Blogout

音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

鳩山首相辞任

2010年06月02日 22時44分09秒 | others
 昨夜は続投の気配の報道がなされていたが、今朝早々に鳩山首相そして小沢幹事長の辞任が発表された。タイミングとしてはいささか遅きに失した感もあるが、-例えそれが表向きの措置にせよ-、政治と金の問題で取り沙汰される小沢幹事長、そして小林議員も道連れにしたのは、最後の最後で見せた首相という役職らしい懸命な判断だったと思う(おかげで「クリーンな民主党に戻したい」という意図がある程度説得力があったのは確かだと思う)。
 しかし、どうしてこれを途中で出来なかったのか、小沢氏の政治と金の問題が噴出した例えば2,3月あたりにこの決断をしていれば、民主党もここまで深傷を負うこともなかっただろうにと、既に民主党支持者ではない私ですら、なんとも惜しまれるところである(もっとも、なんということもない、私が民主党を見限った偽メール事件のグデグデさが、今回も全開だったともいえるのだが…)。

 結局、政治に特効薬などない…ということか。すべからく「オレたちがやれば明日からバラ色の毎日」如き調子で(あのノー天気なガソリン値下げ隊のバカ騒ぎとか、一体なんだったのか)、全方位に大風呂敷を広げ、一般大衆の刹那的な期待をあまりに煽りすぎたのが一番の原因だと思う。普天間問題しかり、金と政治問題しかり、あと天下り問題、地方分権、様々なばらまき施策などもしかりである。
 結局この政権は、埋蔵金が全て象徴していたといったらいい過ぎだろうか。ほとんど根拠のない楽観的な見通しでもって、花火をぶち上げてはみたものの、いざ手がけてみたら、政治システムは複雑、役人に壁も厚い、そして様々なしがらみの前に、なすすべもないほどに無理だった…結局、その程度のノリで言い始めたことだったのではないか。そして、うまくいかなくなると、役人張りのレトリックで無謬性をふりまわし「オレたちは悪くない、悪いのは××だ!」の連発、これでは見限られるのも必定であろう。

 政治で理想を語るのはいい。しかし、政治は清濁まみれた現実的対処療法という側面があるのも事実であり、この点についていえば、自民党はあまりに現実的対処療法に安住し過ぎていたが、民主党の場合、それあまりに軽視した結果、結局はそれに足を絡め取られ、右往左往しつつ今回の事態に至ったとのだと思う。
 さて、今回の事態だが、当然の如く昨年の今頃のことを思い出させる。昨年は首脳陣の辞任により、民主党の不評はリセットとなり、まさに起死回生の策となったのは記憶に新しい。昨年の「辞任後支持率アップ」を今回もその再現を狙ってるのは間違いないところだ。どうやら後任は菅直人氏の線が濃厚そうだが、それでは予定調和っぼくて苦しい気がする。さて、これで「昨年の夢よ、再び!」になるのだろうか?。
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バリスタ・ステンレス製ドリップ・ポット(1.1L) H-996

2010年02月21日 12時14分39秒 | others
 私はほとんど中毒といっていいくらいにコーヒーをがぶ飲みする人で、朝はコーヒーがないと目が覚めないし、出張先では目的地よりまず先にドトールやBecks探すとか(笑)、とにかくコーヒーがないと生きていけない人なので(きっと、信じてもらえないだろうが、酒やタバコはなくてもなんとか生きていける-笑)、今日みたいな休日だと自宅で、朝起きて寝るまでに、気がついてみると10杯近く飲んでいたなどということも珍しくない。ちなみに愛用の豆はもっぱら、大分前にも書いたが、焙煎の深くコクと苦みがたっぷりものが多い炭火コーヒー。ドトールで200gの袋などすぐに使い切ってしまうので、最近は二袋くらいストックしているのだが、油断すると「あー、飲むコーヒーがねーーーー」みたいなことになってしまう(笑)。実は昨日も買い物から帰って来た直後に、自宅に豆のストックがほとんどないことに気がつき、もう一度、わざわざ車を出して珈琲館まで赴き、炭火コーヒー(ここの炭火もけっこううまい)買ってきたくらいなのである。

