Blogout

音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

エルミナージュII  双生の女神と運命の大地

2009年10月30日 12時04分23秒 | GAME
 同じ職場にいる同僚から「ウィザードリーみたいなゲームがPSPで出ますよ」ということ情報をもらったので、ちょっと調べてみたところなかなかおもしろそうなことが分かった。ウィザードリー系のRPGといえば、「ウィザードリー」をもう少しストーリー的な側面をもう少し濃厚にした「Busin」というPS2のゲームがあり、私はこれの「1」と「0」共にとても楽しくやらせてもらったので、第三作目を心待ちしていたのだが、あれから数年経っても、結局出ずしまいだったところからすると、多分「Busin」はあれでおしまいだったのだろう。まぁ、そんなことを考えるともなく考えていたところにこれを知ったので、興味が沸いたということもあったのだと思う。いいタイミングである。

 調べてみると、自分でパーティーの構成員を作って、あとは街とダンジョンの往復で、ひたすらレベル上げていくというプロセスで進めていくプロセス、一人称視点、歩いたところから判明していく地図などなど、実際にプレイしていないのでなんともいえないが、イメージとしてはもうほとんど「ウィザードリー」そのものである。様々点で「ウィザードリー」を拡張したといった「Busin」などより、よほど正統派「ウィザードリー」的な感じもするくらいなのだ。ここ数年、ゲームといえば「FFXI」しかやってこなかったので、最近とみにこういう世界が懐かしいというのもあるが、久々にこういうハードボイルド系なRPGをやりたくなってきてしまった。

 そんな訳で、昨日だったか、帰宅途中のショップで早速これを購入した。私はPSPを外に持ち歩かないので、結局は自宅でプレイすることになると予想、ならばPSPのちまちまとした画面でやるより、大きなテレビの画面でやりたい....ということで、一緒に外部出力用のケーブルも購入してきた。PSPの画面を液晶テレビに出力して、どのくらいのクウォリティの画面になるのか期待は禁物だが、とりあえず、もうかたづけてしまったPS2の代替えくらいの割り切りでやれば、そこそこ楽しめるではないかと期待しているのだが....さて、いつから始めよう?ってまだ始めてないのかよ(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PAUL MCCARTNEY / Live in London 2007/10/25

2009年10月28日 23時32分47秒 | Beatles
 10月8日にNHKBSハイビジョンでオンエアされた「ワールド・プレミアム・ライブ」でオンエアされたもの。先のクリームもそうだったけれど、やはり国営放送同士ということで、こういうプログラムはオンエアしやすいのだろう。日頃NHKの報道姿勢には怒りを感じることもしばしばだが、こういう点に関しては国営放送の良質な面が出ていると思う。時は2007年10月25日、イギリス・ロンドンのラウンドハウスで行なわれたパフォーマンスで、実際はどのくらい時間をかけたステージだったのはよくわからないが、約1時間に編集したものがオンエアされた。

 冒頭は 「マジカル・ミステリー・ツアー」 で、そこから比較的近年の曲を中心に前半が進行(途中ストリングスも入る)。後半はビートルズ・ナンバーのオンパレードという必殺の構成。このステージの時点でポールは既に65歳だが、風貌にせよ、ボーカルにしたところで寄る年波には勝てないところがないでもないが(特に序盤ではなかなかエンジンがかからないのか、多少はヨレていたところが散見)、全体としては驚くほど元気であり、若いバンド面のやや野放図なパワフルさも良い面に作用して、問答無用に楽しめるステージになっていた。それにしてもステージ上でのポールの様々なしぐさやアクションを見るにつけ、「きっと、この人は死ぬまで、ビートルズ時代のアイドル的イコンを守り続けるのだろう」とつくづく思ってしまった。凄いことである。


