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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

クローマ/ミュージック・オン・ザ・エッジ

2007年11月30日 23時57分05秒 | JAZZ-Fusion
 1991年に出た豪華メンバーによるフュージョン・セッション的ライブ盤。新生CTIの復活を記念したアルバムのひとつだったように記憶しているが、この作品に限っては大阪でのライブということからも伺える通り、日本で企画独自された作品らしい(同じ頃、映像もレーザーディスクでも出ていた)。メンツはジム・ベアートがキーボードと音楽監督に当たり、ドラムがデニス・チェンバース、ベースがマーク・イーガンというリズム・セクションで、これにマイク・スターン、ジョン・ヘリントン(ギター)、ホブ・バーグ(サックス)、ランディ・ブレッカー(トランペット)、ミノ・シヌル(パーカス)その他がソリストとしてのっかるという格好である。

 ステージはコープランドの「庶民のファンファーレ」を真ん中に置き、各種サンプリングなどでデコレイトしたSE風なオープニングで始まる。このちょいと長目な前奏はちょっと現音系というかアンビエントっぽいな雰囲気があり、けっこう気をもたせる前奏になっていて、およそCTIというイメージではないのだが、その分、次に出てくる「レッスンズ」のリズムがヤケに格好良く聴こえる寸法である。もっとも「レッスンズ」の方もCTIっぽい感じではなく、典型的な90年代型NYフュージョンといった風情のだが....。この後に続く作品も、このステージに参加したメンバーがそれぞれ持ち寄ったものがずらりと並んでいて、ほぼ典型的なNYの頂上セッション的な様相を呈している。途中「アランフェス協奏曲」が唐突に出てくるのは、このステージがCTI復活を記念したことを刻印するために選ばれたのだろう、まぁ、お約束といったところか。

 収録された曲では、やはりベアードの「レッスンズ」がいい。ベアードのシンコペしまくったキーボードのリフをテーマにふたりのギタリストのけっこうフリーなソロをフィーチャーしているが、そのスピード感溢れるリフがなんともカッコ良いのだ。マイク・スターン作の「アップサイド・ダウンサイド」もファンキーなリズムと細切れっぽいリフが、独特の都会的なセンスを醸し出していて、80年代の頃のスターン全盛期の片鱗を伺わせる仕上がりだ。という訳でこのアルバム、1曲目とラストはなかなか良いのだが、他の曲はどことなくメンツが気乗り薄というか、8分くらいの力で軽く流しているというか、ちと燃焼不足気味なのが食い足りない。ちなみに、「アランフェス協奏曲」はジム・ホールに敬意を表してか、テーマはギターで演奏され、続いてマイルスを彷彿とさせるブレッカーのトランペットが登場するという、盛りだくさんな趣向であるが、2分くらいで終わったしまう。
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FFXI <アルタナの神兵 その2>

2007年11月29日 00時51分08秒 | GAME
 禁断の口9カ所、新エリア地図3枚、新ジョブ2取得という、「アルタナの神兵」を楽しむための基礎固めが終わった後、まだ数日しか経っていませんが、とりあえず新エリア([S]エリア)のクエストふたつとミッションひとつを消化してみました。基本はどれもお使いなので、それ自体はとても簡単なのですが、なにしろ禁断の口開通で辟易した徒歩で行脚の再現で、やたらと時間がかかります。白門からHPのあるバスへデジョン、そこから北バストゥークへ出て、禁断の口に入り、徒歩と出歩いてバストゥークの過去エリアへ、そこでクエ受けて、クエ開始、そこで散々歩かされて、場合によっては現在のバストゥークに戻ることも必要なったりする訳です。

 私は白魔道士をカンストさせてありますので、今回アルタナはほとんどこの白魔道士で進めていった訳ですけど、こういう場面では一番、移動がラクでリスクの少ない白魔道士でやってもそうなんですから、例えば前衛ジョブしかもってない人とかは、オイルとパウダー必須な訳で、これらにかかる費用も馬鹿にならないだろうなと思ってしまいます。ともあれミッションもクエストも実装部分は未だ少なく、この数日やったクエストふたつとミッションひとつやってしまうと後はもう何もありません(笑)。なので、アルタナを続けるとすればカンパニエやるか新ジョブを上げるかという選択肢しかないのですが、カンパニエというのもイマイチ実態のわからないイベントだし、新ジョブもあまりそそられないというのが正直なところで、やり残したことがまだ残っているアトルガン&旧エリアに帰還。

