
確定の動きが優勢と反落した。週明けは、中東情勢の落ち着きと米経済の強含み
もあり、反発スタートしている。

これを受け、3連休明けの日経平均は、底堅い展開を期待したい。ただ、週後半に
かけ、1/14の消費者物価指数、1/15のベージュブック、1/16の12月
小売売上高、1/17の12月鉱工業生産、12月住宅着工件数など目白押しで、
概ね良好と推察されるが、注目です。

国内は、 1/13の11月国際収支、12月景気ウォッチャー調査、1/15の
日銀地域経済報告(さくらリポート)、11月工作機械受注、1/16の11月
機械受注、1/17の12月訪日外国人客数など注目です。工作機械や機械の指標

悪い事が想定されているので、今後の上昇を示唆する内容があれば、OKです。
米国の主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株の出遅れているがリスクオン
で、円高一服となれば、日経平均の大台24000円台も視野に入ります。

日経平均、1月第3週(1/13~1/17)レンジ、23700円 ~24200円
程度を想定しています。

1.1月第3週(1/12~1/17)主なイベントと予定
 1/12
 日本 安倍首相、中東3ヵ国訪問(~1/15、サウジ、UAE、オマーン)
 1/13
 日本 東京市場は休場(成人の日祝日)
  米 12月財政収支
  米 ペンス米副大統領、イラン政策について演説
  米 ボストン連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
 米中 劉鶴副首相、米中貿易協議「第1段階」合意署名のため訪米(~1/15)
  亜  アジア金融フォーラム(から1/14、香港)
    英  11月鉱工業生産指数、
 1/14
 日本 11月国際収支
 日本 12月景気ウォッチャー調査
 日本 サーラ、タマホーム、日本国土、キャンドゥ、北の達人、ドトール日レス、
    クリエイト、クリレスHD、メディアドゥ、マネフォワ-ド、Sansan
    Gunosy、ベイカレント、ライトオン、松竹、東宝 各決算
 中国 12月貿易収支
  米 12月消費者物価指数
  米 NY連銀総裁、講演
  米 カンザスシティ連銀総裁、講演
  米 JPモルガンC&C、ウェルズ・ファーゴ、シティG、デルタ航空 各決算
  米 民主党、大統領選候補者討論会
  中国 11月貿易収支
 1/15
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 1月日銀地域経済報告(さくらリポート)
 日本 11月工作機械受注
 日本 ブロンコB、不二越、マルカ 各決算
  米 12月生産者物価指数
  米 1月NY連銀製造業景況指数
  米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米 バンカメ、ユナイテッドヘルスG、GS、ブラックロック 各決算
  米 国債償還 3年債  (253億ドル)
         10年債(189億ドル) 
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
 米中 両国、貿易協議「第1段階」合意に署名
  英 12月消費者物価指数
 1/16
 日本 11月機械受注
   日本 平和RE、グラント 各決算
  米 12月小売売上高
  米 12月輸入物価指数
  米 1月NAHB住宅市場指数
  米 11月対米証券投資
  米 モルガン・スタンレー 決算
  独 12月ドイツ消費者物価指数
 南ア 南アフリカ中銀政策金利
 EU 12月新車販売台数
 1/17
 日本 12月訪日外国人客数
 日本 API、プロロジス、津田駒、ユナイテッドU、協和コンサル 各決算
  米 11月求人件数
  米 12月鉱工業生産
  米 12月住宅着工件数
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
 中国 第4四半期GDP
 中国 12月小売売上高
 韓国 中銀政策金利

2.NY市場 為替/債券 各結果(1/10)
 今日のNY為替市場でドル円は伸び悩んだ。この日発表になった米雇用統計は非農業
 部門雇用者数(NFP)や平均時給とも予想を下回ったことで、売りの反応が見られた。
 米株や米国債利回りも下げており、ここ数日、急上昇していたドル円も上げ一服となっ
 たようだ。
 
 ただ、下押しする動きまでは見られなかった。イラン情勢が一段落し、為替市場には
 ドル買いの流れも見られ、ドル円をサポートしている。下値では今年の新規マネーと
 見られる買いオーダーが、ドル円の下値を支えているとの憶測も聞かれた。
 