 さて、私はここ数年自宅でドリップする時は、カリタ社製の細口型ホーローポット(1L)を使っていたのだが、ここ数日、さすがに当方の酷使に耐えかねたのか、底が錆びて水がポタポタと漏れるようになってしまった。買い直さないといけないな....と思ってはいたところでもあり、先の豆を買い込んできた後に、「そうだ、こっちも忘れないうちに....」ということで、おもむろにネットで検索して見つけたのがこれである。実は前と同じものを買い直す気でいたのだが、あれは小型ゆえにガス・コンロでの座りが悪く、うっかり倒すこと数知れずという状態だったので、もう少し底面の広いものないかなと思って探していたら見つかったのである。1880円という値段もうれしいし、もうこれしかないという感じでアマゾンでポチっとしたのだが、先ほど届いて、今し方早速使ってみたところだ。ご覧のような形状だからコンロの上での安定性抜群、注ぎ口の細さも頃合いだ。あと、何気にうれしくなったのは、持つときにミトンいらず、傾けてもフタがはずれないという点。これは大きい。そんな訳で、「一人前のコーヒーをドリップするならこれだ」的な逸品。
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スパコンはダメでもマジコンはいいのか

2009年12月29日 23時59分00秒 | others
 なにげにツイッターがブームである。こうしたミニブログに限らず、ネットには自分の感動や想い、鬱憤や愚痴、欲求不満、食べた物、行ったところ、購入した物などを外に向かって吐き出して、なにがしかに欲求不満を解消したい人で一杯だ(いうまでもなく、私もそのひとりであるが)。あわよくば、誰かがコメントでつけてくれて、そこから新たなコミュニケーションにでも発展すれば、それはそれで素晴らしい....きっと、そんなところなのだろう。
 そんな中、こうした外部に対して何を発信するのに圧倒的に敷居の低い「つぶやきメディア」に乗って、民主党の蓮舫議員がちょっとしたポカをやった。ツイッター上で「DS『イナズマイレブン2』の改造コードの入れ方をどなたかご存知ですか? 私にはさっぱり…」と発言したのだ。要するに彼女は息子にマジコンを買い与えており(12歳らしいから自分でマジコンを購入したとは考えにくい)、母親である彼女は、この限りなく黒に近いキカイの違法性も自覚せず、実におおらかにその「やり方」を質問してしまったという訳だ(笑うしかねー)。

 いや、これ自体、別段たいした問題でもないとは思うのだが、世の中には一見ご立派そうな大人でも、「著作権」の概念を知ってか知らずか、ファイル共有ソフトでを使ってさまざまなソフトをダウンロードしたり、誰かに音楽CDだのパソコン・ソフトをコピーしてもらうことなどに、何ら良心の呵責も感じないどころか、人の創造物である著作物に対して、その対価として金を払うというごく当然のことを、「そんなものに金払うのは損でしょ」みたいに考えかねない連中が、-そこらにいる市井の民ならいざしらず-実は国会議員のような人達の中にもいる....ということを物語っている出来事だと思う(まぁ、自分もあんま人のことあれこれいえるほど、ご大層な人間ではないのだが-笑)。
 ちなみに、この秀逸なタイトルは、残念ながら私の考えたものではない。このニュースを知り、遡って読んだ某巨大匿名掲示板群からのものである。子供にマジコンを使わせているような人が、いくら正論をいったところで、まるで説得力がない....といったところであろう。ノーブレス・オブリージュという言葉は、どうやら、期待の民主党の人たちにも無縁のようである。
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鳩山政権の3ヶ月

2009年12月28日 22時58分56秒 | others
 先日で鳩山政権も100日を経過、この100日を目安に新政権に対する多少の迷走や混乱も大目にみてあげる時期が過ぎたなどという話もよく聞く(ハネムーン期間というヤツね)、確かに当初ほとんど偏向しているとしかいいようがないくらい民主党擁護的スタンスで突っ走っていたマスコミもこのところ、一斉に批判の勢いを強めているような気がしないでもない(もっともテレビのワイドショー・レベルだと、民主党に対しほとんど盲目的な擁護をする出演者を集めて、依然として民主アクティブ・キャンペーンをしているような話も聞くが....)。いずれにしても、前回の選挙で民主党に一票投じた人たちは、今の民主鳩山政権をどうように評価しているのだろう?、興味あるところである。

