遠隔操作によるコンピューター犯罪が話題になっている。
現在では、コンピューターとインターネットは生活と切り離せないものになっている。
私のコンピューターも、一度ウイルスにやられ、貴重な写真を失うことになってしまった。
変なサイトなど見ないので、何故ウイルスにやられたのかはいまだにわからない。
自分で適正な処理をする自信がなく、データを消失したくなかったので、電気店へ持ち込み有料で処理してもらったが、結果的には、写真の一部は修復できなかった。
それ以来、充分に気をつけているが、現在のウイルス・ソフトでは新種のウイルスには無理と判っていてもウイルス・ソフトは欠かせない。
ウイルスの脅威が増すと対策ソフトが売れ、企業はその対策に投資を迫られ、その種の企業が儲かるという奇妙な関係にあり、マッチポンプのような気もする。
以前、「ザ・インターネット」という映画があった。
ハッカーの侵入により、主人公のデータが改ざんされ、本人が本人でなくなるという恐ろしい話であるが、背景にソフト会社の利益が絡んでいるというものであった。
もし想定外のことが起こり、国の基幹のデータが消失したら、どういうことになるのであろうか。
コンピューターが企業に導入された初期のことであるが、こんな話を聞いたことがある。
ある合弁企業に経理担当として、コンピューターの専門家が送り込まれ、合弁相手の企業の情報を入手していた。会社の上層部は、コンピューターの知識はほとんどゼロで、何が行われているか全く気付いていなかったとのことである。
現在でも、コンピューターに詳しいのは若い人たちで、この状況はそんなに変わっていないのだろう。
いずれにせよ、今の社会から、コンピューターとインターネットを無くすことは考えられないので、その中で、どう対応して行くのか、難問である。
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