想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

法隆寺展とさくら展

2012-03-14 16:43:21 | アート・文化

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「法隆寺展」が百貨店で開催されていたので出かけた。

「法隆寺の古代から現代までの至宝130点余りを一堂に」とあったので、期待していたのだが、国宝、重要文化財クラスはほとんどなく、やや期待外れであった。

仏像は、やはり、それなりの雰囲気の中で見るのとでは、受ける印象が随分違う。

国立博物館の「法隆寺宝物館」は、展示の雰囲気に工夫が凝らされており、仏像をこのような百貨店の展覧会で観るのはもともと無理があるようだ。

奈良に「正倉院展」を観に出かけたのは、大分前のことになるが、毎年、あれだけの新しい展示物があるのは驚きであり、法隆寺にもそれなりのものがあるのだろう。

DVDの紹介コーナーがあったが、20席ほどで、上映時間が30分と長いので、満員でほとんど回転しない。最近の映像はハイビジョンで撮影されているので、とても見ごたえがある。DVDなら自宅でも観ることができるのでパスした。

私は、どちらかというと、仏像より建造物や庭園の方に興味がある。

最近、京都でも、今まで非公開であった場所を期間限定で公開しているようだ。

TVで紹介しているのを見ると、訪れたくなるのだが、日時がうまくかみ合わない。

だんだん歳をとってきて、観るチャンスを失してしまいそうだ。

展覧会には期待以上のものに出くわすこともある。

「櫻・桜・さくら展」では、ボストン美術館秘蔵の浮世絵がデジタル化され、公開可能となった作品が展示されていた。

同時に東北3県の桜の名所の写真が展示されていたが、日本人にとって、桜は特別の花であるようだ。

新宿御苑を散策すると、人はまばらであったが、寒桜が咲き誇っていた。

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