MAGICAL MYSTERY TOUR
FLAMING PIE
GOT TO GET YOU INTO MY LIFE
DANCE TONIGHT
ONLY MAMA KNOWS
BLACKBIRD
CALICO SKIES
ELEANOR RIGBY
BAND ON THE RUN
BACK IN THE U.S.S.R
LIVE AND LET DIE
BABYFACE
HEY JUDE
LET IT BE
LADY MADONNA
I SAW HER STANDING THERE
GET BACK
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FFXI モンク カンスト達成

2009年10月26日 23時01分07秒 | GAME
 という訳で、前回「モンク Lv15>>>Lv62」を書いて以降も、ほぼ毎日MMMを主催して私のにわかモンクも昨日にレベル75、そして本日めでたく43,999expのカンストに相成りました。MMMは四面楚歌というオプションをつけると、6戦でほぼ3万ポイントくらい稼げるので(時間も三時間くらいかかりますが)、70代に入るまではだいたい毎日ひとつづつレベルアップした感じです(ちなみに格闘スキルですが、これもこのところ毎晩のように、深夜にアサルト土竜を主催して、壁を殴りつづけた、これまた先ほど、292に到達めでたくカンストです。)。このMMMは前回も書いたとおり、槍持ち(竜、侍、戦)と狩人が強いので、自分以外にそうしたメンツを3人、そして回復役として後衛2名をスカウトして、ほぼMMMに特化した編成でやったせいもあるんでしょうが、これまで時間切れでアウトといった事態もなく、極めて順調、こんなに早く75になってしまっていいんだろうか?。という気が今回は更に大きいです。

 ちなみに先週は格闘EVWS「夢想阿修羅拳」を覚えるために潜在消しやその後のNM戦などもやりましたから(ちなみにAFは2つしかとってないんですが-笑)、これがなければもっと早くカンストしてたと思うと、いやはやFFXIの世界も変わったな....とつくづく感じます。なにしろほぼ一ヶ月でゴールした訳ですからね、早すぎます(笑)。
 さて、これからしばらくはモンクのメリポを振らないといけない訳ですが、赤だして一気に全部振り切ってしまうか、それとモンクやからくり士でちまちまと稼いてまったりと稼ぐか、現在思案中です(なんだか、狩侍竜あたりのMMM特化ジョブを、今度は自分で上げたい気持ちもしてきましたが-笑)、とりあえずは、後者かなぁ....だって、レベルシンクでMMMやっていたおかげで、せっかく覚えた夢想阿修羅拳もほとんど使ってないし、からくりもそうですが、まだまだ殴りたいですからね。うん、もう少し殴ろう!。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SONY PlayStation 3 (薄型)

2009年10月24日 23時46分59秒 | GAME
 先月の上旬だったか、新型のPS3が出た。表向きの性能にはほとんど変更はないものの、全体にコンパクトされた筐体に納められたのが特徴だ。私は旧型を7月に購入し、特に具体的な用途もないのに500GBのハードディスクを載せ替え、主ブルーレイ・プレイヤーとして使っているだけ訳だから、自分にとってこのマイナーチェンジはあまり意味がないハズなのだが、筐体の厚みが98mmから65mmへと33mmも薄くなった点、実は凄く大きい。
 なぜかというと、この薄さならラックに入るのだ。旧型は本当にあと1mmか2mmというところで、本体がラックの天井にぶつかり、収納することが出来なくて、仕方ないから液晶テレビの懐部分に据え置いているのだが、PS3の筐体は無駄にでかく、しかもデザインが近未来的なので、私の部屋では妙に目立ってジャマくさいのである。だが、これなら楽に収納できる。この点は魅力だ。
 そんな訳で、旧型を売り払ってこちらを購入しようか、現在検討中だ。ただ、換装したハードディスクを載せ替えてオークションなりなんなりで売り飛ばし(これをすれば差額1万くらいで購入できそう)、替わりに購入した新型でまたハードディスクの換装作業とか考えると、もうやたらと面倒くさいて、気分が萎える。うーん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラームス ピアノ四重奏曲 第3番/ファウスト、ジュランナ、ムニエ、ハン