 米雇用統計については、製造業の雇用が減少し、非農業部門雇用者数(NFP)が
 14.5万人増と予想こそ下回ったものの、FRBが力強い雇用との認識を変更する
 ほどの弱さは見られない。実際、FF金利先物も米雇用統計発表前の水準から変化は
 ない。
 
 ドル円は既に情勢の緊迫化前よりも高い水準にある。市場も、年末年始に突如発生
 した中東情勢の緊迫化に追われたものの、ひとまず、事態は小康状態を保っている
 ことで、一旦焦点から外す動きが出ているものと見られる。ただ、ドル円が110円
 を試すためには新たな材料が必要とも思われ、市場の焦点は来週の米中合意の署名に
 移っているものと見られる。トランプ大統領は第2段階の交渉をすぐに始めるとして
 いる。米中に関して、ひとまず安心感が広がってるものの、今後もリスクとして意識
 される。
 
 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.11ドル台に上昇。きょうも前日に引き続き
 1.10ドル台に下落していたが、サポートされ、1.10ドル台での買い圧力も出て
 きているようだ。21日線と200日線が1.1140ドル付近に来ており、目先の
 上値メドとして意識される。
 
 きょうはフランスやスペイン、イタリアの11月の鉱工業生産が発表になっていたが、
 前日のドイツに引き続き、予想を上回る内容となっていた。ただ、これらポジティブな
 結果は、ひとつまみの塩として認識する必要があるとの声もエコノミストから聞かれる。
 ユーロ圏の鉱工業生産は徐々に底堅くはなって来ているものの、過度に楽観的になる
 べきではないという。
 
 ポンドドルは下げ一服も、ユーロのような買い戻しは見られなかった。昨日のカーニー
 英中銀総裁の発言を受けて、ポンドは下げやすい状態にある模様。同総裁は経済成長が
 回復しなければ利下げや債券購入を検討する可能性を示唆していた。英EU離脱を巡る
 不透明感が依然として燻っており、主要な懸念材料ではあるものの、そのれに加えて英
 ファンダメンタルズにも市場の関心が向けられる可能性がある。
 https://fx.minkabu.jp/news/129648
 
 米国債利回り(NY時間16:34)
  2年債       1.566(-0.012)
  10年債     1.818(-0.037)
  30年債     2.279(-0.051)
  期待インフレ率  1.756(-0.004)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で利回りは低下。この日発表になった12月の米雇用統計が
 予想を下回る内容となったことで利回りは低下している。
 
 米雇用統計については、製造業の雇用が減少し、非農業部門雇用者数(NFP)が
 14.5万人増と予想こそ下回ったものの、FRBが力強い雇用の認識を変更する
 ほどの弱さは見られない。実際、FF金利先物市場での米利下げ期待に変化はなく、
 市場は年内利下げが1回あるか無いかで織り込んでいる状況。
 
 10年債は1.81%まで低下したほか、政策金利に敏感な2年債は一時1.55%
 台まで低下した。
 2-10年債の利回り格差は+25(前営業日+28)にフラット化。  
 https://fx.minkabu.jp/news/129647

3.NY株式市場 結果(1/10)
  NY株式10日
  ダウ平均     28823.77(-133.13 -0.46%)
  S&P500      3265.35(  -9.35 -0.29%)
  ナスダック    9178.86( -24.57 -0.27%)
  CME日経平均先物 23700   (大証比:-100 -0.42%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反落。取引開始前に発表になった12月の米雇用
 統計は予想を下回る内容となったことで利益確定の動きが優勢となった。
 
 最高値更新が続いていたことから、利益確定売りのタイミングとなった模様。ただ、
 下押す動きまではなく、あくまで利益確定売りの範囲に留まっている。下値では
 IT・ハイテク株の上げがサポート。アナリストがアップルや、そのサプライヤー
 であるスカイワークスやコルボへの期待感を示すレポートを発表したことが材料視
 されていたようだ。
 
 米雇用統計については、製造業の雇用が減少し、非農業部門雇用者数(NFP)が
 14.5万人増と予想こそ下回ったものの、FRBが力強い雇用の認識を変更する
 ほどの弱さは見られない。実際、FF金利先物市場での米利下げ期待に変化はない。
 市場は年内利下げが1回あるか無いかで織り込んでいる状況。
 
