想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

国際感覚に鈍感な政府

2016-11-05 11:46:53 | 政治

パリ協定の発効は、地球の気候変動に関する世界の認識の変化を表している。
このところ、世界中で、異常気象による洪水他の被害は膨大で、今まで後ろ向きだった米、中の二大国が賛成し、大きく前進した。
日本は批准が遅れたために、最初の総会にオブザーバーとしての資格でしか参加できない失態を犯した。
それでも、政府は影響がないとの認識を示している。
核問題でも、唯一の被爆国である日本の態度は、世界を驚かせた。
フィリッピンの大統領がアメリカからの離別を発言し、問題を起こしているが、これも、世界の流れの変化の現れであろう。
TPPは、アメリカの大統領候補が2人とも反対しているため、しばらく進展はないと思われる。
にもかかわらず、TPPの強行採決を優先したため、世界の潮流から遅れることになった。
こんな外交政策をやっていれば、日本への信頼は低下するばかりである。
もう少し広い視野の政治家が現れないものだろうか。