久しぶりに、小澤征爾の元気な指揮する姿を見ることができた。
NHKの芸術劇場の放映である。
演奏はベートーベンの交響曲第4番で、ベートーベンの交響曲の中では、演奏される機会があまりないが、良い作品である。
水戸の比較的小さいホールで、小編成のオーケストラの演奏であったが、音色がとても綺麗で感心した。
小澤征爾が、長年にわたり指導してきた成果だろう。
東京での演奏会がないので、今まで生で聴いたことがないが、上位にランクされるオーケストラかもしれない。
ヨーロッパでは、地方の都市に、あまり有名ではないが、誰の作品を演奏させたら一流というオーケストラがあるが、日本にもあるのかもしれない。
どちらかというと、海外からの演奏家のコンサートへ足を運ぶことが多いが、チケットも安いことだし、見直す必要がありそうだ。