夏の全国高校野球大会が始まった。とにかく、日本人は、高校野球が好きで、この時期、電力の需要量が増大する。
こういうことを書くと、多くの人に憎まれるのだが、私は、あまり興味がない。と云っても、大分昔になるが、甲子園球場へ、見に行ったことはあるのだが。
昔は、中京や平安といった野球の名門校に加え、小倉、芦屋と云った公立の普通高校が出場し、互角に戦い、地元の代表でもあった。しかし、最近では、有名野球学校への留学が当たり前で、有力野球学校では、地元出身の生徒は、ほとんどいないという。
全寮制の野球部員で構成し、甲子園に出場して学校の名前を売ろうとの様子であるが、少し、ずれてはいないだろうか。
大学の時、平安高校を応援している野球好きの女の子に、高校野球の悪口を言ったら、「彼らを知らないからで、選手になっているのは、真面目な良い子たちだ。」と怒られたことを思い出す。確かに、若い時、何か一つのことに打ち込むことは、すばらしいことであり、その努力は認めたい。
プロ野球の選手になった後でも、甲子園に出場したかどうかは、特別のことであるらしい。甲子園で活躍した選手が、プロ入りし、プロ野球界を盛り上げていることは事実で、特に、今年のプロ野球は、その傾向が強いようだ。
キャピトル・ジャズ“マスト・アイテム”シリーズの1枚を選んだ。
各地区から、いろいろな学校が集まるように、あまり、統一性がなく、いろいろな演奏が集められたレコードである。
レッド・ノーヴォーズ・ナイン、ポール・ホワイトマン、スタン・ケントン、チャーリー・バーネット、ボビー・シャーウッド他で、気楽に聴ける演奏である。