遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

残木伐採③

2005-11-16 19:54:44 | あまってら農園
 この木の西側と南側には高い木があり、北側と北東側には物置小屋があります。東側は畑でルッコラが青々と茂っています。
 高い木に掛かるのを避け、これらの建物や畑の野菜を傷めずに倒すためには唯一,南西方向の法面に倒すしかありません。しかし、この木の重心は正反対の北東側に寄っています。
 直径30cmもある木を重心の反対方向に倒すのは、理屈では可能ですが技術的には難しく、熟練を要します。木の重みでチェーンソーが食われるのを防ぐための用具も必要です。
 小月さんはチェーンソーが挟まれないように木片を楔にして慎重に追い切りを進め、楔を右(西側)から左(東側)へと打ち換えながら徐々に切り進めて見事にねらった方向に倒しました。
 畑のルッコラも建物も無事。懸案が一つ解決しました。

残木伐採②

2005-11-16 19:53:45 | あまってら農園
 第2農林園の最上段の畑の奥に幅3.5m,長さ6m程の広場があります。小屋を建てる予定で斜面を均して平らにした場所です。
 その真ん中に大きなニセアカシアの木が立っています。この木は切らずには小屋の中に取り込み、屋根から突き出すようにするつもりでしたが、ニセアカシアは根が浅く大きくなると倒れる危険性があるので切ることにしました。
 周りの建物や畑の野菜に影響ないように倒すのはかなりの技術を要するので小月さんにお願いしました。
 

残木伐採①

2005-11-16 19:16:33 | あまってら農園
 第2農林園の畑地には未だ数本のニセアカシアの木が残っています。いずれも周辺部ばかりで、その殆んどは外(道路)側に傾いています。
 これを山側に倒すのですが、万一道路側に倒れることがないとは言い切れないので見張りが必要です。そこで自分が見張りに立ち、ヴェテランの小月さんに伐採をお願いしました。
 こうして2年がかりで総ての木を切り払いました。これからこれらの木の根を1つ1つ抜根しなくてはなりませんが、この土地は12月下旬になると凍ってしまいます。一旦凍った土はツルハシさえも弾き飛ばしてしまい、歯が立ちません。
 今朝,第1農園の一輪車に溜まった水に氷が張っていました。標高1600m以上の入山,御鷹山,戸谷峰が初冠雪。冬がすぐそこまで来ています。
 雪が来る前に一つでも多くの根を掘らなくてはッ!

聖山の秋と三角点・・・じゅんちゃのハイキングレポート④

2005-11-16 07:57:02 | 境界線・新境界線
三角点と書いてある方向が原則として南側で石柱は小豆島産の花崗岩、標石の下に盤石が埋まっておりそこに十字の印が彫られている。現在はGPSですごい精度で観測できる時代になったが、測量の面白さ楽しさがなくなってきていると思っている。館潔彦氏が264、選点している。白馬岳、前穂高岳、木曽御嶽、赤岳、乗鞍岳、立山、木曽駒ケ岳等。(写真・長野市大岡=旧大岡村の柿の木)

聖山の秋と三角点・・・じゅんちゃのハイキングレポート

2005-11-16 07:50:33 | 境界線・新境界線
 ご承知のとおり全国に一等三角点が配点されているが、この選点がなかなか大変な作業であった。
 三角測量は一辺の距離と二つの角度がわかれば計算で距離がわかる。(なるべく正三角形に近いほど精度が上がる)これを繰り返し全国に三角網を組んでいった。 陸地測量部員は選点、覘標、標石(埋標)観測を繰り返す。したがって山の頂上に三角点があるとはいえない。他の三角点(2点)が観測できるかが重要なのである。(写真・聖山1等三角点)

聖山の秋と三角点・・・じゅんちゃのハイキングレポート①

2005-11-16 07:47:44 | 境界線・新境界線
 聖山(1447m)へは季節を替えながら年に何回か登っているが、先日発売された「目で見る日本登山史」山と渓谷社発刊・に興味ある写真を見つけた。
 聖山から選点をしている陸軍陸地測量部(陸測)の館潔彦氏(1849年生まれ)が浅間山方面に選点をするため望遠鏡で覗いている絵が館潔彦氏本人の手で描かれ掲載されていたのである。(写真・夕暮れ間近~聖山への道)