 やり残したこととは、アサルトを続行してイギト装備一式をゲットできるまで戦績をためること。武器のスキル上げ、そして黒魔道士のレベル上げといったところが主なところですが、とりあえずゴール目前まで迫っていたアサルトは、11/27にめでたくアサルト全エリアが戦績2万オーバーを達成。またスキル上げについては、この二ヶ月ほどムキになってやってますが(笑)、WSクエ・エントリーまでスキルを上げたのは、片手剣、両手斧、短剣、両手剣、片手斧、棍2種で、その中から棍2種を除いた5種は既にWSクエが終了させまして、あと戦士で取得可能な両手鎌と槍にも挑戦しようと思ってます。現在両手鎌のスキル上げを実施中ですが、これで棍2種までやるとなると先はまだまだ長いです。あとは黒魔道士は、現在レベル40で実は今年中にカンストをもくろんだりしていたのですが、これはちと無理そうですね。
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マーラー 交響詩「葬礼」/ブーレーズ&シカゴ交響楽団

2007年11月28日 23時36分12秒 | マーラー+新ウィーン
 マーラーの交響曲第1番は元々交響詩として構想され作曲された。現在時折演奏される「花の章」は同曲が交響詩から交響曲にシェイプされるプロセスで削除されたものだが、交響詩だった頃のスコアも残っていて、CD化されたりもしている。しばらく前に取り上げたハマル&パンノンPOの演奏などはその例だけれど、それではマーラーが第1番の時の経験から、その後の作曲活動は交響曲のみに邁進したのかといえば、どうもそうでもないらしく、実は続く交響曲第2番の方も交響詩に色目を使っていたようだ。このアルバムに収録された交響詩「葬礼」は、その後交響曲第2番の第1楽章となる音楽であるが、当初はこうして交響詩として発表されたのである。

 音楽の基本的なところは、交響曲第2番の第1楽章とそれほど変わりはない。私のようなロック・ファン出身の人間からすると、ここまで出来ていれば音楽的にはほぼ同一という感じてしまうのだが、クラシックの作曲家といのはこのあたりまで完成させても、ほぼ骨格が出来たという程度のものなのだろう。ここから更なるディテールの磨き上げやアンサンブルの精査などを思う存分、納得するまでやったところで完成と呼ぶのだ。改めて凄い世界だとは思う。ただ、第1番の交響詩版と交響曲版の違いはそれほどでもなかったけれど、こちらはかなりぱっと聴きでも「おや」と思う部分がけっこうある。それは主に交響曲版にはあって、ここにはない音がけっこうあということなのだが、全般に金管の出番が少なく、オーソドックスな弦主体のバランスで進んでいく....という感じである。だから、けっこうワーグナーとかブラームスなんかに近いようなサウンドになったりもする。

 演奏はブーレーズとシカゴ交響楽団で録音は1999年、一応メインはリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラ」だが、どちらかといわずともブーレーズがグラムフォンで手がけたマーラー選集(全集?)の副産物として考えた方がすっきりとすると思う。この時期のブーレーズは、かつてのようなギリギリと締め上げ、かつ怜悧な演奏から、いく分リラックスした、ナチュラルな音楽が変貌したように思うが、この演奏もまさにそういう印象である(ホール・トーンをたっぷりと取り入れたナチュラルな録音のせいもあるだろうが)。ただ、1楽章で完結する交響詩として演奏するならば、むしろもっとドラマチックに演奏するやり方もあるもあるのではないかと思うが、この場合、オリジナル・スコアが地味なのだから仕方ないということなのかもしれない。そう思うと、単一の交響詩として演奏するには、むしろ完成した交響曲第2番の第1楽章の方が相応しいということなってしまうのは、皮肉なものだ。
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柳田邦男/壊れる日本人

2007年11月27日 23時56分05秒 | Books
 私は一応ネットで飯を食っている人間で、しかもどちらかというとネットのネガティブな面が飯のタネになっているようなところがあるのだが、昨日だったか、出張にいく途中千葉駅のショップで移動中の暇潰しにでもと思って、この本を購入してみた(そういえばここ2年近くらい駅で何かを購入する時はすっかりモバイルSuicaを使うようになった)。柳田邦男といえば、昔から事故、災害関係では有名だったし、最近では医療関係などのノンフィクション作家として有名だから、このタイトルからして、昨今のケータイやネットについて、その陰となる部分を説得力ある切り口で展開してくれるのではないか?と期待したのである。