2009年10月22日 23時04分07秒 | ブラームス
 ブラームスはピアノ四重奏曲を3曲書いていて、これは一番最後のもの。ただし、私の読んだ本によれば、双子のような1番と2番よりも早い時期に着手されているらしい。例によってブラームスらしく改訂に改訂を繰り返したせいで完成が遅れ、結局、恩師であるシューマンがライン河に投身自殺を図った1854年2月くらいに一応の完成をみたことと、全編にわたって悲劇的な雰囲気が濃厚なことから、そのあたりの心中を慮って「ヴェルテル四重奏曲」といわれることもあるようだ。私はブラームスのピアノ四重奏曲といえば、シェーンベルクが編曲した第1番しか聴いたことがなかったのだが、しばらく前に封を切ったブリリアントのブラームス室内楽全集に収録されていたファウスト、ジュランナ、ムニエ、ハンのクインテットで演奏した同曲のディスクにこれが併録されていたので、「秋から冬といえばブラームス」ということもあり、最近けっこう頻繁に聴いているところである。

 曲は確かに全編に渡って暗い悲劇的なムードが強い。ピアノに導かれて始まる第1楽章の暗い情熱に満ちた雰囲気は、私の知っているブラームスの曲だとかの「悲劇的序曲」に共通するものがあると思う。この楽章はこうしたパセティックな第一主題とほのかな明るさを感じさせる第二主題をいったりきたりしながらテンションを上げていく、まぁ、ブラームスらしいものといえる。
 第二楽章はスケルツォ、精力的だがやはり暗鬱な情熱に満ちている。この第3番はどちらかというと管弦楽的な第1番に対して(シェーンベルクが編曲したからそう思えるのかもしれないが)、この3番はピアノ・ソナタの拡大版みたいなところがあると思う。終始ピアノがリードするこの楽章などまさに初期のピアノ・ソナタを思わせる趣があり、ピアノ・ソナタ的であると同時にピアノ協奏曲的でもある。ちなみにこの楽章、スケルツォ主題のまんなかにおかれた副主題への推移する部分の流麗さがとても美しい。

 続く第三楽章はブラームス的な抒情が余すところなく発揮された甘美な感傷的、どことなく逡巡するようメランコリーが漂う緩徐楽章となっている。中間部ではピアノと弦が語り合うように進み、やがて感情的な高まりを見せていくが、それもほどなく静まり再び瞑想的に雰囲気に戻っていくあたりの優美な趣はなかなかの味わいがある。第四楽章は再び第一楽章の雰囲気に戻り、暗い情熱に満ちている。最終楽章に相応しくアレグロでかなり精力的に進んでいくが、「暗から明へ」と彼の作品でいえば、ピアノ協奏曲や交響曲の第一番のようには、くっきりと解決しないのも、室内楽という内省的なフォーマット故だろうか....?。
 ともあれ、この第三番、聴けば聴くほど味わいのある作品である。最初、聴いた時はとにかく恐ろしく地味で、どの楽章もこれといって決め手に欠く感じがしたものだけれど、やはり聴きこむという作業は大切だ。ブラームスの室内楽はほんの少ししか馴染みがないから、管弦楽の方と違って、これからまだあれやこれやまだ聴くべき作品が沢山残っているかという思うと、ちょっとうれしくなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性探偵

2009年10月20日 12時55分58秒 | 台湾のあれこれ
私は千葉県中を飛び回らければいけない仕事柄、鉄道を利用することが非常に多い。JRはもちろんだが、いわゆる私鉄もよく利用する。京成、新京成、東武野田線、北総、東葉高速、ユーカリが丘線、芝山鉄道、小湊鐵道、銚子電気鉄道....などなど、もう千葉県で利用したことがない路線といったら、流山電鉄くらいになってしまっているくらいだ。とりわけ最近よく使うのは、京成と新京成である。どちらも乗っているといかにも私鉄沿線らしい風情で、途中の駅なども70年代の香りがする懐かしいようなところが多く、なんだかゆったり乗っていられるところが好きだったりする。その京成線に乗っていると、車中でいつも気になって仕方がないポスターがある。そのポスターはたいていどの車両にあって、否応なく目に飛び込んでくるのである。

