心配な東京の状況 2020-03-26 10:51:46 | 社会・経済 海外から多くの人が帰国している。 規制前の急遽の帰国のようで、この中には多くの感染者がいるだろうが、たぶん野放しになるのだろう。 あくまで自宅待機は自粛であるから、その効果はあまり期待できないだろう。 なぜもっと厳しい規制をやらないのか。 この期に及んでも、政府のやることは尻抜けである。 イタリアの状況を見れば、高齢化率の高い日本では、同じようなリスクがある。 前にも書いたが、自衛隊のキャンパスの利用を真剣に検討すべきだ。 真実に目を向けようとしない安倍に危機管理を期待するのは無理なのだろう。
オリンピックを見直す良い機会か 2020-03-25 09:04:18 | 社会・経済 東京オリンピックの延期が現実になった。 むしろ、遅すぎる判断といえるだろう。 1年延期するにしても、どのような形で延期するのか問題は多い。 現在のオリンピックは、多くの問題を抱えており、見直す良い機会にすべきであろう。 まず考えられるのは規模の縮小である。 例えば、ゴルフ、テニスなどは、4大大会の方がオリンピックよりも評価は上位であり、このような種目をオリンピックに入れる必要性は薄いのでないか。 目の前にある最大の問題よりも、オリンピックにウエイトを置いていた政府も、やっと軸足を移すことができるようになったことは良かったのだろう。 これからの対応が問題だ。
人間の歴史は疫病との闘い 2020-03-24 08:20:15 | 日記・エッセイ・コラム 歴史を振り返ると、疫病との闘いが見えてくる。 最近ではスペイン風邪が有名であるが、かって黒死病などでは多くの死者を出している。 今回の新型コロナは、イタリアでは致死率が9%というから、軽症者が多いなどと暢気なことは言っておれないようだ。 イタリアではベッド不足が深刻なようで、アメリカでも、大学の寮やホテルを使用することが検討されているそうだ。 先日の専門者会議でオーバーシュートが取り挙げられたようだが、日本政府の対応はオリンピックの開催を優先して危機意識が低かった。 経済対策として、現金給付などが検討されているようだが、1万円程度のわずかな金額をもらっても役に立たない。 皆が求めているのはむしろ安心感であろう。 新型コロナがインフルエンザと同じようになり、もし罹れば病院へ行けば良いとなれば、不安感はなくなる。 不安感の解消こそが特効薬だ。
面白かったNHK杯囲碁トーナメント 2020-03-23 08:35:05 | 囲碁 1年間にわたって続けられてきたNHK杯囲碁トーナメントは、井山棋聖の3度目の優勝で幕を閉じた。 NHK杯囲碁トーナメントは、囲碁ファンには最もポピュラーな番組である。 トーナメント戦であるから、連覇するのは大変だ。 凖々決勝あたりからは、好取組がたくさんあり、楽しみだ。 今年も、準決勝は、一力対高尾、井山対張という豪華な組み合わせになった。 決勝は、一力NHK杯対井山棋聖という昨年と同じ組み合わせになったが、なんと、2年連続の同じ組み合わせは初めてのことだそうだ。 古くは坂田、最近では結城の活躍が目立っているが、NHK杯は、一流棋士の証でもある。 強くても、山下九段のように、恵まれない者もいる。 新人が、全国に認知されるチャンスでもある。 来年度のトーナメントも楽しみだ。
サッカーの無観客試合 2020-03-22 12:18:16 | スポーツ 世界各地で開催予定のスポーツの試合はほとんどが中止になっている。 UEFAのチャンピオンズ・リーグは継続されており、パリ・サンジェルマン対ドルトムントの試合を見た。 第1戦で、ホームのドルトムントが2-1で勝利し、第2戦が、パリ・サンジェルマンのホームで行われる予定であった。 パリは、第1戦で負けたとはいえ、ホームでは圧倒的な成績を残しており、1-0で勝てば、2-2の同点でも、アウェイ・ゴールのルールにより勝ちとなる。 ところが、コロナ対策のため、寸前に無観客試合となり、ホームの優位性がなくなった。 サッカーでは、通常ホーム・チームが圧倒的に有利である。 パリは、ネイマールやデマリオといったスター選手を擁しているが、これまでの成績はさほど良くない。 ネイマールは、精彩を欠いているように見えたが、ヘッドできちんと先制点を取るあたりは、やはり役者なのだろう。 結局、パリが順調に?駒を進めた。 プロは、やはり無観客試合ではやりがいがないだろう。