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すごろくゲームでは、運が悪いと、折角順調に進んでいても、「振り出しへ戻る」というのがある。「五つ戻る」くらいなら、挽回可能だが、「振り出しへ戻る」となると、大変だ。
今日も株価は下がり、黒田日銀総裁が就任し、異次元の金融緩和を実施した水準に戻ってしまった。
あっという間の、「行って来い」である。
スタートに戻っただけなら、まだ救われるが、副作用を伴う異常な緩和を実施しているだけに、ゼロではない。
以前のブログにも書いたように、心配していたが、あまりにも早すぎた。
せめて3ヶ月後であれば、金融緩和の効果が少しばかり出てくるところであるが・・・
経済音痴揃いの内閣では、この危機をどう乗り切ることができるのか心もとない。
浮ついた言葉とパフォーマンスだけでなく、地道に、地に着いた政策を実施できるかにかかっている。
ここまで株価が下がると、安倍内閣の支持率は大きく下がる可能性がある。
参議院選を控えて、正念場である。
さて、どんな政策が出てくるだろう。少しは成長しているだろうか。