 「アーウィン女性探偵社」のポスターの中央にはこの探偵社の元締めであろう、貫禄十分な年配女性が鎮座しており、回りには精鋭部隊らしい女性探偵たちがにこりと笑って回りを込んでいる。私はこれをみる度に、この人達はいったいどんなことをしているのだろう....と考えてしまうのだ。いや、端的にいえばこの人達の日常業務は「ダンナの浮気調査」なのだろうけれど(笑)、一体どんな手続きで、どんな風に調査しているのか?。探偵というからには多少は危ない橋も渡らなければならないだろうし、尾行みたいなことをすればいろいろ危険なシチュエーションだってあるだろう。そもそもそんな女性探偵がこんなところに顔をさらしていいものなのか?。それとも、この人達は撮影用の役者さんで、本物は別にいるのかなどと、いろいろと想像を巡らせてしまうのだ。

 ちなみにここで掲げた写真は、もとよりアーウィン女性探偵社のものではない。昨年、台湾にいった時、光華商場へ向かう路上で発見したものを思わず写してきたものである。ひょっとしたら、当方の勘違いかもしれないが、おそらくこれも女性探偵の部類なのだろうと思う。このポスターの若いどうみても探偵に見えない女性はもちろん役者さんなのだろうが、台北でもこの手のポスターは実によく見かける。やはり「ダンナの浮気」は世界の共通の困り事....ということなのだろうか(まぁ、最近は逆のパターンもたいそう増えたという話も聞くが-笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリーム/ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール

2009年10月18日 23時01分47秒 | ROCK-POP
 2005年5月にイギリスのロイヤルアルバート・ホールで行われたクリームの再結成コンサートの模様がNHKのBSでオンエアーされた。先日のジェフ・ベックのライブもそうだったけれど、このステージの模様もより収録曲を増やしてDVDで発売されてもいるようだが、こうしてテレビで観れるのはありがたい。12日に録画してあったものだが、休日の夜のリラックスタイムということで、さきほどから観ているところである。会場はロイヤルアルバート・ホールだが、これは彼らのラスト・コンサートの会場がここだったから選ばれたのだろう。37年振りである。当時60歳になったクラプトンはしょっちゅう観ているから、特に違和感もないが、久々に現れたジャック・ブルースは62歳、ジンジャー・ベイカーに至っては66歳で、誰が観たってすっかり老人である(そらーそーだよな-笑)。

 「あーあ、せめて10年前だったらなぁ、この老け込み方だと、よれよれの演奏でもしょーがないか」という感じで観始めたのだが、冒頭の「アイム・ソー・グラッド」「スプーンフル」あたりは、いささかもたつところはあったものの、尻上がりに調子を上げていって、やがてすっかり自らペースにリスナーをのせていくあたりは、さすが往年のバンドだけはある。当然、60年代のサイケだの、インプロの神懸かったテンションとかはある訳もないが、ここでは特にブルースがかった「ローリン・アンド・タンブリン」「ストーミー・マンデイ」といった、先祖返り的作品で実に堂々たる音楽を展開、「やっぱこいつらすげーわ」の連打であった。クラプトンついてはいわずもながなとはいえ、いつも彼のライブパフォーマンスからすれば、段違いにギター・ソロのスペースが長く、それだけどもうれしくなること請け合いだ。やはりクラプトンはAORなんかに収まっている人ではなく、あくまでもロック・ギタリストであったことを再認識させてくれた。また、ジャック・ブルースはベースにせよ、ボーカルにしたところで例のアクのようなものは依然として健在、66歳のジンジャー・ベイカーも驚くほど老獪にリズムをキープしているのは驚きであった。