 さて内容だが、これがあまりおもしろない。まずネットのネガティブな面についての分析がいかにも紋切り型というか、ステレオタイプなのである。ゲームと暴力、仮想現実、ある種のネット依存など、ストレートに語ってもらっても、いささか手あかのついた切り口という感があるし、そもそも柳田の文面からは、どうも「年輩の人特有なコンピューターとかネットに対する嫌悪感」があまりに露骨に見え隠れしてしまうので、要するに柳田邦男って人はネットが嫌いであり、そもそも、「ネットやパソコンがなかった時代のコミュニケーションこそノーマル」と考えている人ということが分かってしまうので、いささか興ざめしてしまうのである。おまけに最後の結論が、ノーケータイ・デイをつくろう....みたいになってしまうのでは、どうもネットとかパソコンが必要でない人が、必要としている人に対して説教しているような、どもう説得力のなさを感じてしまいがちだった。
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PAUL McCARTNEY / Paul is Live

2007年11月26日 20時14分11秒 | Beatles
 93年発表のライブ・アルバム。ウィングスを除くと88年の「バック・イン・ザ・USSR 」、90年の「ポール・マッカートニー・ライブ!! 」、91年の「アンプラグド」に続くライブ第4作となるが、「バック・イン・ザ・USSR 」と「アンプラグド」はいささか特殊な内容なので、実質的には2作目という呼び方が妥当だろう。もう何度も書いたとおり、80年代のポールは低迷期にあったようだが、起死回生の傑作「フラワーズ・イン・ザ・ダート」で完全復活、ライブでも最強の布陣ともいえるメンツを集めて、ビートルズ・ナンバーを解禁するなど、いわばポールの音楽史上でもハイライトともいえる絶頂期にあった。「マッカートニー・ライブ!! 」とほぼ同傾向のライブを、約2年ほどのインターバルで出したというのは、ステージ・メンバーでスタジオ入りして完成させた新作「オフ・ザ・グラウンド」のフォローという意味あいも当然あったであろうが、ポールそのものが上り調子にあった勢いのようなものを感じさせずにはおかない。

 メンツはヘイミッシュ・スチュアート、ロビー・マッキントッシュ、ポール・ウィックス・ウィキンス、ブレア・カニンガムにポールとリンダを加えた6人。当然、「オフ・ザ・グラウンド」と同じ布陣だ。ちなみに「マッカートニー・ライブ!! 」で収録された前回のツアーでは、ドラムがクリス・ウィッテンだったが、どういう経緯でブレア・カニンガムに替わったのだろう?。クリスはいかにもブリティッシュ・ロック的なシャープでタイトなドラミングだったが、ブレアのそれは黒人的な粘りと重さがダンサンブルなスタイルで、ある意味対照的なタイプなのだ。個人的にはクリスのややテクノがかった、タイトなドラミングの方がポールの音楽には合っていたような気がするのだが、ボーカルも兼任するリズム・セクションのプレイヤーが演奏する時って、やはり後ノリでゆったりとしたドラムの方が気持ちよかったりするのかもしれない。ちなみに現在のアベ・ラボリエルJrも後乗りなヘビーなタイプである。

 内容的には「オフ・ザ・グラウンド」から5曲、ウィングス3曲、残りはほぼビートルズの曲で占められてられているサービス振りだが、シングル・アルバムのせいもあって、ワンステージをパッケージしたようなコンサートまるごと追体験のような趣はなく、いわばワールド・ツアーのスナップ集のような構成になっている。このあたりは、前作の「マッカートニー・ライブ!! 」との重複は最小限に収める配慮というのもあったのだろう。「オフ・ザ・グラウンド」からの曲はレコーディングした面々で演奏しているせいで、とてもこなれたパフォーマンスだし、ビートルズの曲についてはバンドメンの優秀さを否応なく感じさせる。ビートル的な香りを十二分に尊重しつつ、ニューウェイブ的なシャープさやモダンなギター・バンド的なニュアンスを上手に合体しているところが素晴らしいと思うし、ウィングス時代の曲もそつなくこなしているあたりさすがとしかいいようがない。本当に良いバンドだったと思う。冒頭の「ドライヴ・マイ・カー」や後半の「マジカル・ミステリー・ツアー」など抜群の仕上がりだ。
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FFXI <アルタナの神兵>

2007年11月25日 18時59分58秒 | GAME
 さて、「アルタナの神兵」のインストールは終わったものの、ゲームを実際に開始したのは昨日からで、とりあえず禁断の口を開通させることから開始しました。禁断の口というのは今回拡張される過去の世界への入り口のようなところで、一旦過去の世界に入ってそこから現代へと戻らないと開通しないという仕組みになっているようです。ちょうどアトルガンでいうと移送の幻灯みたいなもんですかね。
 ともあれ、それを開通させようというものです。事前情報によればこ、の禁断の口は全部9つあるようで、とりあえず軽い気持ちで始めてみました。私の場合、まずはロランベリー耕地から過去の世界に突入、飛ばされた先は、ラッキーにもソロムグ原野でまずはここが開通、そのままロランベリー耕地へ戻ってそこも開通、これで2カ所開通した訳ですが、正直いってこのあたりではまだ禁断の口の仕組みをよく理解できてないところもあって、右往左往しながらなんですが、なんとか次にバタリア丘陵も開通、これでジュノ周辺3箇所は準備完了となりました。