 来週は大手銀を皮切りに10-12月期の決算発表が始まる。S&P500採用銘柄
 全体では0.6%減益が見込まれているようだ。2四半期連続の減益となり、現在の
 最高値を更新している株価が正当化されるのか疑問の声も出ているようだ。ただ、
 来週は中国の劉鶴副首相が訪米し、米中合意への署名が予定される中、いまのところ、
 市場は先行きに楽観的なようだ。
 
 ダウ採用銘柄ではボーイングやトラベラーズ、ウォルグリーンが下落したほか、JP
 モルガン、ユナイテッドテクノロジーズも軟調。一方、ファイザー、コカコーラ、
 ベライゾンが上昇。
 
 ナスダックも下落。IT・ハイテク株は堅調な動きが続き、序盤はプラス圏で推移
 していたものの、次第に利益確定の動きが強まった。アップル、アルファベット、
 エヌビディアが上昇した一方、テスラ、AMDが利益確定売りに押された。
 アパレルのアーバン・アウトフィッターズが下落。年末商戦の業績を公表しており
 嫌気されている。同社の主力ブランドである「アンソロポジー」のプロモーション
 活動を活発化させたことによるコスト増で、粗利益率に予想以上に圧力がかかった。 
 KBホームが下落。9-11月期決算を発表しており、1株利益は予想を上回った
 ものの、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。カルフォルニアの山火事が
 
 一部売上高に影響したとしている。
 OEMメーカーやソフトウエア出版社向けにITサプライチェーン・サービスを展開
 しているシネックスが上昇。9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高共
 予想を上回った。12-2月期についても、予想を上回る見通しを示している。
 テーマパーク運営のシックス・フラッグズ・エンターテインメントが大幅安。計画中の
 中国のテーマパークでのトラブルが収益に悪影響を及ぼしていることから、中国での
 全てのプロジェクトが中止される可能性があると警告した。
 
 レストランなどからの宅配を手掛けるグラブハブが下落。各報道が今週、同社が身売り
 を検討していると報じていた。しかし、同社はその報道を否定。
 植物ベースの代替肉を手掛けるビヨンドミートがきょうも商いを集めて続伸。
 マクドナルドによる全米での同社の代替肉採用への期待感が押し上げているようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/129643

4.NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/10)
 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=59.04(-0.52 -0.87%)
 
 NY原油の期近は続落。
 アジア時間の時間外取引は弱含みで推移。欧州時間に入ると、地合いを引き締め、
 小高くなった。日中取引は昨年12月の米雇用統計が弱気の数字となり、ドル安
 となったことや、米国内の石油掘削機(リグ)数の稼働の減少など支援材料は
 あったが、米国・イラン間の緊張緩和で戻り売り圧力強く、軟調な展開となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/129646
 
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1560.10(+5.80 +0.37%)
 金2月限は反発。時間外取引では、中東情勢に対する懸念が後退したことなどを
 受けて続落となったが、下げ渋り感があり、米雇用統計待ちとなった。日中取引
 では米雇用統計が弱気の数字となったことからドル安となったことに支援され、
 買い優勢となった。米国・イラン間の緊張が根強く警戒され、堅調に推移した。
 https://fx.minkabu.jp/news/129644
 
 

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1月第2週 相場展望と予定

2020-01-05 23:59:03 | 相場展望

        
12月最終週の日経平均は、続落となった。12/30大納会の日経平均は
続落。
181円安の23656円。大納会での反発が期待される中、米国株
まちまち
と手掛かり難の中、年末年始6連休と大発会が1/6で、年越しを
避ける売りが
あったかもしれない。そんな中、中・小型株で物色される銘柄
群があった。

結局、日経平均は、週間で181円下落(↓0.76%)23656円。

さて、1月第2週(1/6~1/11)の主なイベントと予定は下記の通り。

年末、年始のNY株式市場は上昇した。ただ、1/3の週末は反落。イラン
情勢
緊張が高まっており、利益確定売りが活発化。トランプ大統領のイラク
空爆で、
イランの精鋭部隊である革命防衛隊の司令官が死亡。イラン指導者
ハメネイ師は
報復を表明しており、米とイランの緊張が深まる恐れを懸念して
いる。

