日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

先ずは受け入れる。失敗させてあげる。

2015-03-21 | 他人のフリ見て我が身を正す
子育ての話をしましょう。
私の子育てはある人に言わせると『失敗』だと言われます。
しかし、なぜ失敗だと言われるのか不思議でなりません。
途中紆余曲折はあったものの
一人一人が自分の道を見つけ一生懸命に道を極めようと頑張ってくれているからです。

3人の子供たちは現在25歳、23歳、20歳です。
全員誇らしい子供たちです。
親バカを許して頂けるなら3人が3人とも
これから社会に恩返しをして行く存在になれると信じていますし、
一生懸命に自分の選んだ道を突き進んでくれるものと期待しています。

私がここへ来るまでには色々葛藤が有った時期も有ります。
「周囲の子達と同じような道を歩ませなくて良いのだろうか?」
「子供が失敗しないようにお膳立てするのは親の役目ではないだろうか?」
「子供を大学まで卒業させないなんてなんて甲斐性の無い親だと思われはしないだろうか?」
グルグル頭の中をそんな言葉たちが乱舞していた時期が有ります。
きっと私の頭には「周囲の眼」が一番に来て
「自分の子の思い」は二番目になっていたのだと思います。

ある時からぱったりそのような言葉達が頭の中から消えました。
それは、一人一人の子を「心から信じる」という事に徹したのです。
「この子はできる」
「この子は思いやりが有る」
「この子は粘り強い」
「この子はフラフラしない」
「この子は・・・」。

すべてがその通りでした。
心配のあまり失敗する前に声を掛け
本人の意思など聞きもせず「おまえはこれだ!」と決めつけ
出来なかったら「なんでできないんだ!ここまでしてやったのに!」と
親の気持ちだけをぶつけていたように思います。

人は限りない可能性を持っています。
親や上司、先輩が自分基準で子や部下、後輩を見ると不足ばかりで当たり前なのです。
なぜなら目の前に見える姿は
何年か前の、何十年か前の自分の姿なのです。
「自分の親や上司、先輩は自分が成長するのを待ってくれていたではないか!」
そんな風に思って見ると、
まだまだ伸びて行く子や部下、後輩は頼もしい限りです。

先ずはしようとすることを受け入れる。
そして、敢えて失敗させてあげる。
そしてフォローしてあげる。
これが出来れば自立した人財になってくれると思います。
コメント
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