想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

ベートーベン 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」 (HERIODOR SMH-1001)

2011-02-22 15:28:41 | 音楽

カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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誰も知らない者がいない名曲中の名曲であり、数えきれない程のレコードが発売されているが、この演奏は、フルトベングラーと並んで、間違いなく、名演の一つであろう。

指揮者によって、冒頭部分のテンポが異なり、いろいろ聴き比べたものだ。

ベルリン・フィルは1957年以降、カラヤンと来日し、日本中を沸かせ、また、ベームは、1963年、1975年にウイーン・フィルと来日し、名演を聴かせてくれた。

そのベルリン・フィルの首席奏者であり、現在、世界最高のフルート奏者と言われているエマニュエル・パユの演奏を「題名のない音楽会」の公開番組で聴いた。

「題名のない音楽会」は出光興産提供の長寿番組で、つまらないテレビ番組が多い中、優れた番組の一つである。

前任の素晴らしい司会者であった羽田健太郎氏が急逝し、どうなるかと懸念したが、引き継いだ佐渡裕氏が、羽田氏とは一味違った楽しい番組にしてくれている。

ベルリン・フィルのコンサート・マスターに日本人が就任し、小澤征爾に続いて、佐渡裕が指揮をすることになっており楽しみである。

この音楽会の楽しみは、思いがけない演奏家、コラボレーションとの出会いである。

また、今回のように、世界の一流のアーティストの演奏を聴けるのも楽しみである。

今回演奏された“「カルメン」による華麗なるファンタジー”は、実にすばらしい演奏であった。フルート一本で良くこれだけ演じ分けられるものだと感心させられた。

私の若い頃は、フルートと云えば、ジャン・ピエール・ランパルであり、レコード・コレクションの中を探したが、残念ながら見当たらなかった。CDでは、同じくベルリン・フィルの首席奏者であったジェームス・ゴールウェイのものがあった。

この公開録画は、4月3日() 900 テレビ朝日で放映される予定なので、是非ご覧いただきたい。


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