これを受け、週初の日経平均は、米株上昇を織り込まず、リスクオフスタート
になりそうである。その後、戻りを試す展開になるか、注目しています。

米国の主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株の出遅れてるが、リスク
復活と円高が進行しており、懸念材料。

そんな中、個人の中・小型株の物色にちゅうもくして、戻りを試す展開に期待。

日経平均、1月第2週(1/6~1/10)は、23150円 ~23750円
程度を想定しています。

1.1月第2週(1/6~1/11)主なイベントと予定
 1/6
 日本 大発会
 日本 カネコ種、ダイセキS、スタ・アリス、マルマエ、ダイセキ 各決算
 1/7
 日本 12月マネタリーベース
 日本 サンエー、ハニーズHD、ネクステージ、USMH、サムティ、薬王堂
    4℃HD、和田興産、ベルク 各決算
  米  11月貿易収支
  米 11月製造業新規受注
  米 11月ISM非製造業景気指数
  米 国債入札 3年債(380億ドル)
 1/8
 日本 11月毎月勤労統計調査
 日本 ABCマート、ウエルシア、リソー教育、ベル24HD、放電精密、ゲーム
    ウィズ、サイゼリヤ、フジ、ヤマシタHD、BS11、天満屋ス 各決算 
  米 12月ADP雇用者数
  米 ウォルグリーン、レナー 各決算
  米 国債入札 10年債(240億ドル)
  世 世銀 世界経済見通し
 1/9
 日本 サカタタネ、ライク、キユーピー、わらべ日洋、7&アイ、SHIFT
    東京個別、C&R、三協立山、エスクロAJ、安川電、コジマ、島忠、
    松屋、イオンモール、トーセイ、乃村工芸社、ファストリテ 各決算
  米 クラリダFRB副議長、講演
  米 国債入札 30年債(160億ドル)
  米 NY連銀総裁、講演
  豪  11月貿易収支
 1/10
 日本 11月景気先行・一致指数 速報値
   日本 11月全世帯家計調査/消費支出
 日本 コシダカHD、いちご、ディップ、ローソン、ビックカメラ、コスモス薬
    コメダ、ネオス、久光薬、ベクトル、OSG、ローツェ、竹内製作所
    良品計画、インターア、マニー、オンワード、ファミマ、イオン、吉野家
  米 12月雇用統計
  豪 11月小売売上高
  ト 10月トルコ失業率
 1/11
 台湾 総統選挙・立法院選挙

2.NY市場 為替/債券 各結果(1/3)
 今日のNY為替市場は再びドル売りが強まり、ドル円は一時108円を再度
 割り込んだ。この日発表になった12月ISM製造業景気指数が予想外の弱さ
 だったことがドル売りを強めた模様。指数は47.2と2009年6月以来の
 低水準となり、予想(49.0)も下回った。
 
 市場では今年の景気の先行きに楽観的なムードが広がっているが、世界経済
 減速や設備投資の低迷など米製造業に関しては懸念が依然として払拭されて
 いない。
 
 米中は第1段階で合意の運びとなっているが、製造業のセンチメントは依然と
 して盛り上がっていない様子。5ヵ月連続で景気判断の分岐点である50を下
 回った。
 
 また、今日の市場はイラン情勢が緊迫化でリスク回避が強まってる。トランプ
 大統領が命じた米軍によるイラク空爆で、イランの精鋭部隊である革命防衛隊
 の司令官が死亡した。イランの最高指導者ハメネイ師は報復を表明しており、
 米国とイランの緊張が深まる恐れが出ている。
 
 ロンドン時間にはリスク回避のドル買い・円買いが見られたが、NY時間に
 入り弱いISM指数を受けて、流れがドル売りに転じた格好。米株も下落した
 ものの、下押しまで見られず、利益確定売りの範囲に留まったこともドル売りを
 誘発していたかもしれない。ここ数日、景気の先行き期待はドル売りの反応と
 なってる。
 
 イラン情勢がどこまで市場に影響するか未知数ではあるものの、ドル円は上値の
 重い展開が続いている。
 ただ、108円を割り込むと買いも出る様で、終盤になり108円台に戻してる。
 午後にFOMC議事録が発表されたが、反応は限定的。
 
