コールマン・ホーキンス楽団とチュー・ベリー楽団
高校野球が終わり、プロ野球のペナント争いが佳境に入ってきた。私の野球との縁は戦後まもなくで、小学校の校庭は、予科練帰りの連中に占拠され、自宅の庭で、三角ベースの野球をして遊んでいた。ボールもグローブも母の手作りであった。
呉、金田、別当、藤村、土井垣,本堂と続く、阪神のダイナマイト打線は魅力的であり、それ以来の阪神ファンであるから、60年になる。
パ・リーグは、ソフトバンクと日本ハムの2強の争いであるが、勝率5割にも満たないチームが、クライマックス・シリーズとやらに出場するのは興ざめだ。
一方、セ・リーグは、まだひと波乱ありそうな雰囲気である。TVで、巨人:阪神戦を見た。今後の優勝争いを占う大事な試合だが、阪神のお粗末さが目立った。
1回表の攻撃で、レフト前ヒットで、2塁ランナーを3塁コーチがストップさせ、無得点に終わった。この時点で、阪神の勝ちゲームの流れが、変わってしまった。
レフトは肩の弱いラミレス、次打者は、チャンスに打てない4番打者、しかも初回の攻撃とあれば、ホームへ突っ込ますのは当然である。
4月のブログに書いたが、お粗末な監督采配、判断力の悪いコーチときては、優勝などおぼつかない。
阪神は、金本、新井、城島、小林、下柳のあまり働かない5人で12.6億円の年俸を払っているが、広島カープの年俸総額は、14.2億円である。
13安打で3点、というお粗末な試合運びであったが、延長引き分けで終わった。これが、伝統の一戦といわれるゆえんだろう。
残り約40試合、最後まで、面白い展開で楽しませてくれることを期待しよう。
今日のレコードは、コモドア・ジャズ・クラシック・シリーズの第8集である。
ジャズの花形楽器と云えば、トランペットであったが、ホーキンスが、サックスを一躍、花形楽器にし、後のち、この二人のスタイルが踏襲される。
A面は、コールマン・ホーキンス楽団、B面はレオン・チュー・ベリー楽団の演奏が収められている。
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