 個人的な意見を言わせてもらえば、たいへん申し訳ないが、「うーん、だめだね、こりゃ」という感じだろうか。新聞その他の報道を信じる限り、とにかく鳩山首相のする発言のブレ方は尋常ではない。まさかここまで大事になるとは私自身思ってもいなかったが、沖縄基地の移転問題で二転三転した首相の発言など(今日現在でもブレているから笑える)、本年冒頭の麻生首相の給付金を貰う貰わないで大騒ぎした問題などとは、スケールにおいても、その内外へのネガティブな影響度といった点でも、比較にならない壮大なブレ方であったと云わざるを得ない。中国の要人と天皇陛下の会見を無理矢理実現したとされるプロセスも大きな物議を醸し出したし、いわずもがなの国債発行、鳩山首相の脱税問題などがいよいよ大問題化していることなどはもそうだが、まずなにより当初派手にぶち上げたマニフェストがあちこち頓挫している-少なくとも実現する気配が感じられない-のが大きな減点だ。もちろん、たかが100日で何ができるという寛大な見方もできるだろうし、自民のツケなどという他力本願な言い方もあるだろうが、なにしろ100日経って目に見えて成功したのが、あのあからさまな「政治ショー」としかいいようがない、事業仕分けだけというのでは、どう好意的にみても「お寒いかぎり」としかいいようがないのではないか。

 いずれにしても、今の民主政権は結局のところ「現実的対応」を余儀なくされ、かつて振り回していたマニフェストに代表される理想主義に足を絡めとられてしまっていると思う。このまま現実路線を突っ走れば、つまるところ自民化したと批判を浴びるのは必定であるし、理想主義を貫こうとすれば様々な矛盾が噴出してくるのもまた分かり切ったことである。難しいところであろう。ともあれ、あれほど舌鋒鋭く自民批判をしていた鳩山首相自らが、政治資金その他の問題で、かつてした自らの発言に足を絡め取られてしまい、マスコミから袋だたきにあってあっている哀れな姿をみると、かつて偽メール事件で自滅したあのグデグデなプロセスをどうしても思い出してしまい、「やっぱ、この人達ったら、いつも口先だけで、やっぱだめじゃん」とか、つい思ってしまうのだ。ともあれ、今の政権は民主党にあり、こちらには少なくとも夏までは政権選択の手段もない訳だがら、しばらくはせいぜい生ぬるく民主党を応援していくとしたい。



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BlogOut in 千葉市中央区

2009年12月07日 22時14分17秒 | others

 今日は仕事で千葉市中央区にいってきた。中央区といえば千葉県庁が鎮座するある意味文字通り千葉のどまんなかではあるが、私の赴いたところはそんな公官庁でもビジネス・オフィスでもなく、そのあたりからしばらく歩いたところにある教育施設である。このあたりは地名でいうと亥鼻とか葛城と呼ばれる場所で、千葉城、文化会館、千葉医大、千葉高校、青葉の森公園といった大きめの施設が点在している住宅地である。

  もっとも、住宅地とはいってもかなり古いエリアなので、車一台が通るがやっとのような狭い道が、やたらくねくねとまるで迷路のように錯綜していて、初めてきたら迷子になること必至という感じである(笑)。私は子供の頃にこういう住宅地に住んでいたので、冬とはいえ小春日和のような本日の午後、けっこうのんびりと歩いていると昭和30年代にタイムスリップしたような妙に懐かしい気分になった(もちろん新しく経ったマンションだの一戸建ても沢山ある、こちらの気分の問題)。

  ついでにいうと、このあたりは昔よく来たことがあり、目的地に向かってぶらぶら歩るいていると、「昔よく止めた駐車場は、確かこのあたりだったよな。」とか「あぁ、この喫茶店はまだあるんだな」とかいろいろ思い出してしまった。ちなみに下の写真は高徳寺というお寺で、中に入ったことにどもちろんないのだが、大昔に前を通った時、「ここはどんないわれがあるお寺なのだろう??」と、そういえばぼんやり考えたことあったよな....なんて思い出して、思わずパチリとした具合。

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千葉県住宅供給公社の本拠、通称「本千葉ビル」解体へ 

2009年10月15日 23時50分36秒 | others
 京成千葉中央駅の並びにある千葉住宅供給公社本千葉ビル、通称「本千葉ビル」は、学生時代から私にとって馴染み深い場所である。本千葉ビルの地下といえば、その昔から幅1メートルくらい通路に居酒屋やスナックなどがずらりと並ぶ飲食店街になっていて、昭和の頃から安サラリーマンには馴染みの場所だったし、私も何度かそこで鯨飲したこともある(養老の滝とあったな-笑)。だが、私にとって馴染みがあるのはこの飲食店街ではなく1階、つまり路上に店を構えていたディスクユニオンの方である。初めて赴いたのは確か中学時代だったハズだが、以来、実質的に千葉県内で大量の輸入盤、中古盤が購入できる唯一のショップとして、ずいぶんあしげく通ったものだった。