 ユーロドルはNY時間に入って買い戻し膨み、一時1.11ドル台後半迄戻した。
 ロンドン時間には一時1.1125ドル近辺まで下落し、200日線を下回る
 動きを見せていたが、その水準は維持された格好。
 
 今年の世界経済の回復期待が、このところのユーロドルをサポートしている。
 世界経済の回復で、既にバリュエーションの高さが指摘されているドルから、
 ユーロや新興国通貨への資金シフトが期待されているようだ。ただ、そうなる
 かは未知数。
 
 今日のISM製造業景気指数の弱さを見た限りにおいては、米製造業にセンチ
 メントの改善は見られておらず、世界経済への不透明感は依然として根強く、
 ユーロ圏も同様の動きが警戒される。
 
 ポンドドルも下げ一服も、ユーロ程の戻りは見せなかった。この日発表された
 英建設業PMIが弱い内容だったことで、改めて英経済への不透明感を強めて
 いた模様。
 
 昨年末にかけてポンドは買い戻しを強めていたが、英EU離脱の動向は依然と
 して今年も重しとなることが予想される中、市場もポンドが置かれている状況
 を冷静に見直しているのかもしれない。
 https://fx.minkabu.jp/news/128802
 
 米国債利回り
  2年債        1.531(-0.038)
  10年債      1.790(-0.087)
  30年債      2.247(-0.085)
  期待インフレ率   1.776(-0.027)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で利回りは低下。イラン情勢の緊迫化で債券市場は逃避
 買いが活発化し、利回りを押し下げた。また、この日発表のISM製造業景気
 指数が予想外に弱かったことも重石となった。
 10年債は1.8%を割り込み、政策金利に敏感な2年債は1.51%迄一時
 低下。
 2-10年債の利回り格差は+26(前営業日+31)に一気に変化。
 https://fx.minkabu.jp/news/128801

3.NY株式市場 結果(1/3)
 NY株式3日
  ダウ平均        28634.88(-233.92 -0.81%)
  S&P500      3234.85(  -23.00 -0.71%)
  ナスダック         9020.77(  -71.42 -0.79%)
  CME日経平均   23320      (大証比:-520 -2.20%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は反落。イラン情勢の緊張が高まっており、
 利益確定売りが活発化した。トランプ大統領が命じた米軍のイラク空爆で、
 イランの精鋭部隊である革命防衛隊の司令官が死亡した。イラン最高指導者
 ハメネイ師は報復を表明しており、米国とイランの緊張が深まる恐れを懸念
 しているようだ。
 
 前日のダウ平均330ドル高まで上昇する等、今年の期待を反映し、20年
 好調なスタートを切った。しかし、昨年からの上げで高値警戒感も出ており、
 イラン情勢の緊迫化をきっかけに利益確定売りが出た模様。
 
 銀行株や産業株、そして、IT・ハイテク株などが売りに押され、ダウ平均は
 寄り付き直後に368ドル安まで下げ幅を拡大する場面が見られた。ただ、
 買いの好機との見方もある様で、下値で押し目買い意欲も強く下げ渋る動きも
 見せた。
 
 一方、原油相場が高騰しており、エネルギー株の一角が上昇した他、ロッキー
 ド、ノースロップ・グラマンなど防衛関連株が上昇。アナリストからは、野党
 民主党が「中東の緊張が高まれば、軍事支出の増額に反対できないかも・・。」
 と述べた事で、2020年の防衛対話は変更になる可能性もあるとの指摘が出て
 いる。
 なお、この日発表になったISM製造業景気指数は予想外に弱い内容となった
 ことも重石となった。
 
 ダウ採用銘柄ではウォルグリーン、ユナイテッド・テクノロジーズを除く28
 銘柄が下落。ダウ・インク、3M、キャタピラーが下落してる他、シスコシス
 テムズ、ゴールドマン、JPモルガンが軟調。エクソンモービルも序盤の上げ
 から下げに転じた。
 
 ナスダックも下落。アマゾンやマイクロソフト、エヌビディア、AMDも利益
 確売りに押されている。一方、テスラ、ロクが上昇。
 
 テスラは逆行高を演じた。10-12月期の出荷及び生産動向を公表しており、
 全体の出荷台数が予想を上回ったことが好感されている。主力車の「モデル3」
 9万2550台と予想(8万6280台)を上回ったほか、「モデルS」
 「モデルX」も予想を上回った。
 
