遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

上田・万代書店行報告

2005-11-25 22:07:13 | 山のあしおと小学校
 剛君のお母さんから『剛・海・馬トリオ』の上田市・万代書店行報告です。

 8時半,剛の家集合だったのに生馬君と海君がきたのは8時10分。ここでカードで一勝負してから8時半に出発!!(おばさんには全く理解できない、難しい遊びです)
 松本駅に9時着。切符は上田までは買えた。上田駅では時間がなく走って切符を買いなおしたそうです。
 『上田原駅についたら電話するんだよ』と3人に言い聞かせて送り出したのに、1日待っても電話1本かかってこない。『便りのないのはよい便り。何かトラブルがあったら電話がくるものだから、きっと夢中でわすれてるんだよ』と優花と百花に説明し、自分にもそう言いきかす。(まったくもうッ!) 
 家にいるといっても女3人でガチャガチャやってたらあっというま暗くなって、5時になっても帰ってこないので一挙に心配が押し寄せてきました。 
 電車は4時23分に着いているはず。あれ~・・・? (まずい! 『祭日でも英語はありますので遅れないように』と電話がきていたのだ・・・) そんなことより、何があるかわからない世の中だから・・・。
 あわてて海君,生馬君家に電話できいたのですが連絡はないらしい。いくら予定では歩いて帰ってくることになってたとしても、5時から英語だってわかってるんだから50円のバスに乗るくらいの融通がきいてもいいんじゃないのぉ・・・? それとも電車に乗り遅れた・・・? まずい,まずい,まずい!

 仕方がないので自転車で探しに出たところ、少し下った交差点付近で3人を発見。交差点の向こう側へ向かって『おそぉぉぉ~い!』と怒鳴る!
 松本駅に着いてから海くんが切符をどこにしまったか忘れてしまい、改札を出られなかったのだそうです。(んんんん・・。それもあったかもしれないがカードの話しで盛り上がってだらだら歩いてきたに決まってる!) 
 『もう5時すぎてるんだよ!』 『えっ!』(こいつら何もかも忘れてる!)
 自転車で家までダッシュし、海君,生馬君家へ連絡。何だか私ってこんなに心配性だったのかしら? 
 5分ほどで3人組みが帰ってきた。優花と百花もお出迎え。『おっそいよぉ~』
 すぐに帰ろうとする2人を引き止めて『で、今日はいいもの買えたかな? 見せてくれ』と、この忙しいのに家に上げて見せてもらう。せっかくだから見てあげないといけないかと。(見てもわからないが・・・。) 
 3人ともおそろいの万代書店の黒い袋をとりだして見せてくれました。どれもカードがどっさり。すっごくうれしそう。  
 『ふ~ん、よかったねえ。じゃあ 早く英語行って!』 

 さすが男の子,カードしか買ってこない。わざわざ上田まで行って。お金をあまらせても必要ないものは買わない。さすが長男ズ。信じられない。もちろんお土産もなし。
『なあ剛、上田原で電話するっていったよなあ』,『あっ!』
 約束やぶったから剛だけ冷ご飯ね。約束やぶったから剛あまったおかずだからね・・・。 
 そして今日,学校から帰ってすぐ生馬んちへ自転車をとばす剛なのでした。もちろん海くんも来てるはず。(+他にもいっぱい!)

 電車もスケジュール通りに行けたし、欲しいものは手に入れられたし,すばらしい1日であったようです。無事に帰ってきてめでたしめでたし。
 ps:生馬君は携帯持ってったんだったよね。電源は入ってないし電話はしないし・・・。(ったく!ッ) 

 という長い『私の』報告+感想文でした。松本駅から家まで,徒歩で1時間はみておく必要があるようです。これで捜索したのは2回目なのですが、電車の時刻以外は子どもに時計を見る習慣はなく、ゆっくりだろうと家に向かっている子どもに罪はないのですネェ。
 
 剛の感想は、篠ノ井駅は親切だ。階段に「どこ行きは何番ホーム」と書いてある。あれで助かった。上田原駅の目の前が万代書店だった。地図なんかいらなかった。剛が車内の席取りに貢献した。
 
 以上です。剛・母
 (写真は05年3月,各駅停車広島への旅での剛・海・馬トリオ)