 ところが半年前くらいにこのディスクユニオンは他の場所に移転してしまい、ここにくることもめっきり少なくなってしまったのだが、本日、別の用件で京成中央駅で下車することになり、付近を歩いてみたところ、同じく店を構えていた昭和40年代の香りがする宝石商、画廊、タバコ屋もみんな閉店して「45年間ありがとう」みたいな挨拶書きがシャッターに張ってあ、まるで廃墟のような佇まいを発見、「あぁ、ついにこのビルも丸ごとスクラップになるんだな」と感じ、一枚パチリとした次第である。人によっては「ひとつの昭和の終わり」と感じる向きもあるだろうと思う。そーいえば、新しいディスクユニオンには未だ一度も行ってない、どこにあるのだろう?。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1237255018
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台風の後

2009年10月08日 23時23分25秒 | others
 大型の台風18号が日本各地に様々な影響をもたらしているようだけれど、私の住んでいる関東にもっとも接近したのが本日の昼前くらいだった。こういう日であれば、下手に外にでるより、コンクリートの要塞に守られてオフィス内で事務作業でもしているのが一番なのだが、私といえば船橋市内の飯山満というところに赴く予定が入っていた。仕事とはいえ、なんとも不運である。11時くらいに職場を出たのだが、まさに台風まっただ中だったのだろう。雨は大したことなかったが、なにしろ風がすさまじい(当たり前か-笑)、体重過多な私でさえ飛ばされそうである。

 おまけにこの風のせいで軒並みJRは運休。私が乗る予定になっていた京成はなんとか運転を続けていたせいで、その乗客が大挙してそちらに押しかけたのと、いつもの昼間なら割と閑散としている京成のホームも人が今日ばかりは人がびっしり、電車内はすし詰め状態という有様であった。間引き運転をしているせいもあって、電車は不断に止まり、いつもなら15分くらい付いてしまう津田沼駅まで1時間はかかるという、ほとんど最悪なパターンにはまってしまった。目的地まで実に2時間くらいかかったのではないだろうか、結局昼飯は食べれずじまいで、そのまま仕事に突入し、帰途についたのは3時半くらいだったように思う。外に出てみると、風はあいかわらず凄い勢いだったが、空はすっかり晴れ上がっていた。

 ちなみに、写真は帰り道、東葉高速の飯山満駅から空をとったものである。飯山満駅は数年前から何度か訪れているが、いろいろな理由で駅前の開発が止まっていたらしく、飯山満駅前といえば一面沼沢地みたいなイメージしかなかったが、最近、ようやく開発も再開されたようで、多少駅前も整備されてきたようだ。とはいっても、相変わらず駅前に何もないというロケーションは同じなので、この通り駅前にいながら、まるごと空の写真がとれたりする(笑)。ちなみにこの駅、みーすけという野良猫がたまに駅の付近に顔をだすのが名物になっているらしいが、私はまだ一度も遭遇したことがない。
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BlogOut in 佐原

2009年10月05日 23時50分02秒 | others
 本日、仕事で佐原というところに行ってきた。千葉から成田線で1時間ちょいくらいのところである。私は生まれも育ちも千葉県なので、佐原という場所は昔からそこそこ馴染みがある。まずは自分が小学生だった頃(まさに「20世紀少年」のあの時代である)、高学年になると行われる校外学習というと、私が住んでいるエリアでは佐原というのが定番の場所であった。国中を踏破して発の日本地図を完成させた伊能忠敬にまつわる記念館だのなんだのを観て、午後からは香取神社というようなルートだったと思うが、とにかくそういうイベントがあった訳だし、20代になってからはひょんなことから、ご当地の花火大会の一端に関わることになったりして、かの地へは何度も赴くことになったのである。

