想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

挑発を続けるトランプのリスク

2019-05-11 10:31:44 | 政治

トランプが、中国に対して、関税を25%に上げる処置に踏み切った。
ブラフかとも思えたが、実際に発動したことで、新局面へ突入する。
アメリカ経済は、今のところ好調で、支持率は、最高の49%に上昇しているという。
イランに対して、軍を派遣して、圧力をかけているが、イラクのことがあるだけに、米軍を攻撃する恐れがあるなど云うのは、挑発の感じがする。
北朝鮮との話し合いが決裂し、トランプは金委員長を信頼しているようだが、北朝鮮はトランプの意に反して弾道ミサイルの発射に踏み切った。
イランとのバランスで、北朝鮮に対しては、どうする気なのだろう。
トランプの脅しに、中国が屈服すると思っているなら甘い。
今のところ、中国は、米国製品の不買運動、反米運動にならないよう冷静に対処しているようだ。
関税の引き上げは、中国にとっては打撃だが、米国の企業と国民にも負担になることになることは判っていないようだ。
そうなれば、経済も下向きになり、株価は下がり、選挙へ向けたトランプの思惑とは逆になる恐れがあるはずだ。
アメリカ・ファースト、強い大統領のイメージを植えつけようとする選挙第一の挑発にはリスクが伴う。

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