英国のＥＵ離脱の国民投票に続いて、「まさか」が、また起こった。
トランプ大統領が実現して、投票した者の中に、英国同様、後悔している者も結構いるのではないだろうか。
隠れトランプが多数いるとの話を聞いたとき、世論調査に表れないので、意外に接戦になるかもしれないと思ったが、まさか勝つとは思わなかった。
恥ずかしいので、トランプ支持とは口に出せないが投票するという心理を理解していなかったようだ。
また、メディアの思い込みの報道が信用できないことを露呈したことになる。
サンダース氏と大接戦を演じ、その支持者たちが、トランプより、ベターな選択として、クリントンにどれだけ投票するだろうかと懸念したことが現実になった。
クリントンのためにわざわざ投票所へ足を運ばなかったのだろう。
よく考えれば、上、下院議員で共和党が勝っているのだから、充分ありうることだ。
トランプがどんな政策を打ち出すか、全く予測できないが、議会の共和党議員の良識に期待するより仕方ないのだろうか。
核のボタンのリスクが高まったことだけは、認識しておく必要がありそうだ。