 そういう佐原ではあるが、現在の駅前は光景は寂しい限りである。昔の記憶ではもう少し古き良き小さな観光地らしい多少華やいだムードもあったような気がするのだが、ご多分にもれず、ここでも駅前はシャッターストリート化してしまっていて、早めについたのでコーヒーでも飲もうと駅前をぶらついても、めぼしい店などほとんど絶滅してしまっている風情なのが寂しい。仕事でご一緒した人に聞くと、夏の名物だった花火大会も今では隣接する小見川という町の花火大会に吸収合併されてしまったようで、まさに昔日の面影はいずこ....という感じである。もっとも、大正三年に建てられた煉瓦造の旧三菱銀行のあたりは昔と変わらない感じもしたけれど....。まぁ、本日は雨が降ったりやんだりの曇天で、なんとなく寂しげな風情に拍車をかけていたのかな?。
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鳩山代表がどんな昼食しようと関係ないが

2009年09月10日 23時25分34秒 | others
 某巨大匿名掲示板軍でけっこう伸びているスレに、『【政治】 民主・鳩山代表、「一番安いランチでも1万円」の高級店で昼食…でも、マスコミはスルー?』というのがある。鳩山代表が最低予算一万円以上の高級日本料理店で昼食をとっていたことが判明したことからちょっとした騒ぎになっているようだ。中には「こいつも所詮ブルジョアじゃん」みたいないわゆる庶民感情に基づいた書き込みもあるのだが、おそらく本筋は「マスコミは麻生がバーに行ったら大騒ぎして、鳩山には何故黙っている」というものだろう。

 これについての個人的な意見を云わせてもらえば、高官や要職にある人達がどんな場所でどれほどの高い物を食おうが、それに文句つける気などさらさらない。むしろ、そういう人達は借金してでもそうした高級店に行ってもらって、多少なりとも内需拡大に貢献してもらいたいと思うくらいだ。そもそも高級店、高級品とはそういう人のためにあるものではないのか。それを「オレが何百円の昼飯くってるのにコイツらは....」というのは感情論としては分かるけれど、あんまり行きすぎると、すべからく「全てを平等に分け与えろ」みたいなヒステリックな原理主義なものになりかねない。そもそもこういう平等思想みたいなものを社会にシステムとして組み込んで、「人という生き物」がうまくいかなったことは既に歴史が証明しているではないか。

 おっと、話が横にそれた。先日、私は「民主党圧勝」のところで『夜どこで飯食ってそれがいくらだのといった些末な次元の問題や、言葉尻をあげつらってブレたブレたとうれしそうに取り上げていた、愚劣なテレビのワイドショーだのなんだので、是非とも大々的にとりあげていただきたいものである。建前にせよ、なんにせよ公正中立を謳い、不平等を糾弾するマスコミならば、そうするのが筋というもんだろう。』なんて、ずいぶんと偉そうに書いたけれど、今回の件などその公正中立、不平等という観点からすれば、まさに取り上げるに足る格好のネタとはいえまいか。

 ところが、某ニュースに出てきたのは、それとは別の『都内で映画「サマーウォーズ」を鑑賞。夫人と映画を見たあとは、「モスバーガー」で夕食を買った。連立協議の難航は、よほどの心労だったのか、つかぬ間の息抜きを楽しんだ。』というものだ。ずいぶんと同情的で好意的である。まさにお里が知れるとはこのことであろう。私はそういうマスコミの二枚舌に大きな違和感を覚えてしかたがない。
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二学期スタート

2009年09月01日 23時17分37秒 | others
 私の周りの小中高校では本日が2学期の開始である。仕事の関係でとある中学の始業式の会場にいることができたのだが、案の定、生徒さんたちは一様に気が重そうでブルー、覇気も活気ももまるでない顔をしている(笑)。そりゃー、そーだよな、一ヶ月半もお休みが続いたあと、学校に出てきて楽しい気分になれる訳もないのは当然だ。かすかに残った自分の記憶を思い出してみても、やり残した宿題だのなんだので、9月1日というのはヘビーな気分(当時はそういう言い方をした-笑)だったものだし、マーク・トウェインの「トムソーヤ」に出てくる夏休みの翌日の登校風景の場面だって、主人公はずいぶん落ち込んでいたものだ(もっともみんな顔をみると、やけに元気が出ちゃうんだけどね)。今も昔も休み明けなんてそんなものなのかもしれない。

