大発会では大きく下げた株価が、このところ上昇を続け、バブル後の高値を更新したと話題になっている。
将来の老後不安のため、資産形成の必要が指摘され、新NISAが大きく取り上げられている。
ただ心配なのは、TVでもたびたび取り上げられ、「バスに乗り遅れるな」の雰囲気が心配である。
株価は常に上下するものであり、新NISAで必ずもうかるわけではないのに勘違いしている者もいるのではないかと思う。
配当金に税金がかからないメリットは大きく、配当の高い株に買いが集まっているようだ。
しかし、配当が高くても、株価が下がれば意味がない。
私自身も、旧NISAで高配当の株を購入し、株価が下がり含み損を抱えたまま売るに売れず保持している株がある。
日本の状況を冷静に見ると、実質賃金は低下を続け、景気状況は良いとは言えない。
SNS等で踊ろされないことを願うばかりだ。