極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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私達と未知のウイルス

2020-02-29 11:05:07 | 日本社会

あまりに酷い、メディア等々の政府への結果論ばかりの低俗な批判・・・以下の文には医学に関しては素人のため不適切な文が多々あるかと思いますので、その箇所はスルーして下さい。昨今の思いを記しています。

 

一説では、新型コロナ・ウイルスの一部は、無発症のままで、潜伏期間を経て発祥・感染、ウイルス内にはHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基があり、人体の免疫機能を減少させてしまい自然治癒がなされないまま菌は増殖、治癒したように見えても人体の免疫耐性が減少し体力低下時等、何度も感染してしまうようにも思えます。感染後の死亡率は低いようですが、免疫力不全状態で他病気等の菌等が体に入った場合、重症化する可能性があり注意を要するようです。上記を勘案等すると検査結果が陰性でも、とりあえず今は陰性と解すべきでしょうか・・・一説ではこのウイルスが男性の精巣を傷つける可能性も否定できないとも言われ、特に日本を背負う未来の子供達に傷がついたら未来が暗くなります。

英国のBBCでは、この陰性から陽性、免疫低下等の問題が大きく報じられており、如何にこの問題が深刻であるかを問われているようです。英文になりますが、この報道はBBC電子版等で誰でも見れます。今、言えることは人類が経験したことが無いとんでもないウイルスだと言えそうで、やはり日本は最悪を想定した策は必須だと思います。

新型コロナ・ウイルスは中国等々同様、過去のウイルス対応策等は全く通用しないため、政府は新たな対応を限られた時間で模索等々しているため苦慮していると思います。政府は奮闘していると思うべきで、新たな先行策を出すでしょう。私達は新たな危機管理体制が再構築、醸成されていると思うべきで足を引っ張ってはなりません。野党、メディア等々は結果論批判ばかりか、政府の先手策に対しても重箱の隅を突くような批判は国益、国民益を大きく阻害していると思います。NHKの新型コロナ・ウイルス関連政府への質疑の一部を聞いた限りでは、野党が今日政権にいたら・・・

 

マスクも大切ですが、手洗い等々とともに、睡眠、食事をきちんと取り、免疫を低下させるとも言われる“ストレスを可能な限り生じさせない努力”が必要だと思います。

日本の未来を支える子供達、政府の一斉小、中、高休校要請は危機管理上も適切で概ね世界のどの国も同様の策を実施するでしょう。一部の知事、市長等の言うような、県内等で発生後(学校内感染の場合、最悪クラスで1人感染はクラス、学校の多人数感染を意味します。)の休校等は愚かな策で事の重大性を理解していないように思います。相手は未知のウイルスです!日本にこのような発言をする人達がいることに驚きであり悲劇です。

これらの知事、市長は、俗な表現で言えば子供の安全、未来を考えているようなふりをしていますが、根底は経済が何より一番、貪欲な論理にすぎないでしょう。

結果的には、このような結果論策、考え方は日本の未来を背負う、かけがえのない子供達の安全、生命を摘み取ってしまう可能性があります。

勿論、この策には問題山積ですが、今日本は待ったなしの非常事態です。こどもの生命、安全を優先するか、経済的負担等々は悔しく納得出来ないかも知れませんが、経済等々が大切か大人の判断が求められるでしょう。経済等々は最悪リセットが可能ですが、子供達の生命、安全はリセットが不可能です。

世界の国々で非常事態宣言等々で休校補償等々してくれ等々、これらの国民の要求は、おとぎ話のような話で、このような要求は世界の先進国等々でも限定的のようです。昨今の麻生副総理のつぶやき・つまんないこときくね・・・メディア等は国民保護のための非常時の意味が判っておらず呆れて悲しさ、悲壮感等を表した言葉だと思います。質問者も事の重大性を全く理解していないように思います。

日本の策に対し海外では米国の一部メディア、国内メディア等は一部可笑しな報道をしていますが国民の生命、安全を確保するためにも、日本政府は凛とした姿勢で策を貫き対応するべきです。

日本には憲法に非常事態条項がありませんので、政府策を強力に推し進める場合でもお願い、要請等の範囲でしかなく、政府策の一部が後手に回っているようにも思えます。

武士道の”任(思いやり等)”の心を忘れることなく、覚悟と凛とした姿勢があれば新型コロナ・ウイルスは必ず克服するでしょう。発祥、感染拡大を防止するには正しくウイルスを理解すること、特に若い人達が任の心を理解、如何に発露するか私達、一人々にかかっていると思います。

 

参考資料

* プレプリントサーバbioRxivに、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、HIVウイルスと「不気味なほど」(Uncanny)類似したタンパク質が含まれていると主張するプレプリントが2020年1月31日に掲載されましたが研究者等から多くの批判を受け2日後の2月2日に取り下げられました。

プレプリントはインド・ニューデリーの研究者らが投稿したもので、新型コロナウイルス(2019-nCoV)にHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基が含まれていることを発見しています。

 

* Thailand Medical News(2月16日)

The study results showed that the new coronavirus expressed potent pathogenicity to both renal and testicular tissues with resultant lesions.The damaged testicular tissues could lead to infertility in most of the male patients.