 続いて、「アルタナの神兵」導入直後のプレイヤーなら誰でもハイライトになるであろう、3国踏破の旅を開始。軽い気持ちで始めた禁断の口開通行脚ですが、実はここから本番なのでありました。私の場合、まず挑んだのは、ロランベリー耕地→パシュハウ沼→(新エリア:グロウベルグ経由)→北グスタベルグで、これは地図もヒントもまるでない、ほんど手探りの状態で進み、歩いて歩いて歩きまくり、どうやら峠を越えたとおぼしきあたりでグロウベルグの風景がグスタベルグに似たような感じになって、ようやく見覚えのある北グスタの風景を目にした時はほっとしたものです。
 次に挑戦したのは、バタリア丘陵→ジャグナー森林→(新エリア:ブンカール浦)→ジャグナー森林→東ロンフォール→南サンドリアで、個人的にはコレが最難関でした。こちらも地図なし、さすがにノーヒントはつらいので多少は調べましたが、経路がこれまでルートを裏切るまくる迂回するもので土地勘の悪い私は迷いまくり、おまけに新エリア、ブンカール浦やそこから出たジャグナー森林には強い敵が密集しているせいで、数回死んでよーやくサンドリアへ到着。
 最後はソロムグ原野→メリファト山地→(新エリア:カルゴナルゴ城砦経由)→西サルタバルタ→ウィンダス水の区で、こちらも地図なしで挑戦、あちこち迷いながら、途中同目的にパーティーが全滅する大惨事を欲目に、なんとかウィンダスに到達して、これでめでたく全9カ所の開通に成功。気がついたら8時間くらい経過してしました。チョコボやテレポが使えないので、当然すべて徒歩です。ドキドキしておもしろかったけれど、さすがに疲れましたね。

 続いて本日は、新エリア三カ所の地図(+招待状)取り、新ジョブ学者と踊り子取得に挑戦。こちらもけっこう面倒くさかったですが、昨夜の大陸踏破に比べれば、手間も時間もストレスもそれほどでもなくそこそこラクにできました(いや、本当なら地図については新エリア踏破する前に取っておけばよかったんでしょうけど、地図をどうとっていいのかよくわからなかったし、たまには白紙の状態で新エリア体験してみたいとの思いもあったので、地図の方は後回しにしたのでした)。また、新ジョブ取得も学者はクローラーの巣行って、アイテム揃えるだけだし、踊り子の方はジャグナー入ってすぐのところにありますから簡単です(私の場合、アイテム取りの場所を勘違いして、再度ブンカール浦とジュグナー森林を抜けたりもしましたが)。
 という訳で、この連休後半は、禁断の口9カ所、新エリア地図+傭兵招待状3枚、新ジョブ2取得という、「アルタナの神兵」を楽しむための基礎固めに終始した1日半でありました。他は全くやってなし、白門が懐かしい(笑)。
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ミッシェル・ルグラン/パリジャン・ブルー

2007年11月24日 22時15分40秒 | JAZZ-Piano Trio
 ミッシェル・ルグランのピアノ・トリオ・アルバムはちょっと前に「シェリーズ・マン・ホールのミシェル・ルグラン」というアルバムを取り上げたが、あの作品はルグランがオスカー・ピータソンになれることを披露したアルバムという意味ではおもしろかったけれど、「映画音楽家ミッシェル・ルグラン」というイメージからすると、けっこう居心地の悪い作品ではあった。この作品は「シェリーズ・マン・ホールの」から四半世紀近くたって発表されたもので(92年に発表で、ジャケの気取ったデザインなど、当時まだまだ残っていた日本のバブリーな雰囲気が色濃く出ているのが懐かしい)、きっとアルファ・レーベルで制作されたせいもだろう、日本側の意向が強く反映された結果だろう、「映画音楽家であるミッシェル・ルグランがジャズ・ピアノを弾いたら」的なイメージを全く裏切らない作品になっている。

