想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

東京佼成ウインドオーケストラ

2012-03-10 17:58:13 | 音楽

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東京佼成ウインドオーケストラの演奏を聴いた。東京佼成は、日本で最も歴史のある吹奏楽団であり、中、高校での吹奏楽の経験者にとっては、憧れの楽団である。

吹奏楽団というと、映画「グレン・ミラー物語」のように軍楽隊のマーチのイメージが強く、クラシックのオーケストラよりランクが下に見られがちである。

私は、残念ながら、吹奏楽をやったことがない。

中学に入学し、クラブ活動で、何か楽器をやりたいと思い、音楽部に入った。昭和20年代の終わりで、学校には、楽器もあまりなく、指導者もいなかった時代である。

くじ引きだったような気がするが、クラリネットに決まったものの、指導の先生が、都合がつかなくなり、ウヤムヤになってしまった。

それ以来、楽器とはほとんど縁がなく、もっぱら聴くばかりになってしまった。

お蔭で、聴く方だけは、クラシックからジャズ、タンゴ、シャンソン等々、幅広く、私の人生になくてはならないものとなっている。

今でも、70の手習いで、ジャズ・ピアノに挑戦してみたい気はあるのだが、実現していない。

吹奏楽といっても、結構レパートリーは広く、コンクールの課題曲から流行のポップスまで演奏されたが、警察や消防の吹奏楽団と比べるとさすがにレベルは高い。

ただ、J-POPやK-POPは聴いたことがなく、隣で手拍子を叩いていたが、ついて行けなかった。

今の若い人たちは、楽器に接する環境は恵まれているので、何でも良いから、是非やってみてほしい。団体で何かをやり遂げることで、きっと得るものがあるはずだ。

コンサートの前に、梅を見に行った。今年は天候が不順で、残念ながら、今一つであった。


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