想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

レベルが落ちた官庁業務

2019-01-21 10:28:53 | 政治

このところ、政府の失態が続いている。
一度閣議で決定した予算案を、野党の修正要求でなく変更するのは前代未聞である。
通常は、計上している予備費の範囲内で処理されるだろう。
公文書の改ざん、国の基本となる統計のずさんさ等、非常に大きな問題であるにも係わらず、危機感に乏しい。
ただ、「遺憾である」と言うだけで、責任を明確にしない。
決まったように、「再発防止に努める」と言うが、どのような対策を講じることしたのかは明確に示されない。
年金問題のときもそうだったが、多額の経費が発生し、結局、税金で負担することになる。
無駄な費用が発生しなければ、待機児童問題の対策に予算を回すことも可能である。
官僚の士気の低下に原因があるとすれば、隠蔽体質と人事評価制度に要因があるのではないか。

錦織の頑張りに拍手

2019-01-19 09:12:26 | スポーツ

テニス界は、大坂の大活躍で、女子テニスに脚光が当たっている。
男子の錦織も、全豪オープンの前哨戦であるブリスベン大会で久々に優勝して調子を上げているので全豪オープンでの期待が高まっている。
初戦で意外な苦戦をした2回戦は、39歳のビッグ・サーバーとの対戦になった。
2セットを先取した時は、簡単に勝つのかと思われたが、なんとフルセットにもつれ込んだ。
とにかく、サーブが凄く、相手のサービス・ゲームをブレークすることはほとんど不可能である。
第11ゲームで、3マッチ・ポイントを取られ、万事休すと思われたが、なんと、驚くべき頑張りでタイ・ブレークに持ち込んだ。
タイ・ブレークでも、一時はリードを許しながら、見事に逆転勝利した。
この粘りは、驚きとしか言いようがない。
それにしても、この暑さの中、39歳のカルロビッチの健闘も賞賛に値する。
録画なので、安心して見ていられたが、生放送なら、ヒヤヒヤしただろう。

衰えが顕著になった白鵬

2019-01-18 11:17:41 | スポーツ

稀勢の里の引退に続いて、鶴竜が休場した。
今場所は、白鵬を除いた横綱、大関の成績は全くひどいものだ。
休場明けの3横綱であったが、いずれも万全の体調でないようで、特に、白鵬の衰えが目立っている。
それでも、相撲に負けて、勝負には勝っているのは、長年の稽古と勝負感によるものだろう。
昨年の初場所で、引退の危機を乗り切った鶴竜だが、引退も遠くないだろう。
ケガの栃の心は、当面やむ得ないとしても、大関があまりにもだらしない中で、白鵬がどこまで持ちこたえられるか。
逸の城との相撲を見ると、年齢的にも、体力的にも衰えは否定できない。
一人横綱を含め、長年保ってきた横綱と言う地位の負担は相当のものなのだろう。
野球選手でもそうだが、長年続けるには、怪我をしない自己管理が必要だが、さすがの白鵬も、ケガに悩まされているようだ。
それにしても、ケガの力士が多すぎる。
宇良や照の富士はどうしているのだろう。
次の大関候補と言えば、御嶽海、逸の城といったところか。

ニュース価値のない稀勢の里の引退

2019-01-16 11:13:43 | スポーツ

稀勢の里がやっと引退の決断をしたようだ。
「ああ、やっと決断したか」と、あまりにもタイミングを逸した決断といえる。
先場所4連敗した相撲内容は、およそ横綱とはいえない惨めなものだった。
ケガは回復し、どこも悪くない中での相撲内容と結果は、引退を決断するに充分なものであった。
自分の力量を正当に評価できない段階で、横綱の資格はないといえるのだろう。
昨年の初場所前、引退がちらついた鶴竜は、大晦日、元旦も土俵に立ったというが、稀勢の里は休んだという。
4連敗で休場した横綱を東の横綱に番付する相撲協会の神経にも甘さがある。
横審も「激励」と言うなら、「張り出し」の番付を勧告して、奮起を促すべきであっただろう。
琴奨菊、豪栄道、御嶽海、栃の心と1場所の優勝では、評価は難しい。
そもそも、連続優勝の基準を満たさずに横綱に昇進させた横審にも責任があるといえるのだろう。

見事な名古屋城、本丸御殿

2019-01-15 14:33:05 | アート・文化

日本の名城は、姫路城を初めに、いろいろな所を訪れているが、これまで、名古屋城を訪れたことがなかった。
昨年、本丸御殿の復元完成公開が報道され、さすが尾張藩と思わせる見事な障壁画等、是否見てみたいと思っていた。
天守閣は工事中で外観だけしか見ることは出来ないが、本丸御殿は、見事な復元であった。
障壁画も復元模写とはいえ、本物と思って見て差し支えない出来栄えである。
京都の二条城には何度か行ったが、学生時代のずっと昔であるので、記憶は薄れている。
システィナ礼拝堂の天井画が修復された時の色を見ると、見慣れた色と異なり、最初は違和感があったが、建築当初は、鮮明な色であったことは充分に想像できる。
ただ、行列に従って、歩きながらの鑑賞なので、改めて、ゆっくり訪れたいと思う。
丁度、NHKの日曜美術館で取り上げていたので、見落としていた点が参考になった。