 もっとも、ケータイが普及した最近では8月31日ともなると、「明日から学校、いきたくねー」的なブルーな気持ちに耐えかねた生徒が、ブログだの裏サイトだのに(これにTwitterが加わるのは時間の問題だろう)自分が気にくわない生徒の悪口だのを書き連ねてしまい、ほぼ時を同じくして書かれた生徒自身がそれを発見、ショックを受けて登校拒否....みたいな出来事が全国で頻発するらしい。
 なにしろインターネットの世界は先行した大人が既に十分に悪い見本を見せてしまったせいだろう、子供たちがやらかす罵倒もその情念の深さ、口汚さ、容赦のなさといった点では十分に悪質であるし、誰かが叩くと、書かれた人に直接利害のない生徒までおもしろがって一斉に叩くという、いわゆるフルボッコ的な構図もできやすいから、叩かれた方はそれこそ全世界を敵に回したように勘違いして、とんでもない絶望感に沈んでいく....というところか。

 今日訪れた学校でそんなトラブルが起きているのかどうか、生徒たちの顔を見ているだけではわからないけれど、おそらく大なり小なりそういうことは、今時どこの学校でもあることなのだろう。今時の中学生....などといっても、一年生くらいなら、まだまだ罪のない顔をしている。そんな顔、顔、顔をみながら、こういう生徒さんたちにも、場合によったら底知れぬ闇が広がっていたりするのか....と思うと、ちらっと暗い気になった。そんな今日の午前中であった。
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民主圧勝、政権交代へ

2009年08月30日 23時32分52秒 | others
 私は現在こそ自民党支持の保守的な人間だが、結党時の民主党についてはけっこうなファンであった。ただし、あれだけマスコミの応援を受けながら、ついぞ政権をとれる気配がなく、ひたすら運営が迷走し続け、無様なアクシデントが何度も続いた挙げ句、例のメール事件の時あたりをピークにして、「もう、こんな稚拙な連中に政権などまかせられるかぃ」と、最終的に見限ってしまったのであった。なので、今回の結果は多少はニヤリとするところあるものの、前述のメール事件の時とか、近いところでは西松献金の時みたいな、日頃自民を責め立てている時のご立派な筋論とは全く裏腹な対応をみていると、「どーせグデグデになって信用落とすのが関の山じゃねーの?」ってな、期待するだけ無駄的な諦め感の方が強い。

 とはいえ、どこかの某元総理ではないが、かの政党は政権とるために選挙前にずいぶんとおいしいことを沢山並べていったのだから、これをいったいどんなマジックで実現するのか?。また、今後すぐに目白押しの政治日程をさしあたってどう切り抜けるのか?。これまで予算をどう処理するのか?。ネックであろう外交、防衛、憲法問題が顕在化したら?。ついでに、かつての社会党なみに反対のため反対をしてきた民主に対する、あからさまな自民党の報復も始まること必定で(笑)、これらもろもろひっくるめて、今後一体どう政権運営をしていくのだろう?。

 いずれにしても今回の結果は、「世論が民主を支持した」というより、明らかに「自民政治の閉塞状況を打破したい」という民意なのだろうと思うから、民主が例のグデグデをさらけ出したりすれば、なにしろこの国の「振れやすい民意」はすぐ変わるハズで、政権とったはいいが、いきなりあぶない綱渡りを強いられることになる訳だ。そのあたりけだし見物....などといっては失礼だが、まぁお手並み拝見といったところである。まぁ、個人的にはこれが政界再編成につながってくれたりすれば....と希望したりしているのだけれど。

 それにしても、安部政権以来の(福田総理時は除く-笑)、椿事件の再現の如きマスコミのネガティブ・キャンペーンは実にひどかった。あれが適正な報道だというのなら、どうか次の総理に対しても、漢字の読み間違いだの、夜どこで飯食ってそれがいくらだのといった次元の些末な問題や、言葉尻をあげつらってブレたブレたとうれしそうに取り上げていた、愚劣なテレビのワイドショーだのなんだので、是非とも大々的にとりあげていただきたいものである。建前にせよ、なんにせよ公正中立を謳い、不平等を糾弾するマスコミならば、そうするのが筋というもんだろう。
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BlogOut in 勝浦

