マスコミは、プーチンが戦勝記念日の演説で「戦争宣言」をするのではないかと煽って報じていたが、例年通りの静かな内容だった。
当初の想定通りに進んでいないことをプーチンも認識しているのだろう。
まず第1段階としての停戦が必要で、逆に見れば、停戦交渉のチャンスなのではないだろうか。
米国の脅威を指摘し、対峙する相手はあくまで米国であることを明確にした。
これ以上米国が武器供与他の関与に乗り出すと、いよいよ核使用、世界大戦に進む危険性がありそうだ。
2月の段階で、米ソの交渉がもう少しうまくやられていれば、こんな事態にはならなかっただろうと残念だ。
落としどころの仲裁をできるのは誰なのだろう。
大事なのは冷静に戻ることだ。