想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

オーケストラと日本舞踊のコラボレーションの意外性

2013-03-15 17:20:38 | 音楽

 

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オーケストラ演奏のバレエ音楽と日本舞踊とのコラボレーション公演の放送を見た。

 

バレエの公演は時々観るが、日本舞踊にはあまり関心がなく、京都の「都をどり」、「鴨川をどり」と接待のお座敷での芸者さんの日本舞踊を見たぐらいである。

 

「牧神の午後」、「レ・シルフィード」他であったが、意外に違和感がないのが、不思議であった。

 

初めて、バレエで「牧神の午後」を観た時は、従来のバレエとあまりに異なり、びっくりしたものだが、それと比べれば、驚きはない。

 

この公演を海外でやれば、ダンスは言葉なしで表現するものだから、歌舞伎以上に違和感なく受け入れられるであろう。

 

最近は、今まで考えられなかった異色の組み合わせによるパフォーマンスが行われ、新しいものが生み出されている。

 

今では当然と思われている楽器も、初めて取り入れられた時、びっくりしたであろう。

 

津軽三味線とジャズ、尺八とオーケストラなど、いろいろな試みが行われており、新しいものが生み出されている。

 

これらの公演は、マイナーでなかなか出くわさないが、放送でも取り上げてほしいと思う。

 


意外に盛り上がるWBC、ワールド・ベースボールの波乱

2013-03-12 14:33:01 | スポーツ

 

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野球のシーズンになり、ワールド・ベースボールが、意外に盛り上がっている。

 

今回は、米大リーグの有力選手の参加も増え、力が拮抗してきて、番狂わせが出ているが、認識不足なのかもしれない。

 

変則トーナメント方式で、投球数制限など、特殊なルールなので、勝敗も意外な結果になることがあるが、日本は、慣れた球場での試合で、条件的には有利である。

 

韓国、キューバが敗退し、オランダが勝ち上がるとは意外であった。それにしても、日本対台湾の試合はとても面白い内容で、台湾がこんなに善戦するとは思いもよらなかった。

 

今大会の日本チームは、ダルビッシュ、黒田、藤川、上原、イチロー、青木、中島といった有力選手が参加しないので、チーム力が今ひとつとあって、大会前は、あまり盛り上がらなかった。

 

皮肉なもので、台湾に負けていれば終りであったが、接戦をものにして勝ち上がったことで、かえって盛り上がっている。

 

苦手のキューバがオランダに負けたことで、2次リーグを1位通過し、C、D組は、多分ドミノカが、1位になり、米国かプエルトリコと対戦することになれば、可能性がないでもない。

 

WBC事務局は、日本が勝ち上がったことで、収入も増え、喜んでいることだろう。

 

開催時期の問題はあるが、サッカーのワールドカップのように、ほとんどの有力選手が参加するようになれば、本当の世界選手権になるだろう。

 


IOC評価委員の接待

2013-03-10 11:25:48 | スポーツ

  

2020年の夏季五輪招致を目指す東京都が、IOC評価委員会の現地調査を無事乗り切ったと、大きな顔をして会見に臨んでいた。

 

日本に約1週間滞在する評価委員を招致委員が6億円もかけて接待したとは驚きである。

 

評価委員たちは、さぞ満足したであろう。これだけの接待を受けて、悪い気がする者はいないだろう。

 

評価委員長は、五輪は数千億円のビジネスだから、金がかかるのは当然といった意味の発言をしていたそうであるが、このビジネスで、利益を得るのは誰だろう。

 

また、全体の招致費は75億円(前回の半減)といわれている。まだまだ、金がかかり、招致に失敗したら、パアである。

 

もし、自分の金であれば、こんな使い方をするだろうか。

 

前回は、冷静に見て、南米で初めてのオリンピックが支持されるであろうことは、容易に予想できた。

 

財政、ビジネス的には、東京が優位かもしれないが、今回は、歴史的にも東西文化の接点であるトルコに譲ってもよいのではないかという気がする。

 

次にアジアで開催される場合は、インドか東南アジアであろう。

 

日本は、世界陸上、世界水泳、サッカー、ラグビー他、個別競技の世界大会を開催することが可能である。

 

オリンピックでなくても、世界の最高水準に接することができる。

 

こんなことを云うと、怒られるだろうか。

 


ジャズ・ピアニスト 3  ジェームス・P・ジョンソン

2013-03-08 15:06:44 | 音楽

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1894年2月1日生まれ。

 

ニューヨークの黒人街、ハーレムは、セントラル・パークからハーレム・リバーまでの地域を云い、50万人以上の黒人が住んでいるが、彼らがここに住み始めたのは、20世紀の初頭で、1920年代に発展した。

 

この街でも、シカゴ同様に「レント・パーティ」が行われ、花形楽器はピアノであった。

 

しかし、その演奏スタイルは、ブギ・ウギではなく、ラグタイムから発展した「ストライド・ピアノ奏法」であった。

 

その最初の大物が、ジェームス・P・ジョンソンで、「ストライド・ピアノの父」と呼ばれている。

 

このレコードに収められている「ハーレム・ストラット」は、1921年の録音で、彼のピアノ・ソロを聴くことができる。

 

後に出てくる、ウイリー・ザ・ライオン・スミス、ファッツ・ワーラー、アート・テイタム他のピアニストに大きな影響を及ぼした。

 


春、3月

2013-03-06 10:06:49 | 社会・経済

 

早いもので、もう3月になった。

 

今年は雪も多く、寒い日が多かったので、出かけることが少なかった。

 

それにしても、北海道の吹雪の様子をニュースで見ると、本当に大変だなと思う。

 

今年の風邪は、それほどひどくはならないが、いつまでも、ぐずぐずとすっきりしない日が続いた。これも年のせいかもしれない。

 

このところの話題は、もっぱら、日銀総裁の人事であったが、候補も決まり、国会で所信表明が行われた。

 

新聞報道を読む限りでは、黒田氏は適任者の一人なのだろうが、折角、国際的な機関で活躍している人物を途中退任させるのは、中国がいろいろな国際機関のポスト獲得に意欲を燃やしている時だけに、多少気がかりではある。

 

グローバル化と口で言いながら、国際機関で活躍できる人材の育成が遅れているし、一般的にその評価があまり高くないのが実情である。

 

日銀の人事は、総裁、副総裁のバランスが求められるが、副総裁候補の岩田氏についてはあまり知らない。

 

2%の物価上昇が2年で実現できなかった場合、辞任で責任をとるとのことだが、パフォーマンスは期待していない。

 

安倍首相の受けは良いようだが、任期が5年間であるから、経済情勢もいろいろ変化するだろう。組み合わせは、これでよいのだろうか。

 

米国では、株価が5年ぶりの高値を更新する中で、財政の強制削減の期日になった。

 

景気が回復に向かっている間はなんとかなるが、いったん下降へ向かうと、大変なことになるリスクを含んでいる。

 

「アベノミクス」とやらで、多少浮かれている感があるが、実効を上げる時間的余裕はさほどないと考える必要がる。

 

生活に身近な物価は、すでに上がり始めている。給与が上がるのはいつになるのだろう。

 

物価だけ上がったなんてことにならないように願いたいものだ。