<o:p>
オーケストラ演奏のバレエ音楽と日本舞踊とのコラボレーション公演の放送を見た。
バレエの公演は時々観るが、日本舞踊にはあまり関心がなく、京都の「都をどり」、「鴨川をどり」と接待のお座敷での芸者さんの日本舞踊を見たぐらいである。
「牧神の午後」、「レ・シルフィード」他であったが、意外に違和感がないのが、不思議であった。
初めて、バレエで「牧神の午後」を観た時は、従来のバレエとあまりに異なり、びっくりしたものだが、それと比べれば、驚きはない。
この公演を海外でやれば、ダンスは言葉なしで表現するものだから、歌舞伎以上に違和感なく受け入れられるであろう。
最近は、今まで考えられなかった異色の組み合わせによるパフォーマンスが行われ、新しいものが生み出されている。
今では当然と思われている楽器も、初めて取り入れられた時、びっくりしたであろう。
津軽三味線とジャズ、尺八とオーケストラなど、いろいろな試みが行われており、新しいものが生み出されている。
これらの公演は、マイナーでなかなか出くわさないが、放送でも取り上げてほしいと思う。