ＴＶの音楽番組は少ないが、土曜日には、楽しみな番組が二つある。
「音楽交差点」と「エンター・ザ・ミュージック」である。
私は、録画をしてゆっくりした時間帯に楽しむことにしている。
「音楽交差点」には、いろいろな知らない楽器が登場し、様々な知らない音楽に接することができる。
一芸に秀でた人たちばかりで、とても幸せそうであることが伝わってくる。
「エンター・ザ・ミュージック」は、指揮者の藤岡幸夫がナビゲーターを務め、いろいろな名曲、演奏家が登場する。
これまで何気なく聴いていた名曲についての新しい発見が楽しみである。
例えば、ピアノ協奏曲の場合、どうしてもピアノに集中しがちだが、バックのオーケストラの管楽器の演奏について知ると、今度聴くときは少し注意して聴こうと思う。
彼の指揮する演奏会にまだ一度出かけていないが、機会があればと思っている。
私たちの世代は、楽器に接する機会に恵まれなかったが、今の人たちは、チャンスはごろごろしているので、是非何か一つでも接して欲しい。