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株主総会シーズンになった。
少し前までは、円安で、企業業績の上方修正が期待されたが、円高への反転と株価下落の歯止めへの日銀の打つ手も限られ、再び、不透明感が漂っている。
異次元の金融緩和とかで、極端なことをやれば、当然ながら、その反動は大きい。
株価は徐々に上昇する方が長続きするのだが・・・
日本の財政赤字が、将来世界経済の不安要因になると見られており、もし、デフレ解消の目途が立たず、消費税増税を延期するようなことになれば、国債価格の下落と金利上昇を仕掛けてくるだろう。
「3本の矢」の要の3本目の中身が希薄で、結局は民間企業が動き出さなければ、景気回復への足取りは期待できない。
それでも、「みんなで渡れば怖くない」との標語が流行したが、ここは、4本目の矢を期待して、皆でだまされるのが、良いのかもしれない。
トルコの暴動で、2020年の東京オリンピック開催の可能性が出てきたが、もし、開催決定になれば、雰囲気は変わるだろう。
大地震の脅威を控えて、それが果たして良いかは別にして、閉塞感の打破には役立つのだろうか。
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