2009年08月25日 23時32分21秒 | others
 本日、仕事で午後から勝浦市に行ってきた。昨今、勝浦といえば逮捕された酒井法子の別荘がある町として有名だ。私はその手のゴシップ記事にはほとんど関心がないので、よく知らないが、かの別荘でこの夫婦は相当に奇矯な行動をとっていて、付近ではけっこう有名だったらしい。地元の人に聞くと、事件以来、この別荘を物見遊山で見に来る出歯亀は、後を絶えないとのことだ。最近、私がよく出没しているTwitterなど、現地ルポみたいな書き込みが一杯あったようだし、くだんの別荘はネット出歯亀共にも格好の狩猟ポイントになっているようだ....などと、この別荘を見に来た訳ではないのに、ひとしきり地元の担当の人とこの話で盛り上がってしまう私も存外出歯亀ということか(笑)。

 さて、この勝浦市、県内では海水浴などで夏はたいそう賑わう町なので、今日も駅前は観光客でさぞや盛況なことだろう....などと、なんとなく楽しみなような、でも鬱陶しいような気分で、勝浦駅で下車したのだが、豈(あに)図(はか)らんや、観光客だの、海水浴客などまばらもいいところ、実に閑散としたものだった。やはり、こういうところはお盆が終われば、夏も終わりということなのだろうか(そういえば20日には南房総市の白浜にもいったが、海岸通りはやはり閑散としたものだった)。今年は梅雨も明けたような明けないような、冷夏なようなそうでもないような、すっきりしない日々が続いたが、お盆が終わって、ここ数日ぐっと気温も下がり、エアコンなしでも平気なくらいだ。2009年の夏もそろそろ終わりである。
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46年前の日食

2009年07月22日 22時25分17秒 | others
 いろいろなところで話が出ているが、本日は46年ぶりに日本で皆既日食が観測できる日である。私はたまたま該当する時間帯に、ひょんなことから、千葉県内にある某小学校に居あわせることになった。あいにく関東では朝から雨天とあって、観測には最悪な天候だった訳だが、奇跡的にというべきか、僥倖とすべきなのか、とにかく11時くらいからにわかに天気が晴れ始めたのは幸いだった。おかげで学校の校庭には日食を観察する生徒があふれかえり、数百人の児童達が一斉に空を見上げる一大イベントが展開されたのであった。かくいう、私めもくだんの学校の先生から、日食観測(鑑賞?)用のサングラスを頂いたのを幸いに、空を見上げる一員に相成った訳だが、確かに太陽が三日月のように欠けるところからしばらく見ることができた。冒頭にも書いたが、実に46年ぶりだという。

 回りにいる同世代の数人と話をしたところ、46年前の皆既日食はみなほとんど記憶になかったようなのだが、私はかなり明確に覚えている。後にも書くが、皆既日食という現象そのものは視覚的にはあまり記憶にないものの、それにまつわるいろいろなことについて妙に鮮明に記憶していたりするのだ。ひょっとすると後天的に自分で作り上げてしまった記憶なのかもしれないが、とにかく暑い夏の昼、幼稚園の庭で、先生達がアルコールランプだか蝋燭だで、盛んにガラスの破片をあぶり、煤で真っ黒くしたガラスを作っていた光景は非常に鮮明だ。余りあぶり過ぎると割れるだの、手を切るから気をつけろだのと、けっこう悪戦苦闘してにわかサングラスを子供達のために製造していたんだろうけど、真夏の暑さの中、いい大人が一生懸命、ガラスを火にあぶっている光景は子供心にも、かなり異様なものに見えた、「これから何がはじまるんだ....」という非日常的なシュールさでもあったのかもしれない。ともあれ、うだるような暑さ、幼稚園の庭、ガラスの破片、炎、悪戦苦闘する先生という記憶の断片セットは、かなり強烈な記憶として残っている。

 ただ、そうした記憶の中、先生に一生懸命つくってもらったくだんのガラスで見た日食の光景そのものは、どういう訳かほとんど記憶にない。国木田独歩の「武蔵野」のラストではないが、人間の記憶などどのパーツが生き残るか、当の本人の思惑とは別のところにあることがよくわかる。ともあれ、次の皆既日食は四半世紀後だそうな、その時、オレは76歳くらいか、ぎりぎり間に合ったり....しないか(笑)。
 ちなみに現代の子供達は煤けたガラスで太陽など見ない、いや、積極的に見てはいけないのだそうだ。そこで登場するのが写真でご覧いただいたような、3Dムービーの時にかけるようなサングラスである。実際かけてみると、サングラスなどではなく太陽以外はまったく見えない非常に遮光性の高いもので、これなら目にも安心、それでも3分以上みてはいけないとかいろいろ注文がつくらしい。でも、こんな安心安全なメガネで見る日食より、煤けて手を切りそうなガラスで見た日食の方が、なんだか有難味があったよう感じるのは自分がオッサンになったせいだろうか。
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わからない9大理由

