想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

残念なSTAP細胞トラブル

2014-03-14 15:48:09 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 「STAP細胞」の発表があった時は本当にびっくりするとともに拍手を送った。

 

ネイチャー誌に掲載されるには、1度は却下され、それなりの経緯があったと思われる。

 

大発見は、往々にして常識を覆すもので、その発見がごく普通の若い女性であるだけにマスコミの過熱ぶりはすごかった。

 

ただ、京大の山中教授が、IPS細胞とSTAP細胞では、研究段階のレベルが違いすぎることを指摘していたのを思い出す。

 

マスコミの取り上げ方には大いに問題があったようだ。

 

残念なのは、彼女の博士論文にコピペの疑いが出ていることだ。

 

最近の大学生は、レポート作成にコピペが横行していることが話題になったことがあった。

 

小学生でも、読書感想文にコピペが多々あるといわれている。

 

我々の学生時代には、こんなことは考えられないが、それでも、2,3年の勉強で新しい経済理論を生み出せるわけがなく、3,4冊の文献を参考に、つぎはぎでレポートを作成した記憶がある。

 

現在調査中ということで、実態は良く分からないが、「STAP細胞」の存在自体が否定されるのでなければ、研究は継続してもらいたいものだ。

 


東日本大震災から、はや3年

2014-03-11 14:14:34 | 社会・経済

 

 

 

今日は3月11日。あの大震災からはや3年である。

 

3年前にどう思っていたかは、ブログを読み直してみると判る。

 

福島原発の事故については、結構冷静に見ていたことがうかがえる。

 

この3年の自分の行動を振り返ってみると、以前に比べ外出が大きく減っていることは大きな変化である。

 

余震の為、できるだけ外出を控えたが、それに慣れて、自然に減ったようだ。

 

しかし、「のど元過ぎれば・・・」のことわざ通り、日常生活では、だんだん鈍感になっていることはいなめない。

 

震災地は高台移転など遅々として進まないようであるが、老朽化マンションの建て替えひとつでも合意が難しいのであるから、当然かもしれない。

 

震災直後より、日が経つにつれ、利害対立も顕著になるのだろう。

 

首都直下地震、東南海地震、富士山噴火とリスクと隣り合わせと考えておかねばならないのかもしれないが、暢気なものである。

 

先日の大雪でさえ、あれだけの混乱になるのだから、もし首都圏で震災となったら、おそらくお手上げなのだろう。

 ケセラセラと覚悟を決めた方が気楽なのかな


野村萬斉と市川猿之助の対談

2014-03-05 09:18:23 | アート・文化

 

 

 

NHKで野村萬歳と市川猿之助の対談を放送していた。

 

狂言とスーパー歌舞伎という日本を代表する伝統芸能を背負って立つ二人の対談ということで、興味があり、録画しておいたものである。

 

私自身は、歌舞伎も狂言も見たことはあるが、のめりこむほどではない。

 

面白かったのは、同じ題材のものを、狂言と歌舞伎で演じるとどうなるかを比較したもので、とても興味深かった。

 

この対談を見ると、一度足を運んでみようかという気になる。

 

NHKでは良い番組も多々ある。

 

NHKと言えば、会長が物議を起こしている。

 

彼の発言を聴いていると、私にも不適任に思えるが、本人は、そこまで言われても、NHK会長職にかじりつきたいのだろうか。

 

自分の個人の意見も自由に述べられないのであれば、辞任して自由人になって、自由に発言すればよいと思うのだが・・・

 

経営委員の選任にも問題がある。今回の問題は、安倍が自分の意向を入れすぎたのが原因であり、その他の人事案件でも、いろいろ問題がありそうだ。

 

選挙で勝ったのだから何をしてもよいというのが彼の主張であるが、残念ながら当分の間、選挙がない。

 

ノーを云うチャンスは、当面世論調査しかなさそうだ。

 

「安倍内閣を支持しない。理由は、首相の人格を信頼できないから。」と回答すれば、少しは変わるだろうか。

 


アベのリスク

2014-03-03 14:19:05 | 社会・経済

 

 

 

今日も株価が下落している。

 

安倍内閣への世界からの風当たりは強いが、本人はKYらしい。

 

最近は、中国、韓国ばかりでなく、同盟国であるはずの米国さえ、見限る動きがあるという。

 

一時的に株価が上がったが、あくまで日銀の金融緩和による効果で、アベノミクスへの期待感は急速にしぼみつつある。

 

3月期の企業業績予想を考えると、米国ほどでないにしても、もう少し上昇してもよいはずだが、そうならないのはアベノリスクかもしれない。

 

円安の逆効果で、輸入価格のアップにより物価だけは確実に上がっている。

 

政府は、物価が上がり、デフレ脱却が着実に進んでいると云っているが、庶民にとっては全くありがたくない話である。

 

消費税の増税を前に、消費の先食いが起こっているとのことだが、12月の数字はさほどでない。

 

金融緩和を続ければ、副作用もあり、米国のようにいずれ出口を模索せねばならないが、その時の反動も考えねばならない。

 

しかし、乗り掛かった船で、今すぐ止める訳には行かないのが現状である。

 

今日は3月3日のひな祭りで、もう少し明るい気分で過ごしたいものだが・・・・