歴史を振り返ると、疫病との闘いが見えてくる。
最近ではスペイン風邪が有名であるが、かって黒死病などでは多くの死者を出している。
今回の新型コロナは、イタリアでは致死率が9%というから、軽症者が多いなどと暢気なことは言っておれないようだ。
イタリアではベッド不足が深刻なようで、アメリカでも、大学の寮やホテルを使用することが検討されているそうだ。
先日の専門者会議でオーバーシュートが取り挙げられたようだが、日本政府の対応はオリンピックの開催を優先して危機意識が低かった。
経済対策として、現金給付などが検討されているようだが、1万円程度のわずかな金額をもらっても役に立たない。
皆が求めているのはむしろ安心感であろう。
新型コロナがインフルエンザと同じようになり、もし罹れば病院へ行けば良いとなれば、不安感はなくなる。
不安感の解消こそが特効薬だ。
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