「ザックジャパン 対ヨルダン戦」

2012-06-08 16:28:58 | 「閑話放題」



      「ザックジャパン  対ヨルダン戦」


 ブラジルW杯最終予選の第二戦、対ヨルダン戦がこれから始まります。

ザッケローニはこの戦いを重要視しているようですが、それは、次の12

日にアウェーで戦うオーストラリア戦こそが大きな試練を迎えると見ている

からではないだろうか。何故なら日本のチームは殊更アウェーに弱い。

別にデータに基いて言ってるわけではありませんが、ただ、私の印象で

す。更にオーストラリア戦となれば事実上の優勝決定戦でもあります。

その試合を良くて引き分け、或いは負けることを考えれば、オーストラ

リア以外の国との戦いで取りこぼしだけは避けなくてはなりません。更

に、得点差を拡げて有利な状況でオーストラリア戦を迎えるためにも、

今夜の対ヨルダン戦は負けるわけにはいかないでしょう。

 私の予想は・・・、ヨルダンを良く知らないので止めておきましょう。

 では、まなさん、今夜のテレビ中継で間接的に繋がりましょう。



「ナデシコ勝利」

2012-03-06 22:21:40 | 「閑話放題」




          「ナデシコ勝利」


 昨日の女子サッカーアルガルべ杯でナデシコジャパンがアメリカ

に勝ちました。アメリカ戦では26戦目での初勝利でした。

 勝敗は、アメリカが前半に放ったゴールがオフサイドとジャッジ

されたことにあったと思います。オフサイドのジャッジはVTRで観

る限り誤りとは言えないが、ゴールラインを割った瞬間は誰もが失

点を覚悟したほど微妙でした。つまり、あのゴールが認められても

誰もミスジャッジとは思わなかったはずです。アメリカはそれまでに

効果的な縦のロビングパスを多用していましたが、オフサイドの後は

ナデシコにとって脅威だった縦パスをサイドからの攻撃やショートパス

に変えました。恐らく、オフサイドを怖れず縦攻撃をされるとナデシコは

嫌だったに違いない。今やサッカーはオフサイドのジャッジが試合の結

果を決定します。その後、アメリカのオフェンスはオフサイドラインを気

にし過ぎてゴール前への飛び出しが遅れ、シュートを放つ位置が高くな

りポストに嫌われたりしましたが、一方でナデシコはスペースを取ってマ

ークしやすくなりました。あのオフサイドのジャッジが全てだったと思いま

す。予想は残念ながら外れましたが。




「李忠成のための日韓戦」

2011-08-10 19:35:13 | 「閑話放題」



              「李忠成のための日韓戦」


 日韓交流戦のメンバーが発表された。何と!李忠成がワントップ

ではないか!わたしはこの試合は勝敗には拘らなくていいと思う。

プレマッチの闘い方でいい。ただ、忠成のボレーシュートさえ見る

ことが出来れば!この試合は国家という古い概念を超越した李忠成

のための日韓戦である。走れ!李忠成!決めろダイレクトで!

 わたしは李忠成に期待する。





「まさか、なでしこが勝つなんて!」

2011-07-19 04:18:38 | 「閑話放題」


「まさか、なでしこが勝つなんて!」

 十八日未明にキックオフしたフランクフルトでの女子サッカーW

杯決勝「なでしこ」対USA戦をテレビで見た。既に一日が経とうと

しているので様々な論評がマス・メディアを賑しているから被るか

もしれないが、ちょうど裏番組のNHKでは男子の南米杯の準々

決勝ブラジル対パラグアイ戦もほぼ同時刻に放送されていた。

本来ならそっちが見たかったが、「なでしこ」戦のキックオフの方

が少し早かったのでこっちにチャンネルを合わせた。

 開始早々「なでしこ」は米国の激しい攻撃に遭い為す術もなく防

戦に終始していた。過去の対戦成績(22戦3分19敗)が表してい

るように体躯に勝る米国は競り合いを制してほぼワンサイドでボー

ルを支配していた。「なでしこ」のパスは尽くカットされて「ああ、

これは絶対負けるな」と、サッカーを見てきた者なら誰しもそう思

ったに違いない。余りの実力の差に嫌気が差して何度かNHKへチ

ャンネルを変えた。そして、もう2,3点は取られているに違いな

いと思いながら、それでも「なでしこ」が気になってCXに戻ると

何故かゴールラインは破られていなかった。米国の執拗な攻撃に、

譬え競り合いに負けてもフリーでシュートだけは打たせまいとチェ

ックを怠らなかった。米国の拙い攻めにも助けられて何本ものシュ

ートがサイドネットを揺らし、或いはバーに救われた。勝敗の行方

を決定づけたものを挙げるなら、前半の米国の攻撃を耐え忍んだこ

とだ思う。もちろん、後半に入ってからも米国の優勢は変わらなか

ったが、その勢いは幾分衰えて縦パスを多用するようになった。そ

のうちの一本がゴールに繋がったが「なでしこ」は諦めなかった。

全く幸運としか言いようのない、とは言っても詰めてなければ生ま

れなったのだが、リバウンドを押し込んで同点に持ち込んだ。延長

戦終了間際の同点ゴールはコーナーキックから生まれたが、高さに

勝る米国選手と競らずにゴールを狙うにはニアサイドしかなかった。

しかもダイレクトで決めなければ潰されてしまうことは明らかだ。

沢選手のバックキックは見事だったが、蹴ったボールが何処へ行く

か確信を持てないのがバックキックやオーバーヘッドキックなのだ。

延長ロスタイム直前にはゴール前でフリーでボールを受けた相手に

果敢にチャージしてレッドカードを受けて退場させられた選手が被

災地東北の出身であったこと、あのチャージがなければ決定的な決

勝ゴールを決められて、恐らく惜敗は免れなかっただろう。その想い

は残りの10人にも伝わってPK戦でも自分を失わずに戦えたのでは

ないだろうか。一方の米国の得点は何れも意図した通りの得点だっ

た。しかし「なでしこ」のそれは意図を越えた意地の得点だった。つまり、

実力では劣っていたが精神では勝っていた。そして、その精神力がPK

戦のプレッシャーを跳ね飛ばした。

 ありがとう!「なでしこ」ジャパン、おめでとう!「なでしこ」ジャパン。

 そして、「なでしこ」に熱中して全く忘れてしまった南米杯の試

合もまた、強豪ブラジルがパラグアイに一本のシュートも打たせ

ず圧倒しながら得点出来ず、0対0の末PK戦で敗退したことを

眠りから覚めて知った。


                                    (おわり)