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大相撲夏場所は、白鳳の全勝優勝で幕を閉じた。
稀勢の里が最後まで優勝争いに残り。大いに盛り上がったようだ。
横綱審議委員会の内山委員長が、横綱昇進の条件として、「来場所優勝しなくても14勝以上なら」と云ったという。
横綱昇進の条件は、2場所連続優勝か、それに準ずる成績のはずである。
稀勢の里が今場所14勝で、来場所14勝以上の優勝であれば、考慮に値するだろう。
今回は、少なくとも、来場所15勝全勝優勝でなければ、条件を満たさないだろう。
まして、今場所の13勝は、横綱日馬富士を破ったとはいえ、日馬富士を破った前頭の妙義龍が殊勲賞にも認定されない横綱である。
日本人の横綱を作るために、基準を変えるべきではない。
国民栄誉賞のように、ほとんど基準がないものもあるが、横綱昇進には、少なくとも内規がある。
プロ野球コミッショナーもそうだが、トップに立つ者のレベルが気になる。