極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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軍事技術流失の世界

2013-09-19 21:01:07 | 軍事
日本ばかりでなく世界でも利権の存在は何物にも変えられない存在のようです。米国においては主要産業は軍需産業であり、全米下院議員の選挙区435地区のうち383地区が軍需産業の下請け企業関連等が多く存在しています、いかに米国が軍需産業に依存してるかが分かります。
 軍需産業と軍事技術流失はセットみたいなもので、軍事技術が漏洩することにより新たな軍事技術が開発され軍需産業の活性化に繫がる側面があります、現に多くの軍事技術が堂々と海外に漏洩していますし、開発した会社は別に気にしません、無視してるのが現状のようです、むしろ軍需企業にとっては好都合でしょう。軍需産業が得た利益は当然、軍需産業既得権者等議員にも一部回ります、、、
 ある側面では中国、北朝鮮等々に最新技術が漏洩することは軍需産業願ったりの状態でしょうし、何より利益を得るのは軍需産業にほかなりません。日本なんかたまりません、次から次に漏洩箇所等の改修、有限の防衛費は悲鳴を上げるでしょう。古来戦争と人類はセットの感じがします。

昨今の軍事技術流失例
 2年前、英国籍ソウルビバティー号(32人乗り組、デンマーク・トルコ社所有)がフィンランドで木材積み込み中、積荷からパトリオットミサイル69発(PAC2、「GEM弾17発?含む」)、火薬類等が発見されました。
 2011年12月13日ドイツのエンデン発12月15日ヘルシンキ(コトカ港で偶然ミサイルの積荷発見)、韓国経由、中国上海行きの貨物船です。積荷の荷主は韓国人?とされていますが、、、
ミサイルはフィンランド国防軍が保管し、フィンランド内務大臣はドイツ警察も捜査協力と発表、その後のミサイルの処置は不明です。
欧米のミサイルが堂々とドイツ?から持ち出されている現実(冷戦時代ソ連に米国の「日本のホークミサイルより最新」ホークミサイルがトラックの荷台に積まれてベルリン国境を通過する寸前で発見した事例がありますが、どうも今回に限ったことではなさそうです。今回の事案は別に驚くに値しないでしょう。)
は当然米国は知ってますし、発見されなかったらミサイルは、間違いなく中国に行った可能性があります。もちろんこの程度は序の口でしょう、製造元のレイセオン社はノーコメント、米国政府は一応懸念表明、、、不思議ですね!武器商人の存在が大きいと思います、世界の主な武器商人は富裕層の一般人が一番多いそうです、驚くことに極東では芸能人もいるそうです、、、びっくり仰天!

最新鋭PAC3等々情報完全流失
 2008年位だったと思いますが、台湾防衛の最高機密、防空システム(ボ、シェン:広範な勝利)が流失と台湾メデアが大々的に報道してました。ペンタゴンの現職安全保障分析官、グレッグ・ベルゲルソン容疑者逮捕、金銭授受と引き換えに米国在住中国人エージェントに機密情報を渡したと言うことです。最新鋭PAC3情報等々が間違いなく含まれていたと言われており、事案発生時当然日本の防衛省にも通報があったと思いますが、、、
 国境、国家体制関係なしに国境を越え、広がる軍事技術情報、、、軍需産業にとって利益を得ることが最大の関心事、軍需技術漏洩はむしろ軍需産業にとってプラス面が多いと言われています。
我が日本も自衛隊装備品は、コストが高くても国産化の比率を早急に上げる必要がありそうに感じますが、、。


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