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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

⇒ Tweets of 2010.05.22_1

2010年05月22日 23時59分59秒 | ★ from Twitter
00:38 from TweetDeck
【日本映画専門Ch】 「東京映画散策」このところずっと観ていたシリーズの30分に渡る解説番組。泉麻人となぎら健壱で佃島あたりから浅草まで、映画のシーンをまじえつつ散策する。こういう「昔はこうでした」番組は大好き。これで銀座とか渋谷、山の手とかも観てみたい。
11:14 from TweetDeck
そんなに売れているのかぁ。そういえば日本発売まで一週間切ったけれど、この波でまた延期とかないだろうな。【asahi】iPad、世界的品薄 強気アップル、販売情報も秘密 http://bit.ly/cuVmiz
12:28 from TweetDeck
♪:メンデルスゾーン 八重奏曲/メータ&イスラエルPO 作曲者自身が弦楽合奏化したヴァージョン。昔LPで持っていたのだが、しばらく前にようやくCD化がなされた。今聴いているところだが、やはりこの曲の交響的な内容からして弦楽合奏の方があっていると思う。 #imakiiteiru
12:55 from TweetDeck
♪:エニドの初期の2枚のオリジナル・ヴァージョンCDが届く。ブートまがいの盤起こしということで、若干、引っかかるところもあるが、後で聴いてみることにしよう。個人的にはこの2枚はやっぱオリジナル・ヴァージョンに尽きると思ってるので楽しみだ。
13:02 from TweetDeck
一昨日、リクライニング・チェアの肘置き(樹脂製のパーツ)が壊れてしまった。リクライニングが調整がつかなくて難儀中。イタリア製とかいう洒落た代物だったが、値段の割に一年くらいしかもたなかったのは残念。なので今回はすぐ壊れてもいいように、一万前半の安物を注文した。早く来ないかな。
15:15 from TweetDeck
♪:渡辺香津美/DEAR TOKYO 2001年に渡辺と笹路でつくったウィズ・オーケストラ物。久しぶりに聴いたらけっこうよかった。レビューはこちら→ http://bit.ly/9Y33eZ
15:27 from TweetDeck
【新東宝】「東京のえくぼ」 昭和27年の作品で、上原謙、丹阿弥谷津子、高峰秀子その他。監督は東宝の戦争映画やブログラム・ピクチャーを沢山とった松林宗恵で、これは彼のデビュー作らしい。内容は都会的なコメディーのようだ。では、観てみるとしよう。ここには東京のどこが出てくるのかな?。
16:07 from TweetDeck
【新東宝】「東京のえくぼ」 主人公の財布を盗んだスリとして逮捕された上原が、実は主人公の就職先の社長で…という、典型的な都会風のコメディー。前半はまさに和製パラマウントって感じで進み、多忙な社長に同情した主人公が会社からの脱出を手伝って、主人公の自宅にかくまうあたりで佳境に…。
16:32 from TweetDeck
【新東宝】「東京のえくぼ」 後半は舞台が丸の内から下町へシフトするが、どこなのかよくわからないが、おそらく墨田区あたりであろうか。そのあと主人公二人が上野だの渋谷に繰り出す。柳家金語楼と清川虹子のやりとりは絶品。丹阿弥谷津子は多少地味だが、洗練された美女振りでなかなか。
17:02 from TweetDeck
【新東宝】「東京のえくぼ」 主人公の家庭は豆腐屋だが、その家庭風景-たぶん当時そこそこ裕福だったんだろうけど-実に懐かしい。話は会社の窮状を知った社長がもどり、ふたりは結ばれてハッピーエンド。たわいもない話がさわやかさがいい。ちなみに後半の舞台は深川のようだ。
17:47 from TweetDeck
【黒澤】「虎の尾を踏む男達」 戦時中の45年に制作され、GHQの検閲により数年間お蔵入りになった作品。歌舞伎の「勧進帳」をもとに制作され、ミュージカルの趣も取り入れた時代劇。これまでの3作に比べれと、人物配置といい、ドラマのメリハリといい、非常におもしろい。
17:54 from TweetDeck
【黒澤】「虎の尾を踏む男達」エノケンが絶妙なトリックスター的コメディアンぶりでドラマが進行。「七人の侍」ほどではないが、人物の個性も描き分けも得意。音楽は西洋風なコーラス、ミューカル風なコーラス、歌舞伎風が使い分けられて音楽も凝っている。
20:37 from TweetDeck
【小津】「ひとり息子」 母一人子一人の貧しい家庭から、息子を東京に進学させた母親が、大人になった息子に会いに来る。昭和11年の作品だが、残酷な人間関係の機微など既に小津らしさが横溢。出演は飯田蝶子、日守新一、坪内美子、笠智衆。戦前の東京の風景でてくるのはうれしい。
21:15 from TweetDeck
【小津】「ひとり息子」 立身出世を願う母親とそれに応えられない息子。ちょっと「東京物語」みたいなとこもある。永代橋が出てくるから舞台は江東区だろうが、まったくごみごみしてなく空間だらけ。あと坪内美子って全く知らない人だが、いかにも戦前型の楚々とした美しさ。
21:54 from TweetDeck
【小津】「ひとり息子」 それにしても、田畑売り払い全てを息子の学費に充てた母親の失望感など、全体に戦前の貧困と就職難が色濃く影を落としている。日本中で暮らしが豊かになり、多様な価値観とか称して、みんながてんでに生きるようになったのは、たかだかこの3,40年であることを痛感。
22:24 from TweetDeck
それです。残酷な美しさがあるシーンですよね。今なら「真の幸福は金持ちや偉くなることじゃない」とか、お決まりの理屈がつくんでしようけど、昔はそうではなかったということですかねぃ。まさに「大学は出たけれど」の時代のお話であります。RT @cazming: 空のシーンをなんとなく覚えて

