想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

THE GREAT SWINGING TENOR SAXOPHONES/

2011-06-03 15:46:34 | 社会・経済

コールマン・ホーキンスとチュー・ベリー

Cimg2395

内閣不信任案の茶番劇が終わった。それにしてもあきれたものだ。

一時は、自民党に風が吹いていたが、タイミングの悪い内閣不信任案の提出、しかも、大差での否決である。可決後の見通し、戦略がないまま、切り札を切ってしまったリーダーの責任は重い。石原は今後も追及していくと言っているが、大差で否決されたことは、内閣が信任されたことであり、協力するのが筋である。

小澤グループは、野党の出す内閣不信任案に賛成するのであれば、本来、離党して、新党を結成すべきであり、それに乗せられた谷垣は幼稚である。

もし可決していれば、民主党の誰なら、協力するというのか。小澤と組むのは、党内にアレルギーが強いだろう。

大阪では、「損して、得取れ。」という言葉があるが、むしろ、閣内、閣外、協力することで、難局がうまく処理ができれば、自民党の株は上がったであろう。(大連立に賛成しているわけではない)

民主党が政権をとった時、鳩山より、小澤にやらせてみたいと思ったことがあったが、今回の茶番を見ると、これで彼の政治生命は終わったのだろう。

鳩山が、約束と違う、詐欺だと騒いでいるが、政治の世界では、この程度のことは、珍しくない。しかし、いずれ、年内に解散になるであろう。怨念にまみれた政治家を排除して、生まれ変わって欲しいものだ。

馬鹿馬鹿しい茶番劇と違って、音楽は気分を和ませてくれる。

ジャズの歴史上、最初の花形楽器はトランペットであった。1930年代に、ベニー・グッドマンの出現で、クラリネットが花形楽器になった。サックスを一躍注目すべき楽器にしたのが、コールマン・ホーキンスである。

レオン・チュー・ベリーは、ホーキンスがヨーロッパで活動中、最も活躍したが、1941年、自動車事故で、31歳で亡くなった。残念である。

このレコードは、コモドアの第8集で、A面は、コールマン・ホーキンス楽団、B面は、チュー・ベリー楽団の演奏が収められている。サイド・メンも素晴らしい。