極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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嘘が多いウクライナの戦死者数

2022-12-04 12:22:49 | ウクライナ

これまでのロシア、ウクライナの戦死者数は圧倒的にウクライナ側が多く、自分なりに精査してみると、その大きな原因の一つは、5月頃にウクライナ軍は実質的崩壊、以後は英米・傭兵等を主体にした部隊であり、幾ら英米の武器支援があってもいい加減な運用、管理で多くがロシア側のピンポイント攻撃で破壊されています。更に戦術的な問題が大きいと言われ、孫氏の兵法を厳守していないことに尽きると思います。今後もロシア側は徹底的にピンポイント等で攻撃すると思われます。ロシアのショイグ国防相は9月死者数は5937人と発表しています。これら数字はロシア・メディア等の国内発表と同じようです。

 

戦争大好きな皆さんが多いのには驚きます。

FABVOXさんの動画紹介です。

マタタビの羅針盤3さんの動画紹介です。

 

以下文は「A SON OF THE NEW AMERICAN REVOLUTION」 HPの日本語訳です。

「ウクライナの軍人の死に関する詳細な情報」

ラリー・ジョンソン
2022年12月3日

More Information About Ukraine's Military Deaths - A Son of the New American Revolution   原文記事 下
https://sonar21.com/more-information-about-ukraines-military-deaths/
ウクライナ軍の戦死者数が問題になっている。今週以前は、西側の軍事アナリストのほとんどが、ロシアは兵力を消耗しているが、ウクライナはうまくいっているというウクライナのプロパガンダを鵜呑みにしていた。

スティーブン・ブライエンがアジアン・タイムスに寄稿・・・スティーブン・ブライエン氏は、Center for Security PolicyとYorktown Instituteのシニアフェロー、レーガン政権・国防総省高官

ASIA TIMES

Ukrainian military casualties are big trouble for Biden

Ukrainian military casualties are big trouble for Biden

In a shocking statement that has now been withdrawn, European Commission President Ursula von der Leyen wrote that Ukraine has lost 100,000 soldiers and 20,000 c...

Asia Times

 

ウクライナの多数の死傷者、ワシントンはロシアとの事実上の戦争が困難に陥っていることを示すものである。

バイデン大統領は方向転換を迫られるか、あるいは大統領職を終えることになりかねない国家安全保障の危機に直面することになる。何故なら ウクライナは勝っているように見えるかもしれないが、ウクライナは代替の効かない人員が不足しているからだ。

戦場では消耗戦になり、ロシアが組織的にインフラを破壊しているため、何百万人ものウクライナ人が海外に逃亡している。明日戦争が終わっても、ウクライナは立ち直れないだろう。

一方、ロシアの人的問題はそれほど深刻ではない。モスクワは国内で不評の徴兵制度で前線部隊を補充してきたが、それが占領下のウクライナにも拡大された。
ウクライナは、1864年の南北戦争で南部連合が直面したのと同じような状況に置かれている。北軍が南軍に兵力で勝っていた。1864年、ユリシーズ・グラント将軍の軍隊がロバート・E・リー率いる南部軍より多くの犠牲者を出したとしても、北部はその損失を容易に補うことができた。

しかし、南部にはそれができなかった。1865年4月、南部は新兵を供給し、消耗した大隊を補強する能力を使い果たし、降伏せざるを得なくなった。
ウクライナにも同じような運命が待っている。しかし、アメリカ南北戦争の最後の年に、北軍は奮戦したが南軍に何度も突撃したようなことはない。

ロシアは、グラント政権下の米軍とは対照的に、大量の死傷者を出しておらず、軍事的な蓄えもほとんど使っていない。

一方、ウクライナは人的資源を使い果たし、もはや地理的な境界の中で必要な軍事訓練を行うことはできない。
ほとんどのアメリカ人はまだ反ロシアのプロパガンダに目がくらんでいて、ロシアの軍事作戦を維持する能力が強固であることを理解できていない。

 

私の友人のスティーブンは、ロシアの能力を評価する際に、まだソビエト時代の考え方に縛られている。彼はこう書いている、周知のようにロシアは兵士の確保と訓練、そして兵器の更新能力の両面で深刻な問題を抱えている。しかし、ロシアはソ連崩壊前に得た膨大な戦時在庫も持っており、その一部をウクライナ戦争に投入しているのである。

現実は逆だ。募集目標を満たすのに苦労しているのは米国である。ロシアの動員は西側メディアの多くで、徴兵の強制入隊と誤って報道された。

新規採用者の大半は、経験豊富な予備兵だったのだ。

ロシアの指揮官が不適切な訓練をしているという主張は、西側の妄想である。

ロシアの防衛産業が近代的で効率的であり、24時間体制で稼働していることも理解していないようだ。

S-400やS-500といった防空システムの生産はソ連時代に作られたものを凌駕している。

ロシアの電子戦能力も同様だ。米国もNATOもロシアがウクライナの重要なインフラや基地に効果的に使用しているハイパーソニックミサイルに匹敵する兵器システムを持っていない。冬になると、ウクライナ軍はより困難な状況に直面することになる。車両や戦車がないため、シェルターに避難し、動きを最小限に抑える可能性が高くなる。

一方、ロシアはウクライナの固定陣地に集中砲火を浴びせることができるため、ウクライナ人の犠牲が増えることになる。
ロシアがウクライナの電力、水、ガスの生産・配給能力を破壊する作戦を続ければ、ウクライナは軍隊に食糧や弾薬を供給する能力を大幅に低下させることになる。つまり、ウクライナは暗く危険な冬に直面しているのだ。


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