 そんな訳で、クリームというバンドもずいぶん長いこと聴いてないけれど(しばらく前にボックスセットは購入したんだけどな)、久々に聴き返してみようか、ついでに全盛期のマウンテンとかあんまり聴いたことなかったよな、そういえばクラプトンの代わりにゲイリー・ムーアの入ったBBMってバンドがあったよな、ジャック・ブルースがフリー・ジャズに接近した時期の音楽ってどんなんだったの....などなど、視聴している間いろいろなところに想いをはせた90分であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤和彦氏 死去

2009年10月17日 23時19分35秒 | JAPANESE POP
 加藤和彦というと、私の世代だとなんといっても「帰って来たヨッパライ」である。かの曲の大ヒットを子供心にも鮮烈におぼえていることは、再結成フォーク・クルセダーズの「戦争と平和」のところにも書いたとおりだが、その後彼は「あの素晴しい愛をもう一度」を大ヒットさせて、それもまた強烈な印象があったことは同じところに書いた。さて、その後の加藤和彦は、ご存じサディスティック・ミカ・バンドでイメチェンする。アングラ・フォークからニュー・フォーク、そしてグラム・ロックへと変わっていった訳で、そのカメレオンの如き変貌振りはかのデビッド・ボウイ並だが、その後80年代以降も軽妙洒脱なシティ・ポップスを中心に、職人的ソングライターとして楽曲提供やサディスティック・ミカ・バンドな2度に渡る再結成など、決してメインストリートに躍り出ることはないけれど、常に「通向き」なスタンスであれやこれやと音楽をつまみ食いし続けた人というイメージだった。

 今になって彼は死は自殺であったという報道もちらほら出てきている。もしそうだとすると、思うに彼の音楽とは音楽の最新のトレンドを起爆剤として、自らの音楽を触発していくタイプだったので、あれやこれや音楽をつまみ食いし、サディスティック・ミカ・バンドやフォーク・クルセダーズも再結成させて、自らの音楽をもレトロスペクティブしてしまった後、もはややることがなくなってしまっていたのかもしれない(60代ともなれば普通そうだ)。それに彼のような人の場合、自分の老いということも耐え難いものがあったのかもしれないなどとも思ったりする。ともあれ、その突然の死にはけっこう驚いているところだ。最近の加藤和彦といえば、再結成フォーク・クルセダーズは聴いたが、再々結成サディスティック・ミカ・バンド(木村カエラの方ね)や骨太ロックを指向したらしいVITAMIN-Qは未だ聴いていない。彼への追悼もかねてこれらのアルバムでも聴いてみようか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベスト・オブ・007 Vol.4

2009年10月16日 23時59分06秒 | サウンドトラック
 ここからはデビッド・アーノルド時代に入る。ピアーズ・ブロスナンのジェームス・ボンドとアシッドで重厚、そしてバリーへのオマージュに充ち満ちていたアーノルドの音楽は実にマッチして、またたくまにバリーの後継者の地位を確立してしまったと思う。一方、ダニエル・クレイグにボンドがスウィッチすると、007シリーズ自体がリセットされてしまったため、バリーのオマージュ、あるいはバリー風なところは大幅に後退して、よりアーノルドの素が出た、ギラギラとしてアシッドな雰囲気のテクノ、あるいはアンビエント風な音楽が以前にも増して濃厚になってくる。この第4巻は、公開前だったこともあり「慰めの報酬」からの音楽は入っていないけれど、そこからの何曲をここに付け足せば、そのあたりの変化がより明確になるんではないだろうか。

<トゥモロー・ネバー・ダイ>
01.White Knight
02.Tomorrow Never Dies
03.Paris And Bond
04.Backseat Driver
05.Surrender

<ワールド・イズ・ノット・イナフ>
06.Show Me The Money
07.Come In 007, Your Time Is Up
08.The World Is Not Enough
09.Elektra's Theme

<ダイ・アナザー・デイ >
10.On The Beach
11.Hovercraft Chase
12.Die Another Day
13.James Bond Theme (Bond Vs. Oakenfold)
14.Going Down Together