 なにしろ「これからの人生」「おもいでの夏 」「ワンス・アポン・ア・サマータイム 」「華麗なる賭」といったスタンダートが目白押しだし、演奏の方もヨーロッパ的に洗練された雰囲気をベースに、ミディアム~スロー・テンポのゆったりとしたものが多い。「シェリーズ・マン・ホール」のような豪快にスウィングするような曲はなく、実にエレガントにテーマを演奏した後、それとなくスウィンギーな4ビートととなり、ジャズ的雰囲気が濃厚に漂い始めるといったパターンが多いのは、まさにはルグランとジャズの幸せな融合といった感じである。たた、ルグラン最大の名曲?「シェルブールの雨傘」は、まっとうに演奏するのが気恥ずかしいかったのか、テーマこそオリジナルのムードに忠実だが、インプロ・パートになるとスウィンギーな4ビート、ワルツ、ボサノバ、タンゴとめくるめくような演奏を展開して、ルグランの才気を感じさせるアレンジと演奏になっていて、全体に聴き流しされやすい作品の中にあって、異彩をはなった仕上がりになっている。
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FFXI <リトライ祭り...再びw>

2007年11月23日 23時28分45秒 | GAME
 昨日、私がこのゲームを始めてから2つの拡張ディスク「アルタナの神兵」が発売されました。早々とアマゾンに予約してあったことはあったのですが、「まぁ、発売日に到着することもあるまい」とタカをくくっていたところ、夜になって帰宅したところ、ポストには某運送会社の不在連絡票が....。「おっ、やるなぁ、アマゾン」という感じなのは良かったものの、良くなかったのは、翌日の昼間は仕事が入っていたため、実際に手にとることになるのは、早くても明日の夕方以降だと点、まぁ、そう思いはじめると、それまではほとんど気にもとめていなかった内容が気になり始めて、俄然ネットで先行情報を読み始めたりもした訳ですが、翌23日の夕刻にはめでたく「アルタナの神兵」を入手、さっそくインストール作業を開始しました。

 なにしろ前回の「アトルガンの秘宝」発売時はインストールはともかくとして、続く認証作業を何度トライしても完了させることができず、それを称して「リトライ祭り」だとか、「リトライオンライン」などと呼ばれた不具合(?)が発生、結局10日以上もつながらなかった人も続出したくらいですから、今回もまたあの再現かとおそるおそるやってみた訳ですが、案の定まったく認証ができませんでした。私が認証作業に入ったのは午後5時くらいだったのですが、ほぼ、多少間をあけながらも継続的にリトライを繰り返して、認証終わったのは10時半も過ぎていた頃でした。まぁ、前回の時は発売後3日も過ぎていたせいもあってか、リトライは1時間もかからず、実害はほとんどなかったのですが、さすがに6時間はかなり長かったです。
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ブラームス 交響曲第1番(ピアノ連弾版) 他/マティーズ&ケーン

2007年11月23日 18時38分08秒 | ブラームス
 前回に続いて、こちらもマティーズとケーンによるブラームスの4手のためのピアノ作品全集の一枚である(第6巻)。しかも今度は交響曲第1番、あの分厚いオーケストレーションを4手とはいえ、ピアノ1台で一体どう表現しうるのだろう?....といったあたりが、当然興味のポイントとなるのだが、実際聴いてみると、さすがに肝心の両端楽章がかなり苦しい(笑)。ブラームスの交響曲第1番といえば、おそらくブラームス作品史上、一番オーケストレーションをあれやこねくり回した作品だろうから、発想段階ではきっとそうであったに違いないピアノ曲的なニュアンスはきっと跡形もなくなっているのだろう。それ故に「オリジナルに比べて、音の響きは確かに薄いけれど、独立したピアノ曲としてけっこう楽しめる」みたいなところがあまりなく、どちらかといえば不足感ばかりを感じてしまう....といったところになるのだろうと思う(前回のピアノ協奏曲にもそういうところはあったけれど、主要な要素のひとつであるピアノがほとんどそのままというのが救いになっていた)。

 まぁ、そういう感じなので、聴き所としては当然第2,3楽章ということになるだろう。特に第2楽章は、普通のピアノ作品としてもかなり楽しめるのではないか。この楽章の特徴である田園的な大らかさの中で、ふと滲ませる寂寥感のようなものは、こちらの演奏からも十分に伝わるし、隙間の多いピアノの響きが逆に効果的だったりもすると思う。それに比べると第3楽章は元のオーケストレーションが華やかせいか、それをおっかけるだけで精一杯なところもあるのだが、トリオの部分でみせる直線的表情などはけっこうきかせるものがある。
 ちなみに、フィルアップに収録された「勝利の歌」は原曲を聴いたことがないのだが、大学祝典序曲的なある意味機会音楽的作品なのだろう。かなり派手な祝典的雰囲気があり、それに併せてかピアニスティックな響きも充満している。そういえば、ブラームスの未知の曲を、最初にこうした骨格だけで聴くというのは、ある意味得難い機会かもしれない。もっとも「勝利の歌」ってうちに、普通の演奏はあるんだろうか?。
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佐藤優/国家の罠