 マラリア、エボラ、デング熱などの診断用機器を開発するケムバイオ・ダイア
 グノスティクスが上昇。HIVおよび梅毒感染の診断用機器である「DPP
 HIV 梅毒システム」が、今年の第1四半期にもFDAから承認が得られる
 可能性があると発表した。
 
 遺伝子解析のイルミナが軟調。同業パシフィック・バイオサイエンシズとの
 合併を断念したと発表した。米英の反トラスト当局が両社の合併に対して異議
 を申し立て、米国連邦取引委員会(FTC)が合併阻止を申し立てていた。
 12億ドル規模の買収だったが、2018年11月の発表以来1年以上保留
 されていた。
冷凍ポテト製品を手掛けるラム・ウェストンが大幅高となり上場来
 高値を更新。
 9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/128799

4、NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/3)
 NY原油先物2月限(WTI)
  1111バレル=63.05(+1.87 +3.06%)
 NY原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日
 比1.87ドル高。その他の限月は0.46ドル安~1.84ドル高。
 
 トランプ米大統領の命令によって、イラクのバクダット国際空港に対する空爆
 が実行され、イラン革命防衛隊のコッズ部隊の司令官ガセム・ソレイマニが死亡
 したことで中東情勢の緊迫感が一気に高まった。イラン最高指導者ハメネイ氏は
 喪に服した後の報復を宣言している。米国防省によると、ソレイマニ司令官は
 イラクや中東で米国民を攻撃する計画だった模様。米エネルギー情報局(EIA)
 が発表した週報で、原油在庫が減少したことも支援要因。
 時間外取引から2月限は64.09ドルまで急伸し、昨年4月以来の高値を更新。
 ただ、通常取引開始後は上げ幅を削った。
 https://fx.minkabu.jp/news/128796
 
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1552.40(+24.30 +1.59%)
 
 金2月限は続伸。米国がイラクのバグダッド国際空港を空爆、イラン革命防衛隊
 の精鋭であるコッズ部隊の司令官ガセム・ソレイマニ氏を殺害した事で、米国と
 イランの武力衝突開始が警戒されている。米供給管理協会(ISM)が発表した
 昨年12月の製造業景気指数が47.2まで低下し、2009年6月以来の低
 水準となった事も 支援要因。
 https://fx.minkabu.jp/news/128793

 

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12月第4週 相場展望と予定

2019-12-22 23:58:31 | 相場展望

          
12月第3週の日経平均は、4週ぶりの下落となった。米中貿易交渉の第1段合意や
英総選挙で保守党の圧勝となり、不安要因が後退して週初は上昇したものの、先週末
SQ通過や外資を中心とした参加者が、クリスマス休暇に入る事から、商いは膨れず
リバランス中心の売買の中、IPOラッシュも重なり、個人の換金売りも散見された。
そんな中、中・小型株で物色される銘柄群があった。

結局、日経平均は、週間で206円下落(↓0.86%)の23816円でした。

さて、12月第4週(12/23~12/27)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、最高値更新が続いている。クリスマス休暇を前に新規の手掛かり
材料はないが、来年の第1段階の米中合意の署名と共に、景気に対する楽観的な見方
もあり、リスクオンが高まった状態。

これを受け、週初の日経平均も上昇してのスタートになりそうである。その後、閑散
に売りなし商状となるか、注目されます。

米国の主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株の出遅れあり、外部リスク後退
方向性が見えてきた事で、円安が進行してリスクオンになる条件が、整ってきてます。
また、個人の中・小型株の物色に加え、IPOラッシュがピークを過ぎ、個人の需給
改善される中、師走ラリーへ年初来高値更新を目指す展開を期待したい。