<カジノ・ロワイヤル>
15.African Rundown
16.You Know My Name
17.Vesper
18.Death Of A Vesper
19.The Name's Bond... James Bond
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県住宅供給公社の本拠、通称「本千葉ビル」解体へ 

2009年10月15日 23時50分36秒 | others
 京成千葉中央駅の並びにある千葉住宅供給公社本千葉ビル、通称「本千葉ビル」は、学生時代から私にとって馴染み深い場所である。本千葉ビルの地下といえば、その昔から幅1メートルくらい通路に居酒屋やスナックなどがずらりと並ぶ飲食店街になっていて、昭和の頃から安サラリーマンには馴染みの場所だったし、私も何度かそこで鯨飲したこともある(養老の滝とあったな-笑)。だが、私にとって馴染みがあるのはこの飲食店街ではなく1階、つまり路上に店を構えていたディスクユニオンの方である。初めて赴いたのは確か中学時代だったハズだが、以来、実質的に千葉県内で大量の輸入盤、中古盤が購入できる唯一のショップとして、ずいぶんあしげく通ったものだった。

 ところが半年前くらいにこのディスクユニオンは他の場所に移転してしまい、ここにくることもめっきり少なくなってしまったのだが、本日、別の用件で京成中央駅で下車することになり、付近を歩いてみたところ、同じく店を構えていた昭和40年代の香りがする宝石商、画廊、タバコ屋もみんな閉店して「45年間ありがとう」みたいな挨拶書きがシャッターに張ってあ、まるで廃墟のような佇まいを発見、「あぁ、ついにこのビルも丸ごとスクラップになるんだな」と感じ、一枚パチリとした次第である。人によっては「ひとつの昭和の終わり」と感じる向きもあるだろうと思う。そーいえば、新しいディスクユニオンには未だ一度も行ってない、どこにあるのだろう?。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1237255018
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベスト・オブ・007 Vol.3

2009年10月14日 23時17分10秒 | サウンドトラック
 ロジャー・ムーア後期からティモシー・ダルトン第一作までは3作はジョン・バリーが担当、この時期は監督もジョン・グレンに固定していたし、007シリーズとしては長期安定路線だったと思う。音楽面では「オクトパシー」の主題歌「All Time High」が「Nobody Does It Better」に匹敵する名バラードで印象的。重厚な「消されたライセンス」の音楽はエリック・ケイメン、一方、ピアース・プロスナンにチェンジした「ゴールデンアイ」はエリック・セラが軽快な音楽をつけてかなり目先をあれこれ変えている印象だ。で、次は御大ジョン・バリーが復帰かな....と予想させたところで、新鋭デビッド・アーノルドの登場とあいなり、以降、着々とジョン・バリーの後継者となっていくのは周知の通りだけれど、思えば、「オクトパシー」と「リビング・デイライツ」はバリー最終時期の傑作だった訳だ。



<オクトパシー>
01.All Time High
02.Bond Meets Octopussy
03.The Palace Fight - James Bond Theme

<美しき獲物たち>
04.A View To A Kill
05.Wine With Stacey (a View To a Kill)
06.Golden Gate Fight

<リビング・デイライツ>
07.The Living Daylights
08.Necros Attacks
09.Into Vienna
10.Where Has Everybody Gone?
11.Alternate End Titles

<消されたライセンス>
12.Licence To Kill
13.Licence Revoked

<ゴールデンアイ>
14.The Goldeneye Overture
15.Goldeneye
16.A Pleasant Drive In St. Petersburg
17.For Ever,James
18.The Experience Of Love
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベスト・オブ・007 Vol.2