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⇒ Tweets of 2010.05.22_2

2010年05月22日 23時59分58秒 | ★ from Twitter
22:33 from TweetDeck
now playing ♪:the ENID/Aerie Faerie Nonsense エニド永遠の名作。これを聴くならやはり初版だろう。世紀末舞踏会の如き絢爛さ、退廃美、仮想管弦楽といった点でいえば、版を重ねる度にその「濃さ」がどんどん希薄になっていってしまったから…。
22:40 from TweetDeck
♪:the ENID/Aerie Faerie Nonsense やはりこのアルバムは「Mayday Galliard」に始まり前半は「Childe Roland」で終わらなければならぬ。それにしても、どうして後年の彼らはこれを逆転して配置するなどという愚行を犯したのだろう?。
22:41 from TweetDeck
♪:the ENID/Aerie Faerie Nonsense 気になる音質だが、盤起こしではあるものの、ノイズリダクションはかなりうまくいっているようで、針音はほとんど目立たず、全体にかなり高SN比できけるのは有難い。妙な音圧操作をしていないのも正解。@patpie9214
22:47 from TweetDeck
♪:the ENID/Aerie Faerie Nonsense ちなみに「Mayday Galliard」と「Childe Roland」をどうして逆転させてはいけないかというと、CRの途中でMGの冒頭が回想されるから。逆転させると、その回想が妙な予告編になってしまうんですね。
22:51 from TweetDeck
♪:the ENID/Aerie Faerie Nonsense 大作「Fand」の疑似管弦楽はその精緻さ、まろやかな各楽器の混ざり具合(特にギター)など、やはり初版は格調高い仕上がりだと思う。それにしても第二楽章は、どう聞いてもマーラーのアダージェットのオマージュである。
22:55 from TweetDeck
トランスクリプション自体は上出来かと。針音はおろか、歪みもほとんどないので、パッと聴き盤起こしだとはとても思えないと思います。更に云えば、かなり高級なMCカートリッジで聴いているような音ですね。 RT @hararayoruQ: 楽しみに待ちます。@patpie9214
23:00 from TweetDeck
どうなんでしょうね。日本とイギリスだけで500枚づつと考えれば(根拠なしw)、ちょうどいい数字なのでは。でも日本で500人も買ってくれるのかしらw。RT @patpie9214: こちらは未到着ですが、1000枚限定って本当でしょうか?
23:03 from TweetDeck
オリジナル通りに並べると版権持ってるEMIからクレームつきそうだから仕方なしの措置だった…と、好意的に解釈してますがw、あれはどう考えてもおかしいと思います。 RT @shinagaw: なるほど、エニッドは過去のメロディーが謎解きのように使われていますからね。
23:18 from TweetDeck
♪:the ENID/Aerie Faerie Nonsense ついでに自分が盤起こしたものを聴いている。先のCDに比べると凄まじい針音w。やっぱプロのリマスタリングは凄いですね。でも、自分のはNRかけてない分、高域の冴え、チマチマした細部がいかにも日本人好みに仕上がってます。
23:21 from TweetDeck
あぁ、WHD盤の仕上がりよりは断然いいです、近年のテクノロジーの進歩を実感できる音質といっていいかも。「ミント盤でもあれば、もうマスターテープいらねーよ」みたいなw。RT @patpie9214: WHD盤のほうははっきりと針音が聞こえるほどの音質の悪さ
23:25 from TweetDeck
ついでに1997年のヴァージョンでは、「Fand」がなんと29分に拡大されてたりします。最初は驚きましたね。 RT @shinagaw: 2ndの再録盤は聴いていないのでこんな変更があったとは知りませんでした。
23:39 from TweetDeck
まぁ、ビートルズのブートなんかだとそういうの既にあるんですよ。盤はファーストカッティングのミント、リンのプレイヤー使って起こしたとかさw。もっともブートだからにわかに信じられないんだけどwww。 RT @nande2010:売りの文句に「驚異の盤起こしを聴け!」とかにした方が
23:49 from TweetDeck
100万とかする、レーザーで溝を読み取るエルプ(ELP)などを使う場合もあるみたいですが、これから盤起こしは仕様機材明記が必須になったりするかもですねw。 RT @nande2010:カートリッジ数種類使って、別バージョンで売ったりとかさww
23:49 from TweetDeck
そういえば、米のヒラリー・クリントンが来日してたけれど、リップサービスはなしで(当然かw)、滞在はわずか数時間、一方、次の中国では数日間もいるんだとか。日本も差つけられたもんだよな。それにしても、ヒラリー・クリントンって、なんとも華と貫禄があるオバハンだよなぁ。