2009年05月29日 23時02分30秒 | others
 某巨大匿名掲示板によく出てくるテンプレのひとつに <わからない9大理由> というのがある。ハードウェア系の板などに、その場所の空気も読まずいきなり質問してくる輩などに当てつけのように現れるものだが、ヴァージョンアップを重ねてこうなったのか、いきなりこういうものが出来たのか、私には良く分からないが、何度読んでもありがちな「教えてクン(ちゃん)」のイタいところをついた、厳しいコメントの連打で思わず笑ってしまう。ひょっとすると、有名なものかもしれないので、引用する必要もないかもしれないが、以下の通りである。

1.読まない …説明書などを読まない。読む気などさらさらない。
2.調べない …過去スレ、ググるなど最低限の内容も自分で調べようとしない。
3.試さない …めんどくさいなどの理由で実行しない。する気もない。
4.覚えない …人から聞いて、楽して得た答えは身に付かないから、すぐに忘れる。
5.説明できない …何に困っているのか、第三者に正確に伝わる文章が書けない。
6.理解力が足りない …理解力以前の問題で理解しようとしない。
7.人を利用することしか頭にない …甘え根性でその場を乗り切ろうとする。
8.感謝しない …教えてもらって当たり前。事がすんだらさようなら。
9.逆切れする …自分の思うようにならないと逆切れする。

 私は人にものを教えたり、アドバイスしたりすることを生業としているので、こういう輩には慣れっ子になっているつもりだが、やはり自分自身の器の狭さなのだろう(笑)、たまにどうにもあきれ果ててしまうほどに上記項目にぴたりと一致する人にも出くわしたりする。そういう時、私は上記テンプレを読んで、しばし心を落ち着かせることにしているのだ(笑)。
 これは個人的な考えだが、人は何を誰かに何かを尋ねる時、たいてい人としての素性が明らかしてしまうものだと思う。例えば、質問や相談に応える人間を、たんに便利な道具としてかみていない人や回答してくれるのが当たり前だと思っている人は、表向き慇懃な口調であってもすぐにバレしてまうものだし、単に無邪気にあれこれ尋ねてくるだけで、そもそも覚える気も実行する気もない....という人は回答する方でもたいていそれが分かってしまい虚しいものなのだ。

 ともあれ、そういう人だと薄々分かっているのに、あれこれ説明するのはけっこう消耗するものだ。回りからは「そういうヤツにはもー適当でいいじゃん」とかいわれたりもするのだが、ついあれこれと余計なことまで説明してしまい、逆にストレスを増大させたりしてしまうのは私の悪いクセかもしれない(笑)。などと、自分だって、人にものを尋ねる時は案外上記項目にいくつも該当していたりするのだろうから、まぁ、偉そうなことなどいえる立場でもないのだが....。なんだか、このところ立て続けにそういう人への対応を余儀なくされたせいか、少々愚痴ってみた。
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花粉症2009

2009年04月03日 10時13分34秒 | others
 毎年、かかる花粉症。私の場合、症状はたいてい毎年同じだ、咳と喉の痛み、そして発熱と意識朦朧である。このひどい風邪のような症状があまりにしんどいので、今年は早めに薬をもらってきて、飲んではいたのだ。それが幸いしたのか、3月中はこのような症状はほとんどおこらず、「あぁ、良かったね」という感じだったのだが、その油断がまずかった。ここ数日薬が切れてしまっていだが、「まっ、いっか、今年はもう大丈夫、大丈夫」とばかりに放置していたら、案の定来てしまったのだ。

 まずは咳から始まった、そして喉がいがらっぽい、こうなると、この週末は一気に発熱と意識朦朧までいくような気がする。せっかくの貴重な週末なのになぁ....。ちなみに、職場や回りは花見で浮かれているが、私はそれどころではなくなってしまった(笑)。今夜も帰宅して、一応、録画していったクラシック番組(名古屋フィル定期)や音楽(エルガー)なども試聴してみたりもしたが、ちっとも楽しくない。やはり人間、健康が第一である。
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