2009年10月13日 23時16分49秒 | サウンドトラック
 第2巻はロジャー・ムーア時代前期~中期くらいの作品集。こうしてみると、この時期はレギュラーのジョン・バリーと一作おきにジョージ・マーティン(死ぬのは奴らだ)、マービン・ハムリッシュ(私を愛したスパイ)やビル・コンティ(ユア・アイズ・オンリー)が登場して音楽的に新味を出そうしているのがよくわかる。もちろん、バリーの音楽は悪くはなく、正調007シリーズの音楽として堅実そのものだが、やはりこの時期の作品といえば、映画自体もそうだが「私を愛したスパイ」のこれまでの007とはいささか毛色の変わったメロウでムーディ、そして華やいだムードがやはり印象に残る。なにしろ「Nobody Does It Better」が極めつけだ。

<死ぬのは奴らだ>
01.James Bond Theme
02.Live And Let Die (Main Title)
03.Bond Meets Solitaire

<黄金銃を持つ男>
04.Main Title/The Man With the Golden Gun
05.Goodnight Goodnight
06.End Title/The Man With the Golden Gun

<私を愛したスパイ>
07.Bond 77 (James Bond Theme)
08.Nobody Does It Better
09.Ride To Atlantis
10.The Tanker
11.End Titles - Nobody Does It Better

<ムーンレイカー>
12.Moonraker - Main Title
13.Space Lazer Battle
14.Moonraker - End Title

<ユア・アイズ・オンリー>
15.For Your Eyes Only
16.Runaway
17.The P.M. Gets the Bird/For Your Eyes Only (reprise)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベスト・オブ・007 Vol.1

2009年10月12日 23時15分51秒 | サウンドトラック
 昨年の冬くらいだったか、カーステレオ用に007シリーズの音楽をCD四枚にまとめたコンビレーションを作った。前のカーステレオと比べると音は貧弱だが、ハードディスクを内蔵しているので、あれこれライブラリ化したもののひとつだったという訳だ。007シリーズといえば、主題曲を集めたコンピレーションは沢山あるが、もう少し映画の雰囲気を伝える曲も聴きたい....という頃合いのベスト盤が存在しない以上、自分で作ってしまえというところである(笑)。今回のはiTunesで適当に「らしい曲」を選んで4枚に割り振っただけだから、まぁ、パイロット版といったところだが、作ったまま放置してあったこのコンピレーション、聴いてみるとけっこうそれぞれの映画が走馬燈してきて楽しい。第一巻はショーンコネリー時代のものをまとめたもので、「Dr. No - Suite」はプラハ・フィルによるスコア版で、オリジナル・サントラに混じってもこういうを入れられるところが、私家盤の楽しいところ。ちなみに「007は二度死ぬ」の曲がけっこう多いのは自分の趣味が出たといったところだろうか。忘れないうちにリストアップしておこう。

<ドクター・ノオ>
01.James Bond Theme
02.Kingston Calypso
03.Dr. No - Suite

<ロシアより愛をこめて>
04.Opening Titles: James Bond Is Back - From Russia With Love - James Bond Theme
05.007 Takes The Lektor
06.From Russia With Love

<ゴールドフィンガー>
07.Into Miami
08.Main Title - Goldfinger
09.Dawn Raid On Fort Knox
10.The Death Of Goldfinger - End Titles

<サンダーボール作戦>
11.Thunderball - Main Title
12.Mr. Kiss Kiss Bang Bang

<007は二度死ぬ>
13.Capsule in Space
14.You Only Live Twice
15.Twice is the Only Way to Live
16.Bond Averts World War Three
17.You Only Live Twice - End Title

<女王陛下の007>
18.We Have All the Time In the World (Instrumental)
19.This Never Happened To the Other Fellow
20.Bond Meets the Girls
21.We Have All the Time In the World

<ダイヤモンドは永遠に>
22.Diamonds Are Forever
23.To Hell With Blofeld
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sigma DP2 (デジタルカメラ)

