想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

詩仙堂と曼殊院

2024-08-30 11:13:26 | 日記・エッセイ・コラム

旅番組はいろいろあるが、「あなたの知らない京都旅」とかいう番組を見た。
詩仙堂は、一乗寺に下宿していた友を尋ね、翌朝、銀閣寺前の私の下宿へ戻る途中に立ち寄った。
早朝で、まだ誰もいない庭園を一人眺め、鹿威しの音を聴いたのを思い出す。
曼殊院は、あまり訪れる人もおらず、住職の奥さんから、塀が崩れ、建物も傷んでいるが、お金がなく手が行き届かないとの話を聞いた。
番組で見ると、門跡寺院でかなり立派な寺院である。
こんなに立派だった記憶はない。
別のお寺と記憶違いをしているのかもしれない。
昭和30年代のことで、金閣、銀閣のような有名なところ以外、観光客などほとんどいない時代のことである。
今は、京都は何処へ行っても外国の観光客ばかりのようだが、当時が懐かしい。