研究の結果、新型コロナ・ウイルスが腎、精巣組織の二つに強い病原性を現した、これは病変が生じたことです。損傷精巣組織は男性の患者に不妊症を起こす可能性があります。

研究論文はJianqing Wang(王建青)氏で、南京医科大学・蘇州病院の泌尿器科医師で、意見が分かれるところで全く否定することは出来ないようにも思います。

 

* 中国湖北省武漢のウイルス研究所は2月17日、国際学術誌「Emerging Microbes and Infections」の論文で新型コロナ感染患者の分子および血清調査を発表しています。

論文では患者178人のサンプルを採取、分析の結果、感染後時間が経てばたつほど口腔からウイルスが検出される頻度は減ったが、大便と血液からはウイルスが検出される頻度が増加したそうです。
研究チームは、主な感染経路である飛沫による接触では急速なウイルス拡散を説明するのに不十分としています。

実験の結果は、新型コロナが大便や体液を通じて感染するということを初めて示すと明らかにしています。

 

* 中国・広東省衛生健康委員会によると、広州周辺でも退院した患者の14%が再び感染する、復陽(再陽性)が報告されており、退院後2週間は医療的な経過観察が必要だと言われています。

 広東省疾病予防管理センターの専門家が2月25日の会見で、広州市では現在、退院患者のうち13人が再び陽性だと診断されており患者の家族など濃厚接触者104人の追跡調査が行われています。

 これまでの研究で、陽性反応が出ていても若い患者ならば2週間以内に体内に抗体ができるため、他の人にウイルスを感染させるリスクは低くなるが、高齢者では抗体ができるまでに時間がかかるので、他の人に感染させるリスクがあると言われています。

 研究者は肺炎は、完全に回復するまで2〜3カ月程度かかる場合もあるため、治癒するまでの時間は個人差があるとして陰性と診断されても、少なくとも2週間程度は経過観察できるエリア内に待機させるフォローアップの必要があると述べています。

 

* 2020年2月27日

大阪府は、先月、新型コロナウイルスへの感染が判明したものの、症状が回復し、陰性が確認されていた大阪市の40代の女性が、再び症状が出て陽性になったと発表しました。大阪府は、体内に残っていたウイルスが増殖したか、ウイルスに再感染した可能性があるという見解を示しました。

 

* 中国の四川省で8回の検査では分からず、9回目の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されています。検査方法は日本でも実施されているPCR検査、隔離措置がとられてから23日目に感染が確認された例になります。 その患者が出たのは四川省資陽市、同市はホームページ上に疾病コントロールセンター主任の話としてこのケースを紹介しています。地元新聞の報道では経緯は以下のようになります。

患者は56歳女性、勤務先のホテルの同僚に感染者が出たため、この女性も2月2日から6日までの5日間隔離、医師らによる観察下におかれました。この間症状はありませんでした。隔離から6日目となる7日、呼吸器官に症状が現れています。そのため7日、8日、11日にPCR検査を実施しましたがいずれも陰性でした。

PCR検査とは、ウイルスの核酸(RNA)を増幅して検出する方法です。日本の専門家会議でも現状では新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法と指摘しています。日本でも感染確認のために実施されています。患者は、先の3回のPCR検査でいずれも陰性でしたが、12日にCT検査をしたところ肺に影が認められました。そこで、翌13日に改めてPCR検査を実施しましたがこの時も陰性でした。その2日後の15日、血清検査で新型コロナウイルスに対する抗体の陽性反応が出ました。血清検査は感染確認の基準とされていませんが、医師はこの患者が感染者であるとこの時すでに考えていたようです。

この血清検査の経緯については、資陽市政府のHPでは触れられていませんが、地元新聞が報じた内容です。病院では、16日にこの患者を感染疑いとして報告、その上で17日から22日の間に4回のPCR検査を行いましたが、いずれも陰性でした。24日に改めて実施したPCR検査で初めて陽性が確認されました。PCR検査としては9回目にして陽性、患者は隔離されてから23日目に感染確認された結果となりました。

日本感染症学会はPCR検査には限界があると認めています。インフルエンザと比べて100分の1から1000分の1といわれるウイルスの少なさは、検査結果の判定を難しくしているとした上で、とくに早い段階でのPCR検査は決して万能ではないと注意を促しています。

 

* 産経新聞

中国の国家衛生健康委員会は4日、感染者では肺のほか脾臓(ひぞう)などのリンパ系器官、心臓や肝臓、腎臓、脳組織などにも異常がみられたとする病理診断の結果を公表しました。一部の患者の生体組織診断や遺体の病理解剖を行い、診療ガイドラインの改訂版に盛り込んだそうです。肺では肺胞内の気体が減少・消失する現象がさまざまな程度で起こり、肺組織の出血や壊死(えし)もみられ、またリンパ系臓器の脾臓の顕著な縮小やリンパ節細胞の壊死も確認、このほか心筋細胞の壊死や肝臓の肥大、腎臓の異常、脳組織の充血・水腫などもみられたそうです。
診療ガイドラインの改訂版は、感染者の便や尿からウイルスが検出されたため、排泄(はいせつ)物によるエアロゾル(微粒子)の発生や接触感染に注意すべきだと指摘しています。以前のガイドラインはウイルスの感染ルートとして、霧状に浮遊する粒子に混じったウイルスを吸引することによるエアロゾル感染の可能性があるとの見方を示していました。

 


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