日経平均、12月第4週(12/23~12/27)レンジは、23700円 ~
24250円程度を想定しています。

1.12月第4週(12/23~3/27)主な予定とイベント
 12/23
 日本 日中首脳会談
 日本 大光、あさひ 各決算
 日本 Grobal bridge HD IPO
  米 11月新築住宅販売件数
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
 12/24
 日本 日銀金融政策決定会合議事録(10/30、31日開催分)
 日本 ピックルス、ストライク、しまむら 各決
  米 クリスマスイヴのため 短縮取引
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
  独 クリスマスイヴのため 短縮取引
  仏 クリスマスイヴのため 短縮取引
  英 クリスマスイヴのため 短縮取引 
 12/25
 日本 11月企業向けサービス価格指数
 日本 象印、壱番屋、パルコ 各決算 
 日本 AIinside、WDBココ 各IPO
  米 クリスマスのため 休場
  独 クリスマスのため 休場
  仏 クリスマスのため 休場
  英 クリスマスのため 休場
 12/26
 日本 年内受け渡し最終売買日
 日本 ミタチ、ハイデ日高、Jフロント、ニイタカ、WNIウエザー、瑞光、スギHD、
 日本 オークワ、高島屋、タキヒョー 各決算
 日本 黒田日銀総裁、経団連審議会で講演
 日本 スポーツフィールド IPO
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  独 ボクシングデーのため 休場
  仏 ボクシングデーのため 休場
  英 ボクシングデーのため 休場
 12/27
 日本 11月有効求人倍率
 日本 11月完全失業率
 日本 12月都区部消費者物価
 日本 11月鉱工業生産速報
 日本 日銀金融政策決定会合の「主な意見」(12/18、19開催分)
、日本 アダストリア、ハローズ、DCM、パイプドHD、ヒマラヤ、タカキュー、ケーヨー
    ニトリHD、北恵 各決算
 中国 11月工業利益
 EU ECB経済報告 

2.NY株式市場 為替/債券 各結果(12/20)
 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は109円台半ばに戻して
 いる。特段の買い材料は見当たらなかったものの、米株式市場が最高値更新を続
 けていることもあり、買い戻しが出ている模様。
 
 前日は米経済指標が弱い内容だったことをきっかけに売りが強まり、109円台
 前半まで下落していた。上値の重さに業を煮やした短期筋の売りと見られるが、
 109円台前半の水準が固かった事から、今度は買い戻しに動いたと見られる。
 
 この日の11月のPCEデフレータが前年比で1.5%を下回らなかったこも買い
 戻しを誘ったものと思われる。PCEデフレータはFRBがインフレの参考指標と
 している消費者物価ではあるが、ここ数ヵ月下げ止まってはいるものの、1.5%
 付近から、目標である2%に向かって再浮上する動きまでは見られていない。
 
 このような状況下で、1.5%を下回るようだと、低インフレへの懸念が再燃する。
 FRBは現在、追加利下げについては静観姿勢を強調している。ただ、PCEデフ
 レータが1%を目指す動きが出るようだと、意識が変わる可能性もある。
 
 ユーロドルは戻り売りが強まり1.10ドル台に下落。1.11ドル台の上値抵抗
 が強く、見切り売りが出ていたようで、ストップを巻き込んで21日線まで下落して
 いる。ユーロドルは200日線で上値を止められ、今週に入って下放れの動きが見ら
 れている。下値警戒感が徐々に強まる中、短期筋の見切り売りが出ている模様。
 ユーロ圏経済に対する不透明感も根強い中、来年もユーロドルは軟調との見方も少な
 くない。
 
 ただ、一部からはドイツを始めとしたユーロ圏各国の財政刺激策への期待もあり、
 その場合、ユーロは本格的な反転を見せるとも見解も出ているようだ。ECBも弾が
 付きつつあり、これ以上利下げを続けられないことは明らかだとしている。
 
 ポンドは上に往って来いの展開。ポンドドルは一時1.3080ドル近辺まで買い
 戻されたものの、終盤になって1.30ドルを再び割り込んでいる。前日のポンド
 ドルは一時1.30ドルを割り込んだが、一旦達成感が出たのかもしれない。
 しかし、上値は依然として重いようだ。
 
 今日は英下院で、ジョンソン首相が10月にEUと合意した離脱協定案を358対
 234の賛成多数で可決し、来年1月31日のEU離脱に向けて大きく前進している。
 法制化に必要な最終承認ではないが、数年続いたEU離脱を巡る混乱も収束し始めて
 いることも示唆されている。
 https://fx.minkabu.jp/news/127839
  