2007年11月22日 18時39分17秒 | Books
 外務省のラスプーチンこと佐藤優は、最近保守系の月刊誌では常連といいたいほど執筆家として活躍しているが、これはそんな彼が一躍名を上げたデビュー作である。なにしろ、鈴木宗男とセットであれほど、世間を騒がせた事件を当事者自ら回想し、また逮捕後の経過について赤裸々に語っているのだから、そもそも素材からしておもしろくない訳がない。 ストーリー的には「真相はこうだ」的な事件の回想部分より、逮捕後、追求する検事とのやりとりが白眉である。国策捜査という運命歯車にのせられた佐藤が、それを認識し、その意味するところを、極めて冷静に読み取ろうとしていくあたりは、おもわず一気に読ませてしまう迫力がある。

 そもそも、佐藤優という人の書く文章は冷徹ともいえる硬質な感触ながら、文章が非常におもしろく、一気に読ませてしまうところもあるのがいい。監獄生活のスケッチ、人物観察などちょっとした寄り道なども、ストーリーの本筋と離れることなく、ぴったりと寄り添って進行させていくあたり、とにかく達者な文という感じであり、読んでいて飽きない。ただ、気になったのは、これはこの後の「自壊する帝国」で、けっこう鼻につくようになるのだが、「あいつがオレのことをこう絶賛した」的くだりがけっこう多く、これは少々たじろぐものがある。本当にそういわれたんだら仕方ないと、いわれればそうなんだろけど、こういうところは書かなくても、ここに書かれた行動を読むだけでも十二分に優秀な人だと分かるから、ちと蛇足のように感じた次第である。
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シューマン 交響曲全集/コンヴィチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

2007年11月21日 19時16分55秒 | クラシック(一般)
コンヴィチュニーのシューマン全集は3枚組である。昨今のCDパターン同様、交響曲はきちん2枚に収めきっているのだが、3枚目として序曲その他を集めた管弦楽曲集がついているのだ。収録されている曲は「序曲、スケルツォとフィナーレ」「歌劇ゲノヴェーヴァ序曲」「4本のホルンのためのコンチェルトシュトゥック」「マンフレッド序曲」の4曲で、「序曲、スケルツォとフィナーレ」はサヴァリッシュとドレスデンのものに入っていたし、「マンフレッド」はセルとクリーブランドのに収録されていたから(あとムーティーとフィルハーモニアの全集には「へルマンとドロテア序曲」と.「メッシーナの花嫁序曲」というとても珍しい作品が入っていた)、多分初めて聴くのは、「ゲノヴェーヴァ」「ためのコンチェルトシュトゥック」ということになねと思うのだが、今夜はこの2作品を聴いてみた。

・「歌劇ゲノヴェーヴァ序曲」
 シューマンは2つの歌劇を残しているようだが、これが上演されたということを私は全く聞いたことがないので、歌劇そのものはほとんど忘れ去れてしましまっているのだろうが、「ゲノヴェーヴァ」の方は、かろうじて序曲だけは時代の検証を経てなんとか現在まで生き延びているようで、こうして演奏が残されている訳である。
 曲はこ不安感を誘う悲痛な雰囲気に始まり、やがてアレグロのスピーディーな展開になる、途中やや明るいテーマが顔を出したり、ラストは序曲のお約束である勝利の凱旋のようにもなったりするが、概ね重厚でやや暗鬱な雰囲気が強く、交響曲第4番あたりを思わせる独特な暗い叙情が印象的だ。ただし、曲の振幅がやや不発気味なところがあって、真にドラマが盛り上がらない感がなくもない。

・「4本のホルンのためのコンチェルトシュトゥック」
コンチェルトシュトゥックとは少協奏曲のような意味だと思うが、演奏時間は20分を越えるから、曲そのものはそんなに小規模な訳ではない。おそらくこの曲に漂う牧歌的、気楽な雰囲気からそういうタイトルになったのだと思われる。ただし、4本のホルンのためのというは非常に珍しい。第1楽章は交響曲第3番の同楽章と似たような快活な推進力があり、随所でホルンが難しそうなパッセージを披露する。第2楽章はホルンの牧歌的な音色をよく生かした緩徐楽章で、やや陰りのある静謐な雰囲気が印象的だ。弦とホルンの絡みが美しい。ベートーベンの第5よろしく、前楽章から切れ目なくスタートする第3楽章は、それから予想されるような「勝利の凱旋」的雰囲気はあまりなく、やや込み入ったリズムが錯綜しているせいか、これまたドラマ的な練り上がりはひまひとつな感がある。

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ハイドン 交響曲第27番「シチリアーノ」/フィッシャー&AHハイドンPO

2007年11月20日 19時11分01秒 | ハイドン
 ハイドンの交響曲も20番台となると、交響曲作家として成長感著しい構築的で大規模な構え、疾風怒濤期特有な感情表現といろいろ新しい要素を持った作品が続きましたが、この27番はどちらかというと初期のスタイルに戻った感じがする作品です(おそらく初期の作品ではあるんでしょう)。伸びやかな第1楽章、シチリアーノ・スタイルで作られた第2楽章、お決まりのフィナーレとなる第3楽章と、それぞれ緩急をきっちりとつけ、シンプルかつバランス良く全3楽章をまとめた、コンパクトな交響曲(演奏時間約13分半)という感じで、あまり深みのようなものはありませんが、初期型ハイドンの個性が良くでた軽快でスマートな作品という感じがします。

 まぁ、そうした意味で、この曲の場合それ自体の個性より、全編に渡って汎古典的なスタイルで塗りつぶされた曲....という感がなくもないですが、唯一、個性的といえるのはシチリアーノで作られた第2楽章ということななるんでしょうか。シチリアーノといえばイタリアの舞曲で、かのレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲の第3曲とか、フォーレの同曲といった、どちらかといえば回顧趣味的なセンスで後年作られた作品の方が有名だったりもしますが、短調で独特な静謐なムードを持つ舞曲という趣がこの楽章の場合、あまりデフォルメて強調されておらず、普通な感じが逆に同時代的というかリアルタイムな鮮度感のようなものを感じさせます。という訳で、この27番のニックネームは、第2楽章にあやかって単純に「シチリアーノ」としました。
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PAUL McCARTNEY/Chaos And Creation - [2]

2007年11月19日 23時03分16秒 | Beatles
 という訳でこの2週間、ほとんど毎日聴いている。予想通りというか、今のノリならなんでも聴けてしまう....というところなのかもしれないが、このアルバムを何度も何度も聴いているうちに、なんともいえない味....滋味といいたいようなものを感じてきている。前回も書いたとおり、作品自体は非常に地味で、もはや枯れきったといいたいような感触が強いけれど、そこからぽっかりと浮かび上がる「ポール・マッカートニー的感触」がなんとも心に響くのである。60代を越えたポールが到達した音楽的な境地がかくも、木枯らしの吹く冬のような枯淡なものだったとは!。それまでの「華やかなポップ・センスに彩られた緩急自在のメロディーの妙」こそが、ポールの地だと思っていた私のような人間にとって、意外であると同時に、やっぱ素のポールってこうだったのよ....と妙に納得もできるものであるからだ。

 思えば、ビートルズの「ホワイト・アルバム」には、どことなく寂しげでメランコリックな、リスナーの方に顔を向けていないポールが随所に顔をだしていたけれど、このアルバムはそうした感触を思い出させたりもする。前回も書いたとおり、個人的にはこうした感触を持ったバラード系、アコスティック系の作品が味わい深かった。3曲目の「Jenny Wren」は「ブラック・バード」系列のアコスティック作品だが、妙にもの悲しく。遠い昔を回想しているような雰囲気が実にいいし、ちょっと不思議なメランコリーを感じさせる4曲目「At the Mercy」の枯れたムード、8曲目の「A Certain Softness」では「フラワーズ」に収録されていた「Distractions」と良く似たノスタルジックなミディアム作品という感じでお気に入りになっている。また、それらに増して好きなのが、12曲目の「This Never Happened Before」で、リズム・ボックスに単調なリズムではじまり、まるで聖歌のようなムードが素晴らしいし、特にサビのあたりは聴いていて魂が浄化されるような美しさは絶品である。ラストの「Anyway」はいかにもポールがアルバム・ラストにもってきそうな拡がりのあるドラマチックさのある曲だか、やはり今回は少々苦みと枯れた風情があって、逆にそれが自然さを感じさせていいのだ。
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FFXI < エインヘレヤル、アサルト、スキル上げ >

2007年11月18日 22時10分43秒 | GAME
 引き続きアサルトを中心をゲームを進行、アサルトを再開した7月くらいの目論見では、「とりあえず、あまりムキにならず、上げられるところまで上げられればいいや」みたいなノリでしたが、前回書いたあたりから案の定、目標は中尉、大尉あたりになっていて、その時の階級はといえば特務曹長でしたが、10月1日は少尉、10月8日は中尉と順調に進んで、アサルト・ミッションでの最終到達点である大尉もほどなく....ってなノリではあったんですが、そこからが実に長かったです。なにしろ大尉になるには、これまでのアサルト消化のポイント制ではなくて、全アサルト・クリアというなとんでも条件がついていたのです。しかも、アトルガン・ミッションと同じく最後の中尉アサルトはこれまでのアサルトがなんだったというくらいに難しいとの評判だったので、とりあえず少尉までの未消化分をほぼ全て終了したのが10月19日で、ここから中尉アサルト5つの開始となりました。

 やった順番はヘラクレス、ヘルシング、ベレロフォン、スサノオ、キラーロードの順番ですが、どれも聞きしにまさる極悪なモンスターが登場するアサルトで、PM並の難度に手を焼きつつも、ベレロフォンまでは初回もしく2回目でクリア、その途中で懸案のレベロス補給も終わり、念願の大尉も目前に迫ったと思いきや、スサノオあたりから何故か調子が狂いはじめました。スサノオは5つの作戦でもっとも簡単といわれており、これは問題なく初回クリアと思いきや、クリアまで3回目かかるという予想外の展開。しかも、最後に残ったキラーロードは、なんと7連敗(笑)。自分のリダをして様々な編成、作戦を試してはみたもののどれも勝機すら見えない惨敗。次第にもう永遠に無理なんじゃないかと思いはじめたところで、11月9日の夜、後衛を募集シャウトしているのを聞いて、たまには後衛で参加してみるかと、赤に着替えて、忍忍暗赤赤白の編成で2戦目での勝利。 そんな訳で、結果的にこのアサルト、わたし的にはFFXI史上最大の難関となりました。

 ともあれ、これで今年後半の密かな目標だった、拡張ディスク出るまでにバスM,ZM、PM、AM、アサルトを全部クリアするという目標達成に辛くも間に合いました。これで安心して次の拡張ディスクを迎えられます。ちなみに、エインエリヤルは現在7勝9敗。白で参加している空活動は8回目、スキル上について順調に推移して、現在、5つの片手剣、両手斧、短剣、両手剣、片手斧とWSクエを終了したところですが、これについては後日、もう少し詳しく書きたいと思います。
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1.5次会 -Wedding Party-

2007年11月17日 21時49分19秒 | others
 本日、親類....具体的には甥だが、その結婚式にいってきた。結婚式というか、ウェディング・パーティー、いや、最近の言い方だと1.5次会というようなノリのものである(結婚披露宴ほどフォーマルではないが、二次会よりは披露宴に近いものをしたい....ってなノリだろう)。会場は原宿のカフェなんとかいう店、駅のすぐ近くにあり、またまた今日はV6のコンサートでもあるのか、そのチケットを求めて女の子達が大挙してたむろしているような場所と目と鼻の先だ(そういえば原宿を歩いたのは何年ぶりだろうか?)。

 細長い店内の脇にある、これまた細長いテラスのようなところに階段があり、そこから新郎新婦が降りてくるのがスタート。私は乾杯の音頭を仰せつかったので、適当に軽口を聞いて乾杯をした。その後、一応、指輪の交換だとか、ウェディング・ケーキ入刀などの披露宴らしいイベントがあり、これは全て細長いテラスのようなところで行われる。このあたりはまさに、披露宴とパーティーの折衷という感じでおもしろい。私は沢山の結婚式だの二次会の司会や企画をしてきたが、しばらく前まではこういう崩し方はなかなかできなかった。だからこそ、披露宴と二次会は分離したのだのだろうが、今はこういう風にできるのである。ただ、11月中旬なせいか、ちと寒かったが残念ではあったが....。

 その後は室内に入って、ビッフェ・スタイルのパーティーとなる。若い女性の司会者がネタ帳をみながら、お客さんにあれこれ質問しながら、お祝いのスピーチをもらうという格好で進んでいく。店内は元々ショット・バーがティー・ルームみたいなところを改装したらしく、お客さんがあちこち点在してしまっていて、客同士が一望できないのは、私のような結婚式の司会を沢山やってきた人間からすると、ちと居心地が悪いのだが、まぁ、ホームパーティーの延長線で仕立てられたパーティーと考えれば、それはそれて有りではあろう。最後は再びテラスに戻って、おしまいのイベントがあって、そのままお開きとなった。
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