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ウインブルドン・テニスの男子シングルは地元のマリーが英国人として77年ぶりに優勝し、英国民の歓喜の中で幕を閉じた。
今年のウインブルドンは、常連のナダル、フェデラーが早々に敗れ、波乱の幕開けであったが、決勝は、シード1,2位の対戦となった。
ジョコヴィッチは、準決勝の疲れか、ミスが多く、精彩を欠き、一方のマレーは、大応援団の声援に押され、彼の良いところばかりが目立った試合内容となった。
決勝戦としては物足りない内容で、準決勝のジョコヴィッチ対デルボトロの試合が最高であったが、マレーの重圧をはねのけての優勝は見事であった。
一方、女子もシード選手が次々に破れ、世界ランク15位のバルトリが優勝をさらったが、こちらも一方的な試合になった。
決勝、準決勝と錦織、クルム伊達の試合ぐらいしか見なかったが、誤審の多いのが気になった。
球速が早く、審判泣かせが多く、選手のチャレンジ・システムとビデオ判定が取り入れられているが、それでも、試合の流れを変える場面があった。
たとえば、男子決勝で、マレーのサービスを線審がフォールトとコールし、主審がコレクションして、インと判定し、第一サーブのやり直しになった。
ところが、ビデオは、はっきりとフォールトを示しており、本来セカンド・サービスとすべきところである。
サービスのやり直しになったことで、マレーがこのポイントを取ることになる。
審判も人間であるから、ミスをすることはやむ得ないが、ビデオを確認して、セカンド・サービスで再開すべきであったのではないかと云う気がする。
今年の大会は、雨による中断もほとんどなく、「終わりよければすべて良し」の大会だったようである。
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