遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

3人組・上田市『万代書店』へ

2005-11-24 23:58:06 | 山のあしおと小学校
 剛君のお母さんからのメールです。

 こんばんは。 先日はありがとうございました。干し柿はたくさんできましたか?
 さて、23日は善光寺街道歩きの予定が変更になったのをいいことに、3人組は念願だった上田の「万代書店」行きを決行することにしました。 
 かつてないほど積極的に電車の時刻や運賃をしらべ、もしものときのためにプリントアウトして生馬くんと海くんに手書きでしらせ、今日はわくわくしているのが伝わってくるほどでした。 
 少ない小遣いをなるべく使わないように、松本駅までは行きも帰りも歩きます。コンビニ弁当は金がかかるので、おにぎりとお茶は持参します。彼らは夢中になっているカードを買いに行くのです。欲しいカードはきっと高いのでしょう。 
 
 剛はいつも木偶さんにやってもらっていることが大変なことだということがすこしわかったことでしょう。 
 まず、往復1600円(子ども料金)に高いと苦情がでたこと。JR→しなの鉄道→上田交通,と乗り換えるのに、乗り換え時間がすくなく、会社がちがうのに支払いできるのかわからない。自分がつくった時刻表に間違いがないか心配,等々。 そして私たちも、いままでは木偶さんが責任をもってくれているので安心だったのですが、今回は私たちの許可のもと(実は校則をやぶって)子ども達だけで学区外へでかけるのでなんとか安全(学校にばれずに)に帰らせたいという気持ちです。(親が許可しているのですから問題はないのですが、他の子に影響するといけないので・・・。)
 この頃はいろいろな事件があるので、本当は『まだまだ日本もすてたもんじゃない』と思わせたいのですが、今回ばかりは『甘いはなしにはきをつけろ!!』 を忘れないようにと、今日も言いましたが明日も言います。  
 そんなわけで、あらためて木偶さんにいつもおんぶにだっこであることに気づき、感謝する次第でありまする。ありがとうございまする。
 子どもたちが無事に、るんるんで帰ってきますように。
 剛・母
 (写真は05年3月,各駅停車広島への旅での剛・海・馬トリオ)