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渡辺香津美/DEAR TOKYO

2010年05月22日 15時12分50秒 | JAZZ-Fusion
 2001年に発表された渡辺香津美としては珍しい「ウィズ・オーケストラ・アルバム」。当時の渡辺はレゾナンスヴォックス以降、「MO'BOP」でまでの時期は、尖ったジャズ・ロック/フュージョン路線から後退して、アコギを中心したものや比較的オーソドックスな4ビート、クラシカル路線といった多方面に音楽的翼を広げていった活動期に当たる。本作などまさにそうした一連の試みのひとつとして出来上がった作品といえるだろう。
 基本バンドは渡辺の他、キーボードに笹路正徳、ベースが高水健司、そしてドラムスに山木秀夫(なんのことはない清水靖晃こそいないが、往年のカズミ・バンドそのものである)、これに何人かのゲスト、そしてビッグ・バンド+ストリングスという布陣で収録されている。ライナーを読むと、どうやら「ウィズ・オーケストラ物を作る」というアイデア自体はかねてから笹路正徳がもっていて、セッションギタリストの時の渡辺の瞬発力、反応の良さのようなものが欲しくて、彼に声をかけたというものらしい

 内容的には昔のCTIのイージーリスニング・ジャズをもう少し硬派にしたような仕上がりである。一曲目の「カヴァティーナ(映画「ディア・ハンター」のテーマ)」がいくらかクラシカルなアコギをフィーチャーしたニューエイジ風なギター協奏曲、そして8曲目の「ボナペティ」がアコギのソロではあるが、後はきちんとリズムセクションが加わったジャズ・ミュージックだ。収録曲では既成の曲(ミンガス、バカラック、ローラ・ニーロなど)が多いが、渡辺の「ロンサム・キャット」や笹路の「マジック・ランド」なども再演されている。
 笹路のアレンジは日本人らしくクラウス・オガーマン風の暗いトーン、オリバー・ネルソン風なダイナミックさ、ドン・セベスキー的な色彩感などいろいろな手駒を披露して器用なところを見せているが、やはり基本的にはCTIの一連のアルバムがモデルとしてあったように感じられる。それを受けた渡辺もおそらくそうしたコンセプトとすぐに察知したのだろう、ほぼ全編に渡りウェス・モンゴメリー風なギターワークを披露しているのは興味深いところだ。演奏としては、いかにも70年代後半のAORといった感じの、デイブ・グルーシン風AORなアレンジで再演された「ロンサム・キャット」が良かった。

 という訳で、購入時に一聴してあまりピンとこなかったアルバムなのだが、久しぶりに聴いたらなかなかその渋さが味わい深い仕上がりなのでちょっと驚いているところである。ただ、なんとしても惜しいのは、オケのアレンジにコクというか雰囲気が乏しい点か。CTIの往年のアレンジャーたちのオーケストレーション比べると、確かにそれらしい音はなっているのだが、どうも「何かが違う」という感じがしてしようがない。難しいところである。
 ちなみに往年のカズミバンドが揃っているが、さすがにアルバムのコンセプトがオケとの共演という枠が大きかったのか、カズミバンド的な尖ったバンドプレイはほぼ皆無といってもよく、3人とも非常にコクのあるプレイではあるが、基本的には律儀にセッション・ミュージシャン的な手堅いプレイに終始している感じだ。
コメント (1)
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