「あほリズム」
(775)
アメリカ大統領選挙を巡る二党の支持者たちによる過激な対立を
見ていると、これまでなら支持している候補者が落選してもこれ程
までにも感情的になることはなかったはずだが、つまり、目の前の
パイを失ったとしても次の新しいパイに期待したはずだが、今では
あたかもそのパイしか残されていないとばかりに断末魔の奪い合い
を繰り広げている。それは、「欲望は権利である」と主張するポピ
ュリズム政治の成れの果てを見ているようだ。
ついでに言えば、アメリカンデモクラシーの限界は、世界の、そ
して日本の民主主義政治の限界にほかならない。
「ああ、すでに地球は狭くなったのだ、火星にでも行くか・・・」
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