遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

8人が参加,虚空蔵山・・・,境界線ハイキング第7行程

2005-11-06 14:44:08 | 山行
 すぐにも降りだしそうな空模様なので、予定の時間を30分早めて9時20分集合。風越峠に移動して登山口を10時に出発し、大洞山との鞍部から境界線に沿って落ち葉の道を歩き始める。
 15分歩いたところでキノコ名人がムラサキメジの群落を発見。辺り一面がキノコの菌糸で白くなっている。しばしキノコ狩りに熱中。
 止め山のロープに沿ってしばらく歩くと道がハッキリしなくなるが、そこまで来ると前方の稜線越しに空が見え、それを目指して斜面を強引に登るとすぐに東ルート登山道の階段下に出る。一息に稜線まで登り見晴らしのいい所で休憩。
 雲は低いが、戸谷峰から保福寺峠方面,二ツ石峰,入山,御鷹山,大洞山がよく見える。三才山の奥には美ヶ原のアンテナ群も見えているのに気づく。
 10分休んで稜線の急登にかかる。10分足らずで松林の尾根道に出て、後はゆっくりと頂上をめざす。11時10分登頂。
 真西の方向に常念岳,そこから燕,餓鬼,針の木,蓮華岳へと続く山々は見えているが、それらの山は首から上だけが見えていて下は霞んでおり、有明山さえも見えないと言う不思議な景観である。
 昼食を済ませる頃には常念が見えなくなり、雨が来るのは時間の問題と思われたので早々に下山開始。大きな下りにかかる頃,ポツリポツリと落ち始めたが、大した降りにはならず、そのまま下って12時30分下山。
 下山途中,『サルのナスって美味しいんだってネ』と言う話しが出たので、前回サルナシの実を採った所に一行を案内。垂れ下がった蔓に飛びついて引っ張り,揺さぶるとパラパラと実が落ちてきたのをみんなで拾って食べる。初めて口にした人達も文句なしに美味しいと言う。
 『落ちた実をわれ先に拾ってそのまま食べるなんて、今時の人はやんないけどおもしろい!』と『サルのナス』さんも満足そう。同感だ。
 岩井堂の摩崖仏を見て13時頃散会。