 米国債利回り
  2年債    1.632(+0.005)
  10年債  1.917(-0.003)
  30年債  2.343(-0.011)
        期待インフレ率  1.775(-0.012)
         ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で利回りは上に往って来いの展開となった。朝方発表された
 7-9月期GDP確報値で個人消費が上方修正されるなど堅調な米経済を示した
 ことで利回りは上昇して始まったものの、原油が下落したことなどで、利回りは
 マイナスに転じた。
 
 10年債利回りは1.94%まで上昇後に1.91%まで低下した。政策金利に
 敏感な2年債も序盤の上げを縮小している。
 2-10年債の利回り格差は+29(前営業日+29)。
 https://fx.minkabu.jp/news/127838

3.NY株式市場 結果(12/20)
 NY株式20日
  ダウ平均       28455.09(+78.13 +0.28%)
  S&P500       3221.23(+15.86 +0.49%)
  ナスダック       8924.96( +37.74 +0.42%)
  CME日経平均     23835     (大証比:+115 +0.48%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は続伸し、最高値更新が続いている。クリスマス
 休暇を前に、特段の新規の手掛かり材料はないが、来年の第1段階の米中合意の
 署名と共に、来年の景気に対する楽観的な見方も出る中、投資家のリスク許容度は
 高まっている模様。
 
 IT・ハイテク株やヘルスケア株、銀行株が上昇し、ダウ平均は寄り付き直後に
 231ドル高まで上昇する場面も見られた。尚、きょうは株価指数と個別株それ
 ぞれの先物とオプション4つの清算日が重なる「クアドループル・ウィッチング」
 にあたる。寄り付き直後の出来高は直近平均の4倍に膨らんだが、寄り付きの急
 上昇はその影響があったのかもしれない。
 
 ダウ採用銘柄ではベライゾン、メルク、キャタピラーが上昇したほか、コカコーラ、
 インテル、シェブロンも買われた。一方、ナイキとボーイングが下落。
 ナイキは前日引け後に発表した決算は好調だったものの、更に力強い内容を期待
 していた投資家も多かったことから、利益確定売りにつながっているとの見方も
 聞かれる。ナイキも最高値を更新する中、決算に対する投資家のハードルが上がっ
 ているのかもしれない。
 
 ボーイングは、同社が打ち上げた商用宇宙船CSTー100「スターライナー」が、
 国際宇宙ステーション(ISS)に到達できず、実験は失敗に終わったとNASAが
 発表した。
 
 通信機器のF5ネットワークスが下落。同社はシェイプ・セキュリティを10億ドル
 で買収することを発表したが、これについて市場から、戦略的には理にかなっている
 ものの買収価格が割高で、同社の収益力にマイナスの影響があるとしている。
 
 クルーズのカーニバルが上昇。9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高
 とも予想を上回った。
 
 ナスダックも最高値更新。アルファベット、シスコシステムズは下落したものの、
 マイクロソフト、ネットフリックス、エヌビディアなど主力のIT・ハイテク株は
 上昇。
 
 USスチールが大幅安。ガイダンスを公表しており、10-12月期は赤字に陥る見
 通しを示したほか、デトロイト近くの五大湖の工場のほとんどを閉鎖し、1500人
 以上の労働者を解雇し、その配当を削減すると発表した。
 https://fx.minkabu.jp/news/127836

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/20)
 NY原油先物2月限(WTI)(終値)
  1バレル=60.44(-0.74 -1.21%)
 
 NY原油は時間外取引から最近の上昇で高値警戒感が強く、小幅安で推移。日中
 取引は米株が上昇し、ニューヨークダウの史上最高値更新が継続され、需要にと
 っては追い風となった。しかしドル堅調、リグ数増加でクリスマス休暇を控えて、
 利食い売り先行もようとなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/127833
 
 NY金先物2月限(COMEX)(終値)
  1オンス=1480.90(-3.50 -0.24%)
 
 金2月限は小反落。時間外取引では、ドル堅調から弱含み程度の下落となった。
 日中取引では、第3四半期の米GDP確報値は前期比年率+2.1%と改定値から
 変わらずだったが、12月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値が99.3となり、
 事前予想を上回るなど米経済の好調を示す数字を背景にドル高、米株高となった
 ことから売り優勢となった。下げ幅は限定的ながら、戻り鈍く引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/127832


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