2009年10月11日 23時43分41秒 | PC+AUDIO
 パナソニックのLUMIX DMC-LX3、リコーのGR DIGITAL IIと続いた、この「オレ的デジタル物欲期パート3」の第三弾がこれ。やはり購入してしまったという感じだが(笑)、先日も書いたとおり、こういう物欲厨になるともう購入するまで気が収まらないからやっかいだ。そういえば、昨年の今頃はAppleTVからiTunesライブラリの構築を開始(そういえば最近この作業もとんとご無沙汰だな-笑)、そして中国製D/Aコンバータ、光ケーブルあれこれ、アップコンと立て続けに購入していたけれど、秋口から冬にかけては、食欲の他にも物欲が増大するのだろうか。

 私のはカメラの世界にはとんと疎いのだが、シグマというの元々レンズのメーカーで、デジカメはこれまで一眼などを作っていたらしいのだが、DP2の先行機にあたるDP1はデジタ一眼に搭載するAPS-Cサイズの大きなCCDを搭載して、コンパクト機らしからぬ写真が撮れるということで、知る人ぞ知る機種だった。このDP2はそれに続く機種で、操作系がリファインられた他、DP1のような広角レンズではなく、比較的標準に近いレンズが搭載されことが特徴だという。私はこのいかにも「一眼に肉薄するハイスペックだがコンパクト」、そして「虚飾を排したハードボルドなデザイン」に惹かれて購入してきた訳である。

 さて、自宅に届いたのは9月末くらいで、一度手にとってあれこれいじくった後は目に見える位置においてはあるのだが、さっぱりといじくっていない、バックに入れて持ち歩いているLUMIX DMC-LX3はそこそこ使ってはいるのだが、GR DIGITAL IIもこれも放置状態である。この3連休などいい機会だから、車で近くの多少遠出して、紅葉の風景でも撮ってこようかなどと思っていたのだが....家でウダウダして終わってしまった。せっかく購入したデジカメ3台で、オレは何をしようと思ってたのか?。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FFXI モンク Lv15>>>Lv62

2009年10月10日 21時21分40秒 | GAME
からくり士用にとせっかくメリポで格闘スキルを8段階上げたことではあるし、いくつかの装備の使い回しもできるから....と、ほとんど気まぐれで、前回の記事からしばらくしての9月23日からモンクを上げはじめました。戦ナ、赤白、青黒と一年に2ジョブずつカンストさせてきたことからすれば、本年はさしずめソロ・ジョブでからくり士と獣使いをカンストかな?という密かな目論みもあった訳ですが、-まぁ、楽しくはありましたが-さすがにからくり士でやったFoV行脚をもう一度....というのもさすがにしんどく(笑)、久しぶりにパーティーでレベル上げしたいという気持ちも強くなってきたところでもあり、はじめてみた訳です。

 さて、モンクですが3年ほど前に、Lv15にしてありましたので、そこからの再開になりました。今回はソロでFoVもけっこうやるつもりでしたが、各地を回る通常レベル上げにもあれこれと誘われて、FoVはあくまでも空き時間を埋めるようなパターンでやる感じで、クフィム、お馴染みの狩り場、クフィム、ソロムグ、要塞などをやって一週間後にはLv40、二週間後にはLv56と快調なペースで上がっていきました。またLv50以降は前回もちと話題にしたMMMに参加することも多く、ここは難度の高いダンジョンをクリアすると経験値も「おいしい」ので、ここ数日はもっぱらMMMを主催して(40代後半くらいになるとあんまり誘われないジョブになっちゃうのね、モンクは-笑)、Lvもずんずんと上がって本日Lv62に到達です。

 まぁ、格闘ジョブということで、あらかたの道はつい先日からくり士で通ってきましたから、特に目新しいところはありませんし、オートマトンを扱わないでいい分、操作はシンプルそのものです。ただ、専門職だけあってさすがにからくり士とは違って単体で十分強いですね。中盤くらいまではそうでもないですが、空鳴拳覚えるLv50くらいからかなりガシガシ削る感じで楽しかったです。ただ、MMMだと槍持ちの竜、戦、侍、あと弓持ちの狩さんにはかないませんけど....(笑)。ともあれ、